今回の日記は3回目の台北旅行記。やっぱり何度来ても台北は楽しいなということで、テーマをいくつかに絞って、その様子を中心にお伝えしていきます。
- ミッフィちゃん好きならマストスポット!八里文化公園(十三行文化公園)
- レンタサイクル「You Bike」が超便利な件
- 台北市内観光は手ぶらで。コインロッカー利用がおススメ!
- クオリティが高すぎてヤバい!台北のゲストハウスはココで決まり!中正紀念堂から近い「U inn」
- 九份を見下ろす基隆山からの夜景
- 台北三大夜市に行ってみた率直な感想
- ピーチの新千歳⇔桃園線について
以上についてザックリ書いていきます。
ミッフィちゃん好きならマストスポット!八里文化公園(米飛園區)(十三行文化公園)
相変わらず無計画なひとり旅。午前10時35分に新千歳空港を出発するピーチに乗って3度目の台湾を訪問します。
前日は会社の宴会で二日酔い気味。旅行当日の朝5時半に起きて、やっと荷物の準備と下調べに取り掛かります。この時点で完全にノープラン。これまでの海外渡航で一番ヤバい感じ。自宅を出発する7時45分までの僅か2時間で何とかすることに。
- Amazonのkindle unlimitedで台北関連の書籍をダウンロード(フライト中にどこへ行くか決める)
- 以前から気になっていたミッフィ(米飛)ちゃんがいる八里文化公園(十三行文化公園)と、miffy×2% CAFEの店舗情報を下調べ
この2つだけササっと済ませて機上の人に。14時には台北に到着です。
【悲報】すでに閉店していたグローバルモールのmiffy×2% CAFE
今は無きグローバルモールのmiffy ×2% CAFE跡地
桃園国際空港から台北駅へは、いつも國光客運の1819系統バスを利用しているのですが、今回は最近開業した桃園機場捷運線を利用。
その理由はA8「長庚醫院」駅直結のグローバルモール1階にあるはずの「miffy ×2% CAFE」に行くこと。ノープランながらも、ここには以前から行ってみたくって、朝から楽しみにしていました。
ところがグローバルモールの2階から1階に下りてみると、そこにいるはずのミッフィちゃんたちの姿を全く見かけません。
直感的に嫌な予感が、、、
「んっ?もしかして場所間違ってるのか?」とグーグル先生に訊いてみると、日本国内では通常表示されない、台湾版のウェブサイトが次々に上位表示されます。すると、
やっぱり「閉業」とのこと。いきなり残念、、、(涙)
仕方がないので再びMRTに乗って台北駅に移動し、今夜のお宿がある中世紀念堂へとぼとぼ向かうことに。
八里文化公園(十三行文化公園)で会えた等身大ミッフィちゃん
そして翌日。2週間前に利用したピーチの新千歳⇔仁川便での教訓を生かし、2日目の朝はゆっくり目のスタート。ちなみに、ピーチの新千歳⇔仁川間の深夜便に関しては、下記のエントリーをご覧ください。
【ピーチ初便】札幌(新千歳)ーソウル(仁川)線|こんな人にはやや不向き?いろんな課題をお教えします
さて、淡水から船で八里へ渡り、お目当ての八里文化公園(十三行文化公園)へ。台北市内は5月なのに30℃を超える暑さですが、八里から徒歩とYou bikeを駆使して何とか八里文化公園(米飛園區)に到着。
ここには等身大のミッフィちゃんが点在し、淡水のフィッシャーマンズワーフよりも、たくさんのミッフィちゃんに会うことが出来ます。
平日のお昼ということもあり、ほぼ無人。貸し切り状態で写真を撮りまくり。ミッフィちゃん好きなら是非訪れたいマストスポットへついに来ることが出来ました。ここへの行き方は、こちらの記事で詳しく紹介しています。
【悲報】台湾グローバルモール(桃園A8店)のmiffy × 2% CAFEが閉店。代わりにミッフィパーク(米飛兔園區)がある八里文化公園(十三行文化公園)への行き方を説明します
駐車場で地元のギャルに「米飛…」話しかけられますが、言葉が分からないので「我是日本人。」「I love MIFFY.」と答えると、「台北101の近くにもビッグミッフィがいるよ~」みたいなことを教えてくれました。
レンタサイクルに乗った中年のオッサンが「ミッフィが好きだ」なんて言ったら、日本のお嬢さん達なら普通白い目で見ますよ。うん、やっぱり台湾はいいな。
シェアバイク「You Bike」が超便利な件
今回、台北市内の移動に役に立ったのがコレ「You Bike」。中国本土の深圳市などでも良く見かけるレンタサイクルですね。
ここ台北市内でも、多くの人達が利用しているのを見かけます。
台北市内の移動はMRTとバスだけでも十分と思われるかもしれませんが、それだと今いる場所から、次に向かう場所へのプロセスが楽しめないんですよね。実際に自転車に乗って行動してみると、点と点が繋がって線になる実感があり、旅の深さがグッと深まります。
借りるまでの手続きが簡単で、1回の利用料も格安。そして旅行者にとって最も良いところは、返却場所に困らないところ。移動先の近くにあるキオスクに戻せばOK。
比較的キャッシュレスが進んでいない台湾ですが、You Bikeはキャッシュレスで借りられるので手間もかかりません。
こんな感じで市内をブラブラっと。
実は、ちょうど自転車での台湾一周を考えていたところ。今回、You Bikeを利用して台北市内を移動してみたことで、そのイメージもちょっとだけ掴めました。
台北市内観光は手ぶらで。コインロッカー利用がおススメ!
旅行に行くときはいつも荷物が少なめで、そもそもキャリーバッグすら持っていない私ですが、それでも長い時間の行動では肩や首回りに負担がかかりますよね。
不要な衣類など僅か1kgや2kg程度の重量でも、1日中背負って歩けばかなり疲れるもの。そのため、台北市内ではコインロッカーの利用がおススメです。
今回利用した小さなサイズの場合、朝10時に預けて夜23時に荷物を取り出したのですが、全部で100元程度。
コインロッカーはMRTの駅ならどこにでもあります。移動の都度利用する使い方もありかも。機動力がグッと上がりますよ。
クオリティが高すぎてヤバい。台北のゲストハウスはココで決まり!中正紀念堂から近い「U inn」
今回の旅でお世話になったのがココ。中世紀念堂から近い「U inn」というゲストハウス。清潔、快適、格安、フレンドリーと悪いところが全くない印象。
中世紀念堂からちょっと歩きますが、大通りに面しているので場所も分かりやすくて夜でも安心。バス停が近くにあるので士林夜市などにも直行できますし、You Bikeのキオスクも近所に。近所には飲食店やコンビニも多いので、沈没気味の長期滞在にも便利。
ここなら1ヶ月くらい滞在しても、まったく苦痛にならななぁ。私はリピ確実。今後台北に行くときは、迷わずここに泊まると思います。
九份を見下ろす基隆山からの夜景
九份へは今回の旅で3回目の訪問。つまり毎回来ています。ただし、今回の目的は九份老街ではなく、海側にある基隆山に登ること。それも夕方に登って九份の夜景を眺めるのが目的。
最初はガスがかかって山頂が見えなかったけれど、陽が沈むころには晴れて九份の街並みが一望できました。
心残りは望遠レンズを持っていなかったこと。最近は軽量化のために、24mmの単焦点パンケーキレンズしか持ち歩かないからねぇ。
でも、十分に満足。これで九份へはしばらく行くことはないかな。
基隆山の行き方については、こちらのエントリーで詳しく書きました。
【基隆山|台湾】九份を見下ろす360度の展望台に登ってみよう!
下山後はもちろん九份老街にも。各地に夜市が多い台湾ですが、やはり九份は独特の世界観があり、いい感じでレトロな雰囲気を出していますよね。
台北三大夜市に行ってみた率直な感想
南国は夜の観光がオモシロイ!どこの都市でもナイトマーケットが必ずあり、台北市内にもたくさんの夜市がありますよね。
今回は台北の3大夜市と言われている「士林夜市」「饒河街観光夜市」「寧夏夜市」を訪れてみました。観光客相手と揶揄される向きもあるでしょうが、いいの。旅行者だから。素直に楽しんでみましょう。
士林市場の美食區で居酒屋気分
士林夜市は、台北市内の夜市の中でも最も規模が大きいのが特徴。屋台で美味しそうなものを見つけては、ついつい購入して食べ歩きをしてしまいます。
でも、士林市場の地下には美食區があり、他の夜市にはないようなフードエリアになっています。屋台だけでは物足りない、ビール片手に食事をしたいという場合には便利。
画像付きの日本語メニューもあり、日本語で客引きする店員さんも多いですね。
私は飲食店でホールのスタッフから客引きされたら素直に入店するタイプ。自分も長年、飲食店で勤務していたからわかりますが、忙しかったら店員さんが客引きなんてしないもの。たいてい暇だからするの。と言うことは、待ち時間もないし空いているのでお話だって出来るんです。
フードコートなのでオープンな雰囲気なので、一人でも利用しやすいです。
寧夏夜市は目的が決まっているなら、最も利用しやすいかも
寧夏夜市は、士林夜市や饒河街観光夜市と比べると規模的にやや見劣りしますが、もちろん必要な要素は何でも揃っています。
入口から出口までの距離は比較的短いのですが、通りの中央両脇に屋台が立ち並び、さらに通りの両脇にもお店があるので、2往復してやっと全てのお店を見て歩けるんですよね。
台北駅からもっとも近くてコンパクトなので、何かの目的があって夜市を訪れるには、最も利用しやすいと思います。
例えば、今日は夜市で臭豆腐を食べたいみたいな、そういったニーズには最適かも。
それと雨の日。短い時間でサッと楽しみたい場合にもいいでしょうね。
そういう私も次回以降は、士林夜市の混雑に飛び込んでただブラブラするのなんてことはしないと思いますが、寧夏夜市にはきっとまた行くでしょう。そんな感じの夜市です。
饒河街観光夜市は食べ歩きには最もおススメ
最後にここ、饒河街観光夜市。MRT松山駅の1・2・5番出口至近にあり、「食」に関しては最も熱い印象を受ける夜市です。
日本人には士林夜市が最も有名ですが、饒河街観光夜市のほうが欧米人の観光客が多い印象。ガイドブックの「るるぶ台湾'20」を見ていると、士林夜市が4ページにわたって紹介されていますが、饒河街観光夜市と寧夏夜市はそれぞれ1ページずつ。そのため、ガイドブックを手にした人なら、士林夜市を優先して行っちゃいますよね。
でも、私が一つだけおススメするとしたら、やっぱり饒河街観光夜市かも。
松山駅側の入り口には、行列ができる胡椒餅のお店もあり、普通に美味しいんですよ。前歯が差し歯の私には、皮が固くてなかなか噛み切れないのがちょっと辛いところですが、、、汗
ウェブサイトやガイドブックでは、胡椒餅などのローカルフードに関して「地元で人気のお店はココ」「最も美味しいお店はココ」的な記事をよく見かけますが、よほどの食通でもなければ屋台で十分。短い旅行期間で、わざわざ行列ができるお店に行くのは非効率だと思うのは私だけ?
ピーチの新千歳⇔桃園線について
先日書いたソウルの記事で、ピーチの深夜便が辛いという話を書きました。
【ピーチ初便】札幌(新千歳)-ソウル(仁川)線|こんな人にはやや不向き?いろんな課題をお教えします
今回利用した新千歳ー桃園線もかなりつらい時間。出発は深夜3時。この後は6時までフライトがないので、事実上の最終便になります。
でもね、今回は前回の教訓を活かしました。
- 台北市内で23時過ぎまで遊び、空港での待ち時間をギリギリまで減らす。そのために、ゲストハウスに泊まって睡眠をしっかり取り、あまり朝早くから行動しない
- Fire HD 8 タブレットにkindle本をたくさんダウンロードし、1時間程度の暇つぶしが出来るようにする
これだけでかなり快適になりました。スマホで1時間も暇つぶしをするのは辛いけれど、Fire HD 8タブレットなら楽勝。今回はいつも持って行くFire 7ではないので画面が大きく見やすいですね。直前にkindle unlimitedにも契約したので、無料で読める本や雑誌も多く、かなり役に立ちました。
桃園国際空港には、プライオリティパスで利用できるPLAZA PREMIUM LOUNGEがあるので、出国後の時間つぶしも可能。生ビールを飲んでほろ酔いで搭乗すれば、機内で3時間くらいは爆睡できます。
と言うことで、今回はソウルに比べて疲労度が少なめ。弾丸旅行にもだいぶ慣れてきました。