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初心者の気持ちに戻ってステップアップ登山を計画してみた

 

4月から新年度。私は仕事よりも遊びの計画に夢中だ。

 

昨年、職場で2回目の富士登山を行ったので、今年はステップアップ登山をやろうと思う。

 

一方、自分自身は山歩きにそれほど情熱を燃やせなくなってきた時期にあり、何か新しい取り組みをしたほうが良いと思っていた。

 

私にとっての山歩きは、正直言って一人のほうが気楽なのだ。なのにわざわざ入門者チームを編成して登ろうとしているのには理由がある。これは私自身のチャレンジなのだ。

 

願わくば、参加者にはこれからひとりでも山に行くようになるくらいまで育って欲しい。そうしないと会を大きくできない。私ひとりではせいぜい数人しか引率することができない。これでは会の持続性に欠ける。

 

でもそこに至るには技術の向上や経験を重ねることよりも、その人が山に対してどのくらいの熱量を持てるかや、貴重な時間をどのくらい配分することができるか、といった生活環境の問題が大きい。遠出するにはお金だって結構かかるものだ。

 

私のような独身貴族は少数派であって、子育ての傍らにわざわざ時間を作って参加したり、家族の理解を得ながら時間を作って参加してくれるわけだから、気長にやろう。あくまでもレクリエーションである。

 

さて、私のほうで年間のスケジュールを立ててメンバーに共有した。最初は近場で、夏は大雪メインだ。

 

私のこれまでの経験から、北海道の山の美味しいとこ取りメニューにしてみた。独立峰ではなく、山脈の魅力を伝えたい。

 

それと残雪と春の訪れ、高山植物、そして紅葉と季節の移り変わりを体験してもらいたいと思う。

 

行き先
4月  三角山ー大倉山
  円山ー藻岩山
  室蘭岳
5月 塩谷丸山
  雌阿寒岳
  神居尻山
  アポイ岳
6月 オロフレ山
  徳舜瞥山
  余市岳
  夕張岳
7月 富良野岳
  旭岳
  赤岳・白雲岳
  雨竜沼湿原・南暑寒岳
8月 ニセイカウシュッペ山
  ニペソツ山
  トムラウシ山
9月 安足間岳
  旭岳
  黒岳

全部の会に参加できるメンバーはいないだろう。おそらく参加者ゼロで、私ひとりで行くことも多くなるだろう。

 

でもそれもいい。

 

私自身はこの計画に従って行動しようと思う。気分次第で晴れている山にアドリブで出かけるのを一時ストップして、今年は計画的にやってみよう。今はそんな気分だ。