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MTBを修理してもらった話

 

2015年に購入したビアンキのMTB KUMAがまもなく10年経とうとしている。

 

ずっとリアブレーキの利きが悪く、フロントだけに頼っていたものの、シーズンが明けた直後についにフロントブレーキも利かなくなった。これはだめだ。

 

そこで購入したショップに修理依頼をしたら「いったん預かります」とのこと。

 

そこは想定内だったので、地下鉄を利用して帰るつもりだった。しかしクレカ2枚しか持っておらず、現金も交通ICもない。あっ、詰んだ。結局その日は琴似駅から南郷13丁目まで12kmの道のりを歩いて帰った。

 

帰宅後しばらくしてから修理完了の電話を受ける。仕事が早い。

 

翌日、退勤後にJRで琴似駅へ。ショップへ引き取りに行き、12kmの道のりを自転車で帰った。すこぶる調子がよい。新車のときの感覚が蘇ってきた。(整備士の)彼はとてもいい仕事をしてくれた。日本でもこういうときにチップを渡したいと思うが、逆に困惑されるだろう。

 

ワイヤーとパッド、ついでにグリップも購入して交換してもらった。費用は1万3千円くらい。安いものだ。

 

スプロケやチェーンの交換も相談してみたが、よほど不具合を感じなければ推奨しないとのことだったので、それに従うことにした。

 

このMTBは購入時の価格が8万円くらいだったと思う。

 

自転車はシティサイクルでも悪くないけれど、比較的短命だ。先日のブログに書いたスマホもそうだが、寿命が短いものを短いサイクルで買い替えるのもありだと思う。

 

特に若い人は転勤や家族が増えて引っ越す可能性があるし、車を購入することで自転車に乗らなくなったり、野ざらしにして劣化したり、その他にも盗まれるリスクがあったりもする。

 

でも私の世代(50代)で自転車に乗り続けている人は、今後も長く乗り続けるのではないか。それならシティサイクルよりスペックが高くて、良い自転車を選ぶべきだと思う。

 

私の場合はすでに元は取った。認知判断能力が衰えるまで、もっともっと乗り続けよう。

 

ビアンキKUMA

フロントタイヤは購入時のもの。リアはがっつりパンクさせられてAmazonで購入して取り換えた。サイドスタンドやマッドガード、ヘッドライト、ワイヤーキー、ドリンクホルダー、これらすべてAmazonで購入した。95%シティユース、たまに近郊登山の足。