今回の話題は2019年7月6日~8日までに訪れた韓国大邱広域市の話題をメインに書いていきます。
韓国へのフライトの前に雨竜沼湿原と南暑寒岳の山歩きを楽しむ
2019年になって政治レベルでの日韓関係は過去最悪の状況になっているようですが、市民レベルではまったく影響はない様子。私自身は3月から毎月のペースで訪韓しており、2019年は今回で5回目。先月に続いて新千歳空港からエアプサンで大邱へ遊びに行ってきました。
このチケットは1月のFly Earlyセールで入手。往復10,860円(そのうち運賃は往復4,000円)とかなりリーズナブルだったので、6月(大邱)、7月(大邱)、10月(釜山)と3回分を購入。
で、新千歳線は18時40分出発なのですが、その日に仕事をして17時に退勤すると、フライトには間に合わないので、早退するか休日を取らざるを得ません。
そこで今回は、早朝から雨竜沼湿原と南暑寒岳へ登り、山歩きを楽しんだ後に新千歳空港へ向かうスケジュールを組むことに。これなら1日をフルに遊び通すことが出来るんですよね。
新千歳空港からエアプサンで大邱へ
11時30分に雨竜沼ゲートパークを後にし、道央自動車道を利用して札幌へ。近所の南郷の湯でさっぱりし、帰宅して洗濯をしながらヤマレコとSNSにアップ。午後3時40分にレンタカーを返却して大谷地からバスで新千歳空港へ。
17時にカウンターに到着すると、まだチェックインが始まったばかりの様子。「な~んだこんなに急がなくても良かった」なということで、飛燕さんでしょうゆラーメンを頂きます。飛燕さんは塩ラーメンが有名ですが、個人的には醤油ラーメンがおすすめ。新千歳空港店は今年になってからオープンしたのですが、ほとんど毎回立ち寄るので、4回目でしょうか。
ちょうどワンピースの新刊が出たところなのでさっそく購入し、機内で読むことに。Kindleで読書をしたりFireタブレットで映画を観たりするのもいいけれど、旅行中はスマホの画面を見ることが多くなって目が疲れるので、リアルの本や雑誌、漫画を読むのがちょうど良い。荷物が増えるのが難点だけど。
大邱に着いたら宮殿ラベンダーへ直行
そして大邱に到着。前回の記事でも書いたのですが、大邱の空港は非常にコンパクトで市街地からもアクセスが良くて便利。
今回は沖止めだったので飛行機からターミナルまではバス移動だったのですが、バスを降りたらすぐにイミグレ。並ぶことなくすぐに入国審査完了。預け荷物もないので税関をスルーしてアライバルホールへ。バスを降りてからたぶん3分もかかっていない感じ。
左奥にあるコンビニのCUでT-moneyカードに現金チャージ。「エクスキューズミー?チュンジョネジュセヨ?」と言ってカードと30,000ウォンを手渡すと、笑顔でチャージしてくれました。大邱ではコンビニでチャージをします。ちなみに韓国でチャージってワードは使ったらダメなんですって。理由は、、、調べてみて下さいね。
ターミナルを出て道路を渡るとすぐに急行1番の赤バスがやってきたので乗車。20分足らずの移動で、今夜の宿泊地の「宮殿ラベンダー」。この規模の都市でこんなに便利な空港は滅多にありません。宮殿ラベンダーについては、別記事を書いているのでそちらにて。
宮殿ラベンダー|韓国大邱空港に夜遅くに到着してもバスで直行できる便利なチムジルバン|行き方と利用方法
翌朝。近所のCUでいつものメニュー。旅行先だからと言って現地の物ばかり食べていると、ストレスで内臓がみるみる悪化するデリケートな私。
昨晩は、宮殿ラベンダーでお風呂に入って水風呂でアイシングをし、仮眠室で爆睡。さすがに早朝2時30分に行動開始して南暑寒岳を往復し、夕方から韓国へのフライトだと疲れます。
夜中に蚊に刺されて何度も目が覚めたものの、疲れていてビールのアルコールが回っていたこともあり、朝6時くらいまで眠りました。窓側で寝ていたこともあって、何か所も蚊に刺されてしまったけれど、、、
ちなみにチムジルバンの朝、いつも思うことですが、7時くらいでもまだ寝ている人が何と多いことか。私は日付が変わるまで起きていることなど滅多にないので、朝5時前には目が覚めるのですが、多くの人はそうではないみたい。
東大邱駅アンダーパスから401系統のバスで八公山へ
さて、今日は八公山を縦走する計画。6月滞在時に行けなかった八公山です。
紅葉で有名な八公山。普通は麓からケーブルカーを利用して山腹のレストハウスまで登り、そこから登山道を歩くのが一般的です。
でも今回は、カッパウィから長い縦走路を歩く計画。まずは東大邱駅のアンダーパスにあるバス停へ向かいます。
登山客はと言えば、、、日本と一緒。年配者ばっかり。
■メモ
東側のカッパウィに行くには401系統
中央のケーブルカー乗り場へ行くには急行1番(赤バス)
今日は平日と言うこともあって、カッパウィまでのバスはそれほど混雑せず順調。でも座れないけれどね。例え座れたとしても、韓国では高齢者に積極的に席を譲る文化が根付いているようなので、結局立って移動することになると思いますが、、、ちなみに中国本土や台湾も。日本人のように寝たふりはしない。素晴らしいと思う。
カッパウィへは先月も来ているので新鮮味がありませんが、まずは石造如来坐像(ストーンブッダ)まで小1時間の登りでウォーミングアップを。この登りが一番の難関。
この様子は別記事にまとめていますので、そちらもぜひご覧ください。
八公山(パルゴンサン)縦走登山|韓国大邱市内からカッパウィ地区への行き方、ケーブルカー乗り場からバスで帰る方法
石造如来坐像から八公山の縦走路へ
カッパウィ地区の頂上で一休みしたら、ちょっと引き返して縦走路へ。この道を歩く人は少ないと思っていたのですが、意外や意外。最終的には100人くらいハイカーとスライドしました。
ちなみに今日の持ち物は水とお茶で1.5リットル。キットカットバーを2本。昨日の雨竜沼で余したチョコチップパンだけ。最近、日帰り登山で食べすぎる傾向があるので、食べ物は少なめに持つようにしているんです。
縦走路を3時間40分ほど歩いて東峰へ。石造如来坐像から7.3kmの道のり。この付近だけ高山植物が咲いていて、ちょっと雰囲気が違います。さらに最高峰へ。ここは電波塔が立ち並ぶ中にひっそりと山頂標識がある程度。
午後2時を過ぎているので、尾根を下ってケーブルカー乗り場へ向かうことに。これが意外と時間がかかります。
カーブルカー乗り場は立派なレストハウスになっていて、食事もできてビールも飲めるし、スイーツを楽しむことだってできます。
ここで昼食と夕食を併せて食べてしまおうと決めて、ビビンパを頂きます。普通にうまい。もちろんビールもしっかりと。
「あんた1人なんだから、先に乗せてやるよ~」的な感じで手招きされてケーブルカーに乗り込み、下山完了。もう16時を過ぎています。完全に1日を費やした感じ。
ちなみにチケットはレストハウスで購入します。専用のチケットカウンターではないので注意。
坂道を下りたらT字路にぶつかり、道路を渡った所からバスが発着しています。急行1番に乗れば、東大邱駅まで運んでくれるので楽チン。乗り場付近にはコンビニもあるので、さらにビールを空けてからバスに乗るとほろ酔いで居眠りしながら東大邱へ行けちゃうのがいいところかも。
夕方は目的もなく半月堂、西門市場、中央路をお散歩
半月堂駅で途中下車をしてここから歩いて西門市場へ。単純に1号線から2号線に乗り換えてさらに新南駅で3号線に乗り換えるのが面倒だから。明徳駅で3号線に乗り換えるにしても、動線が長くて面倒なんですよね~。
大通りの北側には廉売市場という通りがあって、こういう裏通りを繋ぎながら西門市場までお散歩。何も買わないし、何も食べないけれど、、、
この後は、アプサン展望台から夜景を観たかったのですが、ちょっと疲れちゃって止めることに。明日の午前中に行ってみようと思います。
で、今回も西門市場へ行ってぶーらぶら。西門市場のバス停からアプサンまで行くバスがあることを確認し、またまたビールを飲んで終了。
■メモ
西門市場からアプサンパークまでは300番系統のバスで移動できる。
そう言えば大邱の中心が言って東大邱じゃないよね、と言うことで中央路駅で降りて東城路へ行ってみると、これがソウルの明洞や釜山の南浦あたりと似たような雰囲気。
でも、今日は時間も遅いし(まだ22時前だけど私には夜更かしに近い)、ちょっと疲れているから、さっさと切り上げて宮殿ラベンダーへ帰ることに。本当は別のチムジルバンに泊まりたかったけれど、アルコールも入っていて単純に面倒くさくって、、、
全裸で寝ているおっちゃんがいたり、早朝から台湾の旅行者で賑わったりしていたけれど、今日も爆睡できました。
旅行中はリラックスしているようですが、実際は副交感神経の働きのほうが弱そうなので、結構疲れるもの。そういった意味でも、ホテルの個室で休むというのは価格以上のメリットがあるのも事実かと。毎月のように韓国へ遊びに行っている平均年収以下のサラリーマンは、安宿が基本ですが。
大邱の市街地を見下ろすアプサン展望台へ
3日目はアプサン展望台へ行くのがメインですが、ケーブルカーの営業開始時刻が10時30分ととっても遅めなので、まずは七星市場へ寄ってみることに。
宮殿ラベンダーから徒歩でも行ける距離なので(30分くらいはかかるけれど)、朝の散歩がてら歩くことに。朝早くからやっているプルコギで有名なお店「タンゴル食堂」をお目当てに覗いてみるものの、市場のおばちゃんたちがみんなお粥を食べている様子。こんな時間からプルコギというのも何だし、気も乗らないので次回来た時のために場所だけ抑えておくことに。
通りには大好きな豚足も並んでいて、昨日の夜に来れば良かったと後悔。
アプサン行きのバスが通る西門市場へ向かい、GS25でサンドイッチとコーヒーの朝食。やっぱり朝はこれがいい。
10時前、バスに揺られてアプサン公園の終点まで行きます。ここから登り基調に歩道を歩くと、ケーブルカー乗り場へ到着。月曜日の始発だったせいか、乗客は私ともう一組のファミリーだけ。
山頂乗り場の屋上には展望台があって見晴らしがいいのですが、インスタなどでよく見る風景はもう少し離れたところにある展望台。
地元の人の半分くらいは下から歩いて登ってきているみたいだけど、ケーブルカーも利用できるので外国人観光客にはこちらがおすすめ。実際に、中国本土から来た人が何人かいました。
再びケーブルカーに乗ってアプサンパークまで下ります。この時点ですでに12時。帰りのフライトは15時ですが、ここは大邱なので14時くらいに東大邱駅を出ても間に合うでしょう。
ということで、再び西門市場から中央路へ。東城路へ寄って職場へのバラマキ土産を買って帰ります。
でも、購入した抹茶のブラウニーをよく見ると、日本でも売っている外国ブランドの製品だよね、これ。個包装のパッケージには、賞味期限以外にハングルが書かれている様子もないので、お土産として渡すのはやめました。
中央路で地下鉄に乗ったのが13時30分。東大邱駅でバスに乗り換えて空港到着は14時10分頃。まったくもって余裕。大邱にはSKY HUB ROUNGEがないのが残念なところだけど、まあいいでしょう。私は毎回プライオリティパスでラウンジ乞食をしますが、実際のところ空港ラウンジにそれほど魅力を感じていないので。
と言うことで、滞在時間42時間の大邱の旅は終了。次回は8月24日~26日の予定で大邱へ出かけます。今度はTway航空を利用するので新千歳出発が午前11時頃、大邱出発は早朝7時台。往復9,538円のチケット。日韓の地方空港同士なので、空港諸税が控えめなのが嬉しいところです。
この後、新千歳空港のPSFCが一気に2610円まで値上がりするとの情報が流れ、ちょっとガッカリ。しかも韓国系LCCがこぞって減便、運休の流れになるなど、韓国大好き人間としてはかなりの向かい風になります。実際、Twayはギリギリ8月26日のフライトで運休になり、10月に予約済みのエアプサンも帰りのフライトが運休決定。今年は3月から8か月連続で韓国行きを決めておいて良かったのかもしれません。
やりたいことは今が旬。チャンスはすぐに掴め。人生は一度きり。本当にそんな感じです。