今日の話題は2019釜山海マラソン(BUSAN OCEAN MARATHON)。先日公開した旅行記の中で、すでにご紹介したばかりです。
2019釜山海マラソン旅行記|日韓路線の相次ぐ減便と運休で、新千歳からソウル経由で釜山へ
今回の記事では、前半は釜山海マラソンの概要やエントリー について、後半は実際に参加した様子を写真を中心に時系列で紹介していきます。
釜山海マラソンに興味がある方の参考になれば幸いです。
釜山海マラソンってどんな大会?
釜山海マラソンは、日本から最も近い場所で開催される海外マラソンの一つで、その名の通り、韓国プサンで開催されます。
釜山海マラソンにはフルマラソンの設定がなく、種目は5km、10km、ハーフマラソンの3種目。10kmコースはカップルランと呼ばれる2人一組の設定もあります。
どの種目も全体を通じて楽しめるようなコースとなっていて、参加者全員で楽しむことを目的としたような市民マラソン。
特に10kmのコースはおいしいトコ取りになっていて、ハーフマラソンは10kmコースに少しオマケを付けたようなコース設定になっています。
主催者側の発表では参加者数は1万5千人となっており、規模としては大き過ぎず、小さくもないイベントです。
開催日とエントリーについて
開催は例年10月に行われており、2019年は10月6日の日曜日。ちょうど第1週の週末に行われました。
エントリーはインターネットから。2019年の場合、7月15日から9月20日まで申し込み可能。前年度の公式ウェブサイトがそのまま開設されていますが、今年度に更新されるのはエントリー直前の7月に入ってから。
釜山海マラソンはソウルマラソンのように大きな大会ではないので、開催日の情報がなかなか入ってきませんが、焦らず気長に待ちましょう。ちなみにソウルマラソンは毎年3月第3日曜日と決まっています。
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さてインターネットからの申し込みについてですが、エントリーフォームは海外からの申し込みには基本的には対応していないようす。とは言ってもエントリーができないわけではなく、実際にはメールで必要な情報を送信して申し込みを済ませます。
さて、気になる参加費の支払いと受付ですが、
- 【韓国国内からのエントリーの場合】銀行振り込みで支払いを済ませ、BIBも自宅に送付してくれる
- 【海外からのエントリーの場合】当日に現地の大会本部で受付と一緒に現金で参加費を支払い、BIBを受け取る
このような流れになっています。これはとても手軽で簡単ですよね。
メールでのやり取りは、英語で大丈夫。最近はGoogle翻訳で必要事項を入力すれば、英語でも韓国語でも翻訳してくれますので、それをコピペしてメールに添付すれば意思を伝えることができます。だから言葉の心配はほとんど不要ですよ。
なお、エントリー費用については下図の通りになっています。
種目 | 参加費用 |
5km | 20,000ウォン |
10km |
30,000ウォン |
10kmカップルラン(2名) |
60,000ウォン |
ハーフマラソン |
40,000ウォン |
スタート時間や制限時間について
次にスタート時間と制限時間について。
どの種目も概ね8時から8時20分頃からのスタートになっていますが、それぞれの種目によってスタート位置が異なることから、スタート直後に混雑することはほとんどありません。運営に関してよく考えられている大会だと思います。
会場となるセンタムシティ周辺や周辺の道路は日曜日になると混雑するので、制限時間が厳格に決められています。
- 5kmコース|1時間30分
- 10kmコース|2時間
- ハーフマラソン|2時間30分
このようになっており、ハーフマラソンでは一定の走力が必要になるでしょう。
まあ、国内のレースを未経験で、いきなり本大会に参加しようとする人は皆無だと思いますので、きっと大丈夫かと。むしろ市民ランナー歴は長いけれど、何らかの理由でしばらく走っていないような人のほうが心配かも。
繰り返しますが、本大会では10kmのコースでも十分楽しめますので、こうした懸念がある場合は10kmの種目にエントリーしておくのがいいでしょう。
釜山海マラソンをおすすめする理由
さて続いては、私がこの大会をおすすめしたい理由について。
1.景色が素晴らしい
まずイチ押ししたい理由は景色。
「海マラソン」というだけあって、コースの3割くらいを占める広安大橋を走ることができるんです。
この橋、最初は海雲台マリンシティを左手に見ながら走り、橋の中央部からは広安里海水浴場を右手に見下ろし、後半はWスクエア周辺の高層住商複合アパートを目指して走ります。
折り返したあとは、右手に広安里海水浴場のビーチ、左手に商業地域、ちょっとだけワイキキ気分を感じながら走ることが出来ます。
大会公式ウェブサイトより引用
ハーフマラソンのコースは上の図のようになっていて、広安里ビーチを周回してBEXCOに戻ってくるコースになっています。
2.エントリー費用が安い
参加費用については前述の通りですが、とにかく割安です。ハーフマラソンでも40,000ウォン。2019年の当日のレートでは3,500円程度となっています。
これで参加記念Tシャツと完走メダルも貰えます。これは日本国内の大会ではあまりないですよね。
3.外国人は当日受付が可能
これも前述の通りなのですが、個人的にはここが一番のメリットだと思います。繰り返しになりますが、外国人は当日の受付が可能です。しかも参加費用の支払いも当日で大丈夫。だからと言ってドタキャンはもちろんダメですよ。
エントリーは韓国国内と同時にスタートしますが、メールフォームで必要事項を送れば大丈夫。折り返しメールの返信が来て、「大会当日に大会本部で参加費用と引き換えにBIBを受け取ってください」との連絡があります。
ちなみにソウルマラソンも日本事務局から申し込んで、オプションの大会当日コレクションキットを追加すると、大会当日に現地で受付することができます。
当日受付の最大のメリットは、前日の夜に現地入りしても問題ないというところ。当日受付が可能ということは、土日2日間のお休みだけで海外マラソンを楽しめるということなんです。
4.出走直後からゴールまで渋滞知らず
この大会は、とにかくランナーの渋滞とは無縁です。その理由は、
- そもそも参加人数が少ない
- 種目ごとにスタート位置が異なり、時間も少しずらしている
- コースは釜山広域市の副都心を通るので、全体的に道路幅が広くなっている
ということに尽きると思います。そのためウェーブスタートも無ければ、スタートライン通過まで5分以上かかるなんてこともありません。
そういう意味では、日本事務局から申し込むソウルマラソンも一緒。日本事務局から申し込むとグループAからスタートできるので、ストレスなく走ることができるんですよね。
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5.季節がちょうど良い
この時期は最低気温が10度台、最高気温も20度台前半ということもあって、清々しく走ることができます。秋の台風シーズンも終わりかけ。天気も比較的安定しやすいのも特徴のひとつ。
また、航空業界の閑散期ということもあって、渡航費用も比較的安く抑えることができるのも魅力です。
LCC各社のセール情報を毎日キャッチしている方であれば、航空券の相場が掴めるかと思いますが、そうでない場合はスカイスキャナーで検索して最安値の航空券を入手するのもアリだと思います。特に地方から乗り継ぐ場合には便利。
釜山海マラソンを走ってみて
さて、ここからは実際に走ってみた様子をお伝えしていきます。すでに公開している旅行記のなかで、チムジルバンでの前泊からソウルからの往復移動についても紹介していますので、ぜひそちらもご覧ください。
2019釜山海マラソン旅行記|日韓路線の相次ぐ減便と運休で、新千歳からソウル経由で釜山へ
受付会場はセンタムシティのBEXCO
カカオマップを一部加工して使用
まず、プサンに一度も訪れたことがない方のために向けて少しだけ地理的なお話を。
会場となるBEXCOがあるセンタムシティ周辺は、釜山の北東側にある新都心。高層ビル群や韓国最大級のショッピングセンターである新世界百貨店センタムシティ店などがあります。
このコースの終盤に走る広安里ビーチや、広安大橋から間近に見える海雲台マリンシティとその下に広がる海雲台ビーチなどもこの付近。
いっぽうで釜山駅があるのはここから南西に向かった海沿いで、雰囲気としては旧市街。釜山駅の南には釜山タワーや南埔の商店街、チャガルチの魚市場などが広がっています。
ですから、どちらかと言うと雑多な旧市街を走るというより、近代的な街並みを駆け抜けるというような印象です。
釜山駅からセンタムシティ駅までの所要時間は、西面駅で地下鉄を乗り換えて約45分程度。
西面駅で地下鉄2号線に乗り換えると、車内はランナーでいっぱい。いくつめの駅で下車するのかが分からなくても安心。
私は6時ちょっと過ぎに釜山駅を出発して、6時50分頃センタムシティ駅に到着しました。
人の流れについて行くように1番出口から地上に出ると、そこはBEXCOのすぐそば。
BEXCOの手前にはテントがたくさん建てられていますが、こちらは団体で出場するチーム専用のテント群のようです。
大会本部やスポンサー、手荷物の預り所などは上の写真の右側にある駐車場に設置されています。
大会本部ウェブサイトのインフォメーションを一部加工して引用
上空から見た画像は上の通り。画面の左上からBEXCOの正面を通り、まずは大会本部へ。ここで受付を済ませます。
次いで画面左下の手荷物預かり所で不要な携行品を袋に入れて預け、あとは右下のハーフマラソン出走方面へ移動する流れになります。
BEXCOで大会受付をして、着替えと手荷物を預ける
受付のテントとなる大会本部にはINFORMATIONと英語表記がされています。他のテントはすべてハングルで書かれているので、慣れていないと苦労します。
ここで余談になりますが、最近の10代の人たちは自分の名前くらいのハングルは書けることが多いのだそう。韓国経済が低迷していて、全世界の話者も少ないことから、ハングルを覚えてもビジネスには直結しないでしょうが、読めて損はありません。
実際、私も訪韓10回を超えてやっとハングルを読めるようになってきました。実は結構カンタン。学習時間もそれほどかからないので、みなさんもチャレンジしてみて下さい。
さて話が逸れましたが、大会本部のテントには係の方が数名いて、日本語や中国語の通訳の方もいます。係の方に名前を伝えると、BIBや記念Tシャツ等が入った封筒を探してくれます。それを受け取って名簿にチェックを入れてもらい、その場で参加費を現金で支払えば受付完了。
所要時間は僅か3分程度。言葉の心配も要りません。
手荷物預かり所の隣には、男女別の更衣テントがあります。
その手前で手荷物を入れる袋が配られていますので、ここで手荷物を入れて更衣テントの左隣にある手荷物預かり所で渡します。
過去に私はソウルマラソンやシンガポールマラソンなどで、やむを得ずカメラ等の貴重品を入れて預けたことがあります。でもどの大会でも「貴重品は入れないように」と大会運営側から注意喚起がされていますよね。ですから基本的には自己責任。楽しい大会で自分の不注意によってトラブルを避けるため、貴重品は自分で管理しましょう。
すでにホテルをチェックアウトして当日中に帰国する場合などは、地下鉄の駅にこいんロッカーがあるので、そちらを利用した方がいいでしょう。今回、私もセンタムシティ駅のロッカーに荷物を預けました。
韓国や台湾の駅には、必ずコインロッカーがあります。
封筒の中にはゼッケンとオレンジ色の記念Tシャツ、大会パンフレット、計測用チップ、cashbee(交通系IC)が入っていました。
半分くらいの参加者が記念Tシャツを着用して走りますので、安全ピンでBIBを固定して着用。10月の釜山は半袖でも長袖でもちょうど良いので、薄手の長袖のシャツに記念Tシャツを重ね着する感じでもいいでしょう。
なお、当サイトでいつも推奨しているのですが、安全ピンで留めた場合、
- Tシャツの生地が傷む
- 固定した位置がしっくりこない場合、付け替えが面倒
ということで、ゼッケンスナップ(ゼッケン留め)をおすすめしています。軽くて荷物にならず、ワンタッチで留められるのでとても便利。
小さくて失くしやすいのがネックですが、値段も数百円と手ごろなのでそれほど気になりませんが、、、
計測用のチップはペーパータイプで、靴紐にクルっと巻いて両面テープで固定するだけ。装着がとてもカンタンで手間いらず。これはいいですよね。
次にトイレの話。
会場内に仮設トイレは設置されておらず、BEXCOの中のトイレを利用します。大会参加人数が少ないせいかそれほど混雑することがなく、不便に感じることはないでしょう。
なお、コース中にも仮設トイレが設置されないことから、出走前に済ませておくことはもちろん、朝から水分を摂りすぎないほうが無難かも。特にコースの中盤までは広安大橋を通過するので、男性でも陰に隠れてこっそり済ませることもできません。
ちなみにBEXCOの内部にはコンビニのGS25や自販機もあります。出走まで時間がある場合は、身体を冷やさないようにここで準備するのもあり。
とは言えソウルマラソンが行われる3月より暖かいので、雨が降っていなければ屋外で過ごしてもいいでしょう。
ハーフマラソンの出走は8時20分頃。それまで駐車場地区で待機となります。
8時を過ぎると誘導が始まりますので、スタート位置へ移動。タイムによる出走区分はありませんので、記録を狙う人は前の方へ。私のように2時間程度のファンマラソンなら後方からの出走が無難かも。
出走からゴールまでの様子
大きなマラソン大会ではスタートラインを通過するまでに時間がかかりますが、釜山海マラソンはそれがありません。
それと、明るい時間になってからのスタートなのが嬉しいですよね。東南アジアのマラソン大会では暗い時間に走ることが多いので、、、
さてさて、主催者側の来賓に見送られながらスタート。
センタムシティで開催中の釜山国際映画祭2019の会場を右手に見ながら走り、まずは最初の折り返し地点へ向かいます。
前述の通り、この大会には仮設トイレは設置されません。もし1時間くらいでも我慢できないのであれば、折り返し地点手前にあるガソリンスタンドに立ち寄ったほうがいいでしょう。
そういう私もいつもトイレの問題に直面します。特に最初の10kmまでは毎回悩みどころ。特に今回は結構辛くて、広安里ビーチの手前でやっと公衆トイレを見つけて駆け込んだくらい。
1つ目の折り返し地点を過ぎてしばらくすると、広安大橋の有料道路区間に差し掛かります。香港マラソンの終盤、九龍から香港島への海底トンネルを通るようなイメージで、ここからまずトンネル区間を1.2km走ります。
2019年の香港マラソン参加については下記のブログにて。
香港マラソン2019|すべて教えます!エントリーからレース当日のコースまで~日本事務局からなら抽選を避けて先着順で参加できます
トンネル内は風が無くて走りやすいですよね。最後の登り坂さえなければの話ですが、、、
ちなみにこういうトンネルの中などでの写真撮影は暗くて難しいですよね。
最近はスマホの性能が上がって、夜間でもきれいに撮影できる機種が増えてきましたが、スマホでの撮影には欠点があるのも事実。
- 立ち上げるまでの反応が遅い。普段は気にならないけれど、レース中は意外と長く感じられる
- 汗を大量にかくと、タッチパネルが反応しなくなることがある
- 電池切れの心配
特にタッチパネルが反応しなくなる問題は致命傷になります。私は2018シンガポールマラソンと2019ムンバイマラソンでこの問題が起きて途中でまともに撮影することができませんでした。せっかくの海外マラソンの思い出を残せなくなってしまうのは残念。
でも一眼レフやミラーレスを持って走るのは無理でしょう。そこで今回はコンデジの中でも高いグレードのリコーGR2を投入。このカメラ、山歩きの時にはほとんど使っていませんでしたが、海外旅行には必ず連れて行きます。軽いし起動も早いし、夜の撮影もバッチリ。お値段だけがネックですが、後継機種が発売されて今がお買い得。でも、5万円なんて出せないよという人にはSONYのRX100の初期型も3万円台とお手頃なので検討してもいいのでは?
長いトンネルを抜けると、このコースのハイライトである広安大橋へ向けての登り坂となります。
広安大橋は2層になっていて、上層が西面行きで下層が海雲台行き。コースになっているのは上層なので見晴らしはバツグンなのですが、長い登り基調が続くことに。
左手にはスタート直後の曲がり角にあった、WBC The PalaceのA棟が見えてきます。この建物も韓国ではかなり高い部類。
ここまでの走行距離はおよそ7kmです。
その後に最初の給水ポイントがあり、ここを過ぎると橋が大きく右にカーブしていき、約8km地点となります。橋の中央部まではまだまだ距離があります。
右手に広安里ビーチを見下ろしながら、そよ風に吹かれて気持ちよくランニング。レースであることを忘れて、みんなで楽しくファンマラソンモード。天気が良いとあちらこちらで記念撮影が行われています。
いっぽう、ビーチに沿った湾岸道路には、すでに折り返したランナーや10kmコースのランナーの姿も。
ちょうど橋の中央部差し掛かるところから、海雲台マリンシティを背後に。韓国国内ではソウルのロッテワールドタワーがダントツで高い建造物になりますが、その次に高いビル群はこの一帯に多く集まっています。
橋の中央部を越えると今度は下り基調に。10kmコースはこの先の分岐点で右へ、ハーフマラソンはそのまま直進し、折り返してから分岐点を右に進みます。
広安大橋を渡ったところにある高層ビル群は、2018年に完成したばかりのW住商複合アパート。全部で4棟あって高さは246mと一緒なんだとか。
長い下り坂を下りると3つ目の折り返し地点。道路の中央線なので、両脇は交通量がそこそこあります。
そして再び登り坂、、、
2つ目の給水所。給食のチョコパイが山積みに!貰ったー!
先ほどの分岐点が3つ目の折り返し地点。ここから広安里ビーチへと下っていきます。ここがハーフマラソンの14km地点。ラスト7kmです。
フルマラソンでラスト7kmと言うと35km地点。フルだとすでにかなり疲弊していますが、ハーフの場合はまだまだ元気いっぱい。ここから本調子で楽しくなりますよ。
海外マラソンは余力を残して走れるくらいが楽しいというのが私の持論。
例えばホノルルマラソンを完走しても、痛い足を引きずりながらだと、せっかくの観光なんて楽しめないじゃないですか。それでもフルマラソンを選んでしまいがちなのは、完走Tシャツが貰えるので欲を出したり、そもそもフルマラソンの設定しかなかったり、そんな理由。
私の地元の札幌でも、8月下旬に開催される北海道マラソンでフルマラソンを走るより、10月上旬に開催される札幌マラソンでハーフマラソンを走った方がずっと楽しいと思うんです。
広安里の海岸沿いは一部に砂浜を見ながら走る場面もあり、かなり楽しいところ。商業地あり、住宅地ありの区間が約3kmくらい続きます。
何となくワイキキのビーチをイメージさせるような雰囲気。
ちなみに16km付近にも最後の給水所があります。
また、この付近には公衆トイレも随所にあるので、最後まで我慢できなければロスタイム覚悟で利用すべき。まあ、並ぶようなことはないでしょう。
20km地点を過ぎ、最後は橋の手前からラストスパート。センタムシティへ渡ったところにある新世界百貨店の手前で右折をします。ちなみにこの橋の下には地下鉄2号線が走っています。
ここは車道を走る車の中から声援を受けながら走れるので、きっと頑張れますよ。
最後はWBC The Palaceツインタワーのコーナーを曲がり、APEC로の直線をダッシュしてゴールへ。スタート地点と一緒、TRUMP WORLD centum 2の目の前がゴールです。
ゴール後は完走メダルと補給食をもらって流れ解散
ゴール後は給水でミネラルウォーターを1本ないし2本もらい、各種目別のテントに向かいます。
ここでゼッケンにマジックでチェックを入れてもらい、補給食と完走メダルが入った袋を受け取りましょう。
風が強い中にもかかわらず、最後までご支援いただいた大会スタッフのみなさんに感謝。私たちがこうして安全に参加できるのも、ボランティアを始めとする多くのの方々のおかげです。
今回もらった物は、メダル、バナナ、オレンジジュース、あんぱん、それとウェットティッシュでした。パンは日本に持ち帰り、2日後のお昼ご飯に戴きました。セイコーマートで売っている「こしあん&ホイップ」みたいな感じ。
完走メダルのデザインはこんな感じ。大きくなくシンプルです。
終了後は流れ解散となります。体操と補強をして着替え、水分を取ったら地下鉄で帰るようなイメージ。遅くても11時30分には会場を出ることができるでしょう。
私は西面で昼食を済ませ、老圃から13時35分のバスでソウルへ。金海国際空港からなら14時台のフライトにも間に合うと思いますし、大邱からでも15時台のフライトで大丈夫かと。
そのため上手にプランニングすれば、土日を利用した2日間でも楽しめることでしょう。
また、10月は航空券が割安。個人手配であれば、航空券、ホテル、エントリー費用、地上交通費や食費などの滞在費を2万円以下で抑えることも可能だと思います。
これまで当サイトでは、初めての海外マラソン参加にソウルマラソンをおすすめしていました。しかし今回の体験を通じて、今後は釜山海マラソンをイチ押ししていきたいと思います。早く日韓関係が改善に向かい、釜山へのフライトが再び増える日が待ち遠しいですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。みなさんも釜山海マラソンに参加してみませんか?