台湾桃園国際空港から、宜蘭市へ直接移動できるバスについて紹介します。
以前は台北駅で乗り換えをするのが一般的でしたが、最近は1661系統のバスに乗って1時間半程度で宜蘭市まで行くことが可能です。
乗車券の買い方
まず、チケットカウンターについて説明します。桃園国際空港の第1ターミナル。
到着階からスロープ状のエスカレーターを下りると、バス会社のチケットカウンターが並んでいます。
宜蘭市への1661系統の乗車券は、2番カウンターで購入します。
桃園国際空港からの運賃
空港からの運賃は次の通りです。日本円に換算しても、1,000円未満とお値打ち。
行き先 | 運賃(大人) |
礁 溪 |
200元 |
宜 蘭 | 250元 |
羅 東 | 280元 |
1661系統バスの時刻表
ubus.com.twより引用
上のキャプチャ画像は2019年11月現在のタイムスケジュールです。
最新版はこちらのリンク(統聯客運)でご確認ください。
このバスは24時間運行していて1日に30便。
おおむね1時間あたり1便の割合で運行しています。
経路は2種類ありますが、基本的には1661(A)という経路です。
第1ターミナルを出発後、第2ターミナルへ。
途中、高速道路を経由し、礁溪轉運站、宜蘭轉運站、終着が羅東轉運站となります。
所要時間は渋滞に左右されますが、混雑していなければ90分程度で宜蘭市まで行くことができます。
実際に乗ってみる
必要な情報を簡単に説明したところで、ここからは実際の搭乗記です。
チケットを購入したら、14番のりばへ進みます。
15分くらい前にバスが到着すると、台湾語と英語でアナウンスが流れます。
なお、深夜の時間帯の場合、15番のりばに停まっていることもあります。これは発着便が少ないので、わざと隣りのバスとの間隔を空けて、荷物を積みやすくしたり、乗りやすくしてくれたりしているのが理由のようです。
車内は3列シートで快適。シートに身体全体がすっぽりと埋(うず)まるかのよう。
リクライニングで完全に寝落ちできるでしょう。これはもう、日本の高速バスより遥かに快適なレベル。
もちろんスマホのUSB充電も可能。
夜間は室内灯を消してくれ、目的地が近くなると点灯して教えてくれるので、寝過ごす心配もありません。
ん?これはお得ですね☆
宜蘭のバスターミナルは、降車地点と乗車地点が離れています。
バスの乗り換えをする場合は、駐車場の間を通ってターミナルへ移動します。
Googleマップでは、宜蘭転運站1の場所がターミナル(乗車位置)、宜蘭転運站2の位置が降車位置になります。
駐車場の敷地内には案内表示もされていますので、よく見ながら歩きましょう。
宜蘭のバスターミナルからは、首都客運、國光客運、葛籣瑪汽車客運が運行する台北行きのバスがメインで運行されています。
台北市のどこへ行くかによって、選択すれば良いでしょう。ちなみに首都客運の場合、台北までの料金は131元です。(2019年12月現在)
一部、梨山等の行楽地へ向かうバスも運行されています。
以上で、桃園空港から宜蘭市へ向かう1661系統バスについての紹介を終わります。
この記事では必要最低限の内容をアップしましたが、当サイトでは海外旅行についてのブログが話題の中心です。ご興味があれば下記の関連記事にもお立ち寄りください。