今日の話題は5回目の週末台北旅行。
2019台北マラソン参加時に立ち寄った場所を、全部で10ヵ所まとめます。
ガイドブックに載っているようなメジャーな場所へは、すでにほとんど行ったと思うけれど、お気に入りの場所があれば何度も行く私。もちろん初めてのところにもね。
で、今回訪れたところは以下のところ。
- 北投温泉の日帰り入浴「瀧乃湯温泉」
- 離着陸する飛行機を間近に見ることができる「台北松山機場飛機巷」
- 野菜や果物の卸売市場ならここ「濱江果菜市場」
- 豚足好きが通う名店「富霸王猪脚」
- 圓山花博公園に隣接するフードコート「MAJI MAJI集食行楽」
- 台北で一番おすすめする夜市はココ。「饒河街観光夜市」と「福州世祖胡椒餅」
- ちょっとマニアック!?龍山寺至近の「艋舺夜市」「廣州街夜市」「華西街観光夜市」
- 実は夜市より楽しいのはここかも「西門町」
- 雑貨や書店を日本の感覚で楽しめる「誠品生活南西店」
- こんなコンビニ、近所にあったらいいのに「カナヘイ×セブンイレブン」
以上の話題で進めていきます。
「ライターさんが書いているプロっぽい情報ではなく、ブログで紹介している情報を参考にしたい」「次の台北旅行、どこ行こうかな~」って方に少しでも参考になれば嬉しいです。
1.北投温泉の日帰り入浴「瀧乃湯温泉」
台北へ深夜に到着するようなフライトを利用する場合、「こんな時間からどこへ行ったらいいの?」って思いませんか?
そんな私も新千歳からピーチで桃園入りしたのが24時30分。
私なら「空港でビール飲みながら仮眠を取って、始発でまずは朝風呂イコー」って提案します。
台北北部の北投温泉には日帰り入浴の温泉がいくつかあって、早朝から営業していたり、24時間営業していたりする施設もあります。
瀧乃湯温泉は、秘湯好きにとって訪問必須の名湯。お湯は強酸性で熱め。
日本のお風呂屋さんと一緒で、全裸で入浴するスタイル。入浴方法もすべて一緒。まずは全身を洗ってシャワーを浴び、それから浴槽に入ります。
MRT新北投駅の正面にある信号を渡り、北投公園の南側に沿って道路沿いを歩くと、右手に瀧乃湯浴室の文字が見えてきます。
石段を上ると正面に番台があるので、150元を支払うと脱衣ロッカーの鍵を渡されます。
中に入ると靴棚があるので靴と靴下を脱いで脱衣所へ。鍵の番号と同じロッカーの南京錠を開けて、荷物と服を入れます。
最近改修されたと聞きますが、それでもかなりシンプルな作り。浴槽が2つあって右手にはトイレと洗い場のシャワーが3つ。
熱めのお風呂に浸かって、浴槽の周りで地元の人たちが談笑している姿は、日本の銭湯でもよく見慣れた光景。
そうそう、pH値が2以下の強酸性なので、入浴後はシャワーで流すことを推奨。
それと、浴槽でお湯を顔につけると、目が痛くなって開けられなくなるので要注意ですよ~。
早朝は6時30分から営業しているので、MRTの始発に乗ればちょうどいい時間に到着します。
髪のお手入れやメイクなどが面倒になるので、朝からお風呂入るのはイヤっていう方でも大丈夫。
北投温泉では足湯を楽しんだり、地獄谷を散策したりすることだってできます。
ファストフードでの朝食とカフェも含めれば、2~3時間くらいは過ぎるもの。台北駅のコインロッカーに荷物を預けると楽。ホテルのチェックイン時刻まで身軽に遊べますよ。
2.離着陸する飛行機を間近にみることができる「台北松山機場飛機巷」
ここ、至近距離で航空機を眺めることができるスポット。
松山空港の西側にあって、飛行機好きには有名な場所。Googleマップでは飛機巷、一般的にはランウェイ10エンドって言われていて、ガチで写真撮影する人だけではなく、スマホで動画撮影する一般の人やファミリーも多数。
一番近いMRT行天宮駅からでもちょっと遠くなるけれど、駅前に並んでいるYOU BIKEを使えば10分くらい。もちろんタクシーで行くことも可能。
で、どんな風に見えるのかというと、動画をみてもらうのが分かりやすいかも。
どうです?行ってみたくなりましたか?
ちなみに、この後で紹介する圓山花博公園からでも、かなり近めで飛行機を見ることができますよ。
3.野菜や果物の卸売市場ならここ「濱江果菜市場」
ここも松山空港の近くにあって、YOU BIKEでたまたま通り過ぎたときに寄ったの。
濱江果菜市場は、その名の通り野菜と果物の卸売市場で、所狭しと卸売業者さんが並んでいます。
ガイドブックではよく雙連朝市が紹介されていますが、こちらは小売りの朝市。確かに親近感が湧いて楽しめるのですが、幅広い食材を見つけるにはやはり卸売市場がおすすめ。
私は調理師の資格を持ち、飲食店勤務の経験が長かったことから、こういった市場を見るのは大好き。
現地の文化や生活に密着した旅をしたい方には、ぜひ一度立ち寄ってみて欲しいと思います。
4.豚足好きが通う名店「富霸王猪脚」
一方、ここは日本人にもよく知られた豚足の名店。
主要なメニューは豚足の3種類で、その他には小菜類、ご飯もの、それと汁物で構成されています。全部一つずつチョイスして定食にすると、ちょうどいいくらい。
11時の開店前には行列ができますが、これはお目当ての希少部位(霸王腿扣)を求めてとのこと。それ以降の時間帯も常に混雑しますが、基本的に相席となり、回転率が高いのでほとんど待つことはないでしょう。
注文方法は次の通り。
- 入口のお会計で注文用紙に記入し(日本語メニューあり)て、そのままお会計
- 席に案内されて着席すると、1分も待たずにお料理が運ばれてくる
- 食べたら基本的にすぐに退席(繁盛店独特の雰囲気)
例えるなら、牛丼チェーンやラーメン店と一緒。券売機で食券の購入するところを、オーダーシートに記入して購入しているだけ。
気になる味は、スペシャルってほどでもなく、ボリュームも少なめ。ただし食感は抜群に柔らかい!
サブメニューで注文した爽口筍絲(味付けしたタケノコ)は美味しいけれど、魯肉飯はまずまず。でも、これって好みの問題ですからね。
期待が大きかっただけに味に納得いかず、5時間後のアイドルタイムを狙って、再訪問。同じ日に2回も行くヤツなんて普通じゃない。
で、感想はやっぱり一緒。だからまた来月も再確認しに行こうと思います。
ちなみにこのお店、日曜と月曜がお休みなんだとか。私のように週末のお休みだけで遊びに行く人にとっては、土曜日に訪れるしかチャンスがない。
場所はMRT松江南京駅7番出口を出て徒歩3分。味全食公司のビルを右折し、最初の交差点を左折して20mくらいのところにあります。
追記)2020年1月18日に再訪したのですが、この時は霸王腿扣を食べてみました!これはウマーい!!白いご飯とよく合います☆
5.圓山花博公園に隣接するフードコート「MAJI MAJI集食行楽」
台北マラソンの受付とEXPOが開催されるのが、圓山花博公園にある臺北花博爭艷館。
ここには、中山親子館という遊戯施設や農民市集(ファーマーズマーケット)などがあります。
そのため、週末は親子連れからお年寄りまで多くの人で賑わいます。
余談ですが、地元の人たちが休日に憩う場所を訪れてみるのっておすすめ。せっかくの海外旅行なのに、どこへ行っても日本語が聞こえてくるのってちょっとね。
そんな花博公園の敷地内に「MAJI MAJI集食行楽」という屋外のフードコート(屋根付き)があり、ランチタイムの前後はテーブルが満席になるくらい人気です。
台湾料理以外にもたくさんのバリエーションがあり、ドリンクスタンドやカフェ、お酒も飲めるので、きっと食べたいものが見つかるはず。
奥の方にはレストランもあるので、何人かでゆっくり過ごすなら、そちらのほうがいいかも。
旅行先では、現地料理の人気店や屋台で食べることが多くなりますが、それって結構疲れるもの。でもたまには、普段食べ慣れているものを選んだほうがいいですよね。
そういうときに、こういったフードコートがおすすめ。淡水信義線の圓山駅を降りてすぐなので、花博公園を散策しながら軽めのランチにいかがでしょうか?
台北駅の2階にある微風台北車站や、デパ地下のフードコートより開放的なので、天気が良い日はいいかも。
6.台北で一番おすすめする夜市はココ。「饒河街観光夜市」と「福州世祖胡椒餅」
何度か台北を訪れているなかで、毎回夜市には必ず訪れているけれど、やっぱり一番好きなのはココ、饒河街観光夜市。
夜市の入り口にはライトアップされた松山慈祐宮がお出迎え。
MRT終点の松山駅から徒歩ですぐの距離にあるので、アクセスも大変便利。帰りは必ず座れるし。
ここの夜市の入り口には福州世祖胡椒餅という胡椒餅の繁盛店があります。台北駅の近くや士林夜市にも同系列の店舗があるけれど、ここの夜市に寄ったついでに召し上がれ。
胡椒餅は、挽き肉とスライスしたお肉を味付けしてネギを入れた餡を皮に包み、それを窯の中で焼いたもの。
その名の通り、コショウがピリッと効いていて、餡がとっても美味なんです。
ここのお店は行列必至ですが、並んでいる時間はごく僅か。1個55元を支払うとすぐに熱々の胡椒餅を渡されます。
すぐに食べ始めると口の中を火傷するくらい熱いので、ちょっと歩いて粗熱が取れたころから食べ始めるとちょうどいい感じです。
こちらは台北駅南側にあるお店。
台北駅から西門まで歩きながら食べるのにちょうどいい場所にあります。
7.ちょっとマニアック!?龍山寺至近の「艋舺夜市」「廣州街夜市」「華西街観光夜市」
夜市編その2は、龍山寺から歩いてすぐのところから始まる、「艋舺夜市」「廣州街夜市」「華西街観光夜市」。
すべて繋がっているので、まとめて訪れることができます。
こちらは外国人観光客よりも地元の方のほうが圧倒的に多い印象。
路面店にしても屋台にしても、台湾料理を扱うお店が主流。グループが小さな席を囲み、お酒を飲みながら談笑している光景が至るところで見られます。
華西街観光夜市はアーケードの商店街といった感じで、屋台はなし。
マッサージのお店やネイルサロンなどが圧倒的に多い。道路を横断した北側一帯は居酒屋系の飲食店。
外国人旅行者が少ないとは言ったものの、けっこう日本語を見かけるので、日本人の利用は少なくないのかも。
その他にも、エッチなDVDなどを販売しているワゴンや、セクシー系の下着を扱うアダルトなお店などもあり、ちょっと覗いてみるのも面白いかも。
士林夜市や饒河街観光夜市、寧夏夜市といった観光客向けの夜市に訪れてみたら、こちらに訪れてみると楽しいかも。
ちなみに夜の龍山寺も神秘的です。
8.実は夜市より楽しいのはここかも「西門町」
いっぽうで、夜市に比べて地元の若い人達で賑わうのが西門町。
例えるなら、ソウルの明洞や新村のような雰囲気と言えば分りやすいでしょうか。
ここには屋台は出ていないので、路面店が大盛況。
テイクアウト中心のファストフードやファミレス、台湾料理の飲食店もあります。
そして結構多いのが、ファンシーグッズや雑貨を扱うお店。
次いで多いのが、お土産のお店。職場へのバラマキ系お菓子なんかを購入するのに便利です。
お昼や夕方頃に出かけて、タピオカミルクティー片手にぷらぷら歩くのがいいかも。
9.雑貨や書店を日本の感覚で楽しめる「誠品生活南西店」
台北に何度も訪れるような人なら、主要な観光地にはほとんど行っていると思います。なので逆にお昼の時間帯は、繁華街で過ごす割合が多くなるのでは?
そうなると台北駅の南側から西門一帯にかけてのエリアか、忠孝復興周辺から台北101一帯にかけての広範なエリア、中山駅周辺が落としどころになるかと思います。
で、私もそんな一人。今回は中山駅周辺に行ってみたのですが、親近感を覚えたのが「誠品生活南西店」
日本で言うところのLoftのような感じで、雑貨や書店などが楽しめます。購入しないで見ているだけでも結構楽しいもの。
地下にはフードエリアもあり、中山周辺にはアパレルやカフェなども充実しているので、退屈しないでしょうね。
10.こんなコンビニ、近所にあったらいいのに「カナヘイ×セブンイレブン」
最後はココ。ちょっと変わったセブンイレブン。カナヘイさんとのコラボ店。
2019年夏にオープンしたばかり。内装だけではなく、外装もピンクと水色主体でポップな仕上がり。
店内は、もちろん普通のセブンイレブンとしてのサービスですが、イートインスペースが大きく、カナヘイグッズも販売しているので見ているだけで楽しいもの。
場所は南京復興駅3番出口を出てすぐのところにあります。
そうですね、遼寧夜市に行くときなどに立ち寄ってみてはいかがでしょうか?