今日の話題は台北マラソン。2019年12月、ハーフマラソンに参加した体験をもとに、2019年のエントリー方法についてまとめます。
なお、現地での受付や当日の様子については、下記の記事で公開しています。
台北マラソンってどんな大会?
2019年の台北マラソンは、12月15日に開催されました。
2018年は雨のなかでのレースでしたが、2019年は曇りのち晴れの天気で、マラソンには良いコンディション。
コースは市政府前から台北101をぐるっと回ってスタートし、市内をほぼ時計回りに周回します。開催される種目はマラソンとハーフマラソンの2種目。
種 目 | マラソン | ハーフマラソン |
制限時間 | 5時間30分 | 3時間 |
定 員 | 8,000人 | 20,000人 |
スタート時刻 | 6時30分 | 7時00分 |
2019年12月15日の日の出時刻は6時31分(日本時間で7時31分)でしたから、ほぼ日の出時刻に合わせてのスタートになります。
フルマラソンのコース
フルマラソンのコースは、台北市内の中心部を一周し、再び市政府へ戻ってくる周回コース。
前半は主要なランドマークを次々に通過し、後半は基隆河の河川敷に走って折り返してくる流れです。
最後まで市街地を走り抜けたいという方には、20km地点から35kmくらいまでの区間が物足りなく感じるかもしれません。
ハーフマラソンのコース
ハーフマラソンのコースは、基本的にはフルマラソンのショート版といった感じ。
前半の中世紀念堂から西門一帯にかけての部分と、中盤以降の基隆河沿いの部分が削除されたようなコースになっています。
道路幅は比較的に広いのですが、参加人数がフルマラソンの2.5倍と多いので、全般的に渋滞しがちです。
エントリー方法には2種類ある
台北マラソンのエントリーは、
この2つの方法があり、それぞれにメリットとデメリットがあります。
最初に結論から言うと、
- 公式ホームページでは参加費用が安いが、抽選になる
- RUNNETでは費用が割高になるが、先着順で参加できる
というところです。
それでは、それぞれの方法について具体的に説明していきます。
公式ホームページから申し込む方法
まず、公式ホームページから申し込む方法について説明します。
申し込みのスケジュールは次の通り。
日 時 | 内 容 |
9月4日12時 ~9月30日17時 |
公式ウェブサイト 申し込み受付期間 |
10月2日9時 | 抽選結果通知 |
10月2日9時 ~10月8日17時 |
当選者参加料入金 |
10月9日9時 |
準当選者(補欠)への通知 |
10月9日9時 ~10月15日17時 |
準当選者の参加料入金 |
ちなみにRUNNETからの申し込みは下記の通り。
非常にシンプルで、エントリーの開始時期も早めです。
日 時 | 内 容 |
8月21日0時 ~9月30日23時45分 |
RUNNET 申し込み受付期間 |
さて、公式ホームページから申し込む場合、申し込み→抽選→当選者発表→入金という流れになります。
もし、当選者の辞退(未入金)によって定員割れをした場合は、準当選者に対して当選通知→入金となります。
台湾在住者以外が申し込んだ場合で抽選から外れた、というお話は今まで聞いたことはありませんが、これが事実かどうかは分かりません。
実際、私も最初は公式ホームページからエントリーしたのですが、当選通知を受けることができました。
さて、次に申し込み費用についてです。
種 目 | 参加費用 |
フルマラソン |
1,800元(1TWD=3.6円換算として約6,480円) |
ハーフマラソン | 1,200元(同上、約4,320円) |
公式ホームページから申し込んだ場合、日本事務局の半分くらいの費用で済ませることができるので、エントリーだけで5~6千円くらい節約することができます。
RUNNETから申し込む場合
次にRUNNETから申し込む方法です。
RUNNETでは先着順でエントリーすることができ、支払いもオンラインですぐに完了できるので手間要らず。繰り返しになりますが、メリットを整理すると、
- 申し込みが先着なので、ほぼ確実に参加できる
- そのため大会ホームページより1ヶ月以上前から早くスケジュールを確定できるので、約3か月前から航空券の手配やホテルの予約が可能
- 手続きを1回で完了できるので、時間を節約できる
RUNNETから申し込むと割高になりますが、総合的に見ればむしろ割安だと考えられます。
種 目 | 参加費用 |
フルマラソン |
13,000円 |
ハーフマラソン | 10,000円 |
*別途、手数料が必要です。
2019年大会の場合では、公式ホームページからの抽選結果が発表される以前に日本事務局でのエントリーが締め切られるというスケジュール。
ですから必ず参加したい方は、迷わずRUNNETから申し込んだ方が賢明。
抽選から外れて参加できないというのは、機会損失以外の何物でもありません。人生はいつ何が起こるか分からないので、お金で解決できる手段を選ぶべき。
これは香港マラソンと一緒。
香港マラソン2019|すべて教えます!エントリーからレース当日のコースまで~日本事務局なら抽選を避けて先着で参加可能
最終的な通知は10日前に届く
エントリーが完了し、最終的な通知を受けるのは約10日前です。
RUNNETからもメールで通知が来て、リンク先から状況を確認できるように案内されます。
現地での受付に必要なのは、大会本部から送られてくる通知なので、これを印刷して持参します。もちろん、スマホの画面を見せても大丈夫です。
その他、大会について詳しく知りたい方は、下記の記事もお読みください。