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福島旅行記|土湯温泉「福うさぎ」宿泊と喜多方ラーメンの老舗「まこと食堂」

福うさぎ

 

こんにちは!コモ子@やまたび北海道(@ComocoHK)です。

 

今日の10日間日記は、福島県土湯温泉の話題。実は私、かなりの温泉好きなんですが、ブログでは韓国のチムジルバン以外ほとんど取り上げたことはありません。登山やマラソン、旅を趣味とする人ならきっと温泉も好きでしょうから、本来なら関連するコンテンツとしてもっと積極的に書いていくべきなのでしょうが、、、

 

仙台空港からレンタカーで福島県へ

ピーチ仙台

 

ピーチのセールで新千歳ー仙台往復チケットを入手したため、母と安達太良山磐梯山を登りに行こうと計画した6月中旬の週末。残念ながら、発達する低気圧の影響で雨と風が強まり、ただのドライブに終わってしまいました。

 

そんな中、拠点となる福島市周辺の宿を土湯温泉「福うさぎ」さんに決め、1泊することに。安達太良山に登って下山後に温泉に浸かり、翌日は早朝にチェックアウトをして磐梯山に向かう予定だったので素泊まりプラン。オフシーズンの日曜日ということもあって、じゃらんで2名1室5,700円という破格で利用させていただきましたが、その2~3倍くらい支払っても十分満足だと思うようなお宿。

 

雨が降って山に登ることが出来なかったので、結局は16時にチェックインを済ませ、翌朝7時にチェックアウトでゆっくりと過ごさせていただきました。

 

福うさぎ

 

実は、現地へ行くまで土湯温泉すら知らなかった私。ところが、福島市から車で30分程度で行ける立派な温泉街で、峠を越えれば猪苗代湖磐梯山、鶴ヶ城がある会津若松市、ラーメンで有名な喜多方市などがあり、磐梯吾妻スカイライン2019年6月現在噴火警戒レベル引き上げのため通行止め)や安達太良山などなど、どこへ行くにも1時間圏内の好立地です。

 

近年、昔ながらの温泉宿をリニューアルし、今まで通りのフルサービスの宿泊プランと素泊まりだけの宿泊プラン、それと気軽に利用できる日帰り入浴のすべてのニーズを満たすような温泉が増えているようで、こちらもそんな印象。

 

素泊まりのプランでも、館内には日帰り入浴客向けの食堂が併設されているので、予約なしでも食事が可能。いろいろなメニューがあり、一人で利用する場合などにも便利。もちろん地酒やビールなども飲めますよ。

 

福うさぎ

 

館内はすべて畳敷きになっていて、明るく清潔でとっても心地よいのですが、こちらのイチ押しは何と言っても接客が素晴らしいところ。スタッフ全員から「自発的におもてなしをしたい」という気持ちが伝わてくるんですよ。こういうのって、ゲストハウスで感じるようなアットホームな雰囲気にとっても似ています。休日を過ごしているのに、日ごろの仕事や人間関係で役立つような気付きが多かったですね。

 

福うさぎ

 

それと、ただ接客が良いと言うだけではなく、そこに人間味が加わることの大切さも改めて実感。駐車場からお部屋に案内されるまで、とにかく真心がこもったおもてなしを受けました。

 

私も飲食業界や食品業界で長く勤めているのでわかるのですが、細心の注意を払っていても不可抗力で起こる問題って結構あるんですよね。人間だからミスだってする。でも日本人ってそういうことに対してイチイチ不満をこぼしたり、スタッフにクレームをつけたりするじゃないですか。いっぽうで、お客さんって接客一つで「まっ、いいか」「今度から気を付けてね」ってなるものなんですよね。

 

真心がこもった接客を受け、そういったことも改めて感じました。

 

お風呂

 

お風呂は大きな浴槽が4つと水風呂、サウナなど全部で12種類も用意されていて、泉質もいいですね。大きな窓からの眺めも素晴らしいですよ。日帰り入浴の方も利用されますが、十分な広さがあるので混雑することはないでしょうね。深夜の時間帯に清掃時間がありますが、早朝には入浴することができます。

 

福島県は、東日本大震災からすでに8年が経過していますが、まだまだ復興には時間を要すると思いますし、地方ならではの苦悩もありそうです。また、吾妻山の噴火警戒レベルが引き上げられたことにより、磐梯吾妻スカイラインが通行止めとなっており、観光へのダメージも少なからずありそう。

 

それでも、登山を楽しめる素晴らしい山々がたくさんあるので、何度も訪れて東北を盛り上げいければと思います。 

 

土湯温泉「福うさぎ」さん、一度利用したらリピート確実なお宿の紹介でした。

 

なお、翌朝に安達太良山や磐梯吾妻スカイライン方面へ直接出かける場合は、途中にコンビニがありませんので、土湯温泉到着前に食料等の買い出しをしておいたほうがいいでしょう。

 

喜多方ラーメンを食べに、いざ「まこと食堂へ」

まこと食堂

 

3日間とも山に登れず、雨のなかただのドライブで終了するのはもったいないので、喜多方ラーメンを食べに行ってみました。有名処の老舗「まこと食堂」へ。

 

大学を1年休学し、バイクで日本一周の旅をしたときにも立ち寄ったお店。もうすでに25年近くも経過していますが、何となくこの雰囲気は記憶にあります。

 

雨の影響でしょうか、午前11時に入店時は正面の駐車場にも車を停めることはできましたし、並ばずに入店することもできました。

 

まこと食堂

 

母と中華そば(700円)を注文。

 

ラーメンはスープと具材、麺の総合的なバランスで良し悪しが評価される料理ですが、職業柄(製麺技能士・調理師・商品開発)、まず麺の食感に関心が向きます。

 

ラーメンほど時代とともに志向が変化し、進化する食べ物はほとんどないので、スープの味や麺の好みは世代とともに分かれがち。ラーメンと一括りに捉えてしまうと、まこと食堂さんの中華そばは物足りないと感じてしまう方がいるかもしれませんが、私見では完成された一杯だと思うのです。普通に美味しいですよ。

 

まこと食堂

 

お店の名前の通り、まことを貫き通すという印象。いつまでもこのスタイルで続けて欲しいと願いつつ、陰ながら応援したいと思います。いつの日か再び訪れることを約束。

 

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北海道から東北への移動手段はいろいろあるのですが、以前はどれも時間と費用がかかりがちでした。

 

 

北海道新幹線は札幌から函館までの移動時間がネックですし、何と言っても料金が高い。苫小牧ー八戸間のフェリーは格安で深夜便もあるので便利だけど、山形や福島への陸路移動が長い。

 

 

 

 

そういったデメリットを補うのがピーチの新千歳ー仙台線。それと新千歳ー成田線も利用価値が高いです。どちらも往復1万円未満での旅行が可能。2017年の秋には、蔵王月山一切経山にも登ることができました。

 

新千歳からピーチ初号機で行く仙台2泊3日|お釜の蔵王熊野岳、紅葉の月山、魔女の瞳の一切経山

 

最近は格安なレンタカーも増えてきていますので、2日間借りても8,000円程度。航空券+ホテル+レンタカーのセットもあるので、東北の山々へのアクセスがかなり良くなってきたと思います。

 

東北6県に新潟・栃木・群馬を加えたら、日本三百名山の2割以上があります(北海道は1割弱)。1度の訪問で2山に登ったとしても、3か月に1度程度の頻度なら、すべての山に登るには10年くらいはかかる試算です。

 

 

北海道から東北各地へ遊びに行くための環境はすでに整っています。あとは行動あるのみですが、そういう私もまだまだこれからかな。