こんにちは!コモ子@やまたび北海道(@ComocoHk)です。
今日の話題はプーシーの丘。ルアンパバーンのランドマーク的な存在なので、滞在中、きっと誰もが訪れるところでしょう。
プーシーの丘は何と言ってもメコン川に沈む夕陽が有名。日没前には多くの観光客が詰めかけ、丘の頂上部分はとにかく人で混雑します。
今回、日没の1時間くらい前から丘に登ってみました。この記事を通じ、プーシーの丘についてご存知ない方にもその魅力が伝わり、ルアンパバーンに関心を寄せていただけたら嬉しいです。
なお、前回記事のクアンシーの滝については、下記の記事をご覧ください。
【クアンシーの滝】英会話が出来なくても大丈夫!ひとりでも行けるよ
プーシーの丘への行き方
ルアンパバーンの街は中心部にいる限り、道に迷うようなことはなく、すべて徒歩圏内なので便利で安心。
プーシーの丘に行くには、まずロイヤルパレスやパバーン仏堂がある中心街へ。道路を挟んで反対側に丘がありますので、案内標識に従って階段を上っていきます。
ナイトマーケットが開かれるのも、ちょうどこの付近です。
Googleマップ上では北東側に緑色で道が描かれているのですが、多くの人はパバーン仏堂側から登っています。今回もそれに倣ってご紹介します。
階段をちょっと登ると左側に料金所があり、まずここで入場料20,000キープを支払います。
プーシーの丘はPhou si hillですが、看板にはChomsy hillと書かれています。これは頂上にタート・チョムシーと言う仏塔の名前に由来するようです。
料金所はこんな感じで簡素な作り。
ちなみに丘に登る前にトイレを済ませておきましょう。トイレも料金がかかりますが、徴収する人が不在のことも。料金は2,000キープです。
丘の頂上まで階段が整備されており、軽装で登ることができます。とは言ってもルアンパバーンは暑くて汗をかくので、ペットボトル1本くらいの水分は必須。
だんだんと石段が急になっていきますが、金色に輝く仏塔が見えてくると頂上はもうすぐ。
丘の上はどんな感じ?
丘の上には仏塔と寺院があります。正面と左右両サイドの扉が解放されていて、中には多くの仏像が祀られています。欧米や北東アジアの観光客ばかりではなく、タイなど近隣諸国の方も訪れているので、手を合わせてお参りする方が大勢います。
南側一帯にはルアンパバーンの街並みが広がっています。
標高150m程度なので、街を眼下に見下ろす感じになり、景色が抜群なんですよ。
なんて緑が多い街なのでしょう。
茶色や赤い色をした屋根を持つ家屋が多く、深い緑や青い空とのコントラストが美しいですよね。
ルアンパバーンの市街地からも眺められる、金色のタート・チョムシー。
翌朝に開催された、ルアンパバーンハーフマラソンのコースからもハッキリと見ることができました。
ルアンパバーンハーフマラソン2019|ラオス開催チャリティマラソンの楽しみ方
ちなみに、真下から見上げることはできますが、近寄ることはできません。
こちらがメコン川方向の眺め。丘の上には大きな木があるので、ちょっと視界を遮るのが残念。
日没まではまだまだ時間がありますが、すでに150人くらいがその瞬間を待っています。
メコン川に向いた斜面は石段がベンチのようになっていて、多くの人が座れるのですが、夕陽のショーが始まると総立ちで撮影会。
スマホで完全フルオートで撮影すると、思い通りの仕上がりにならないかもしれないので、事前に撮影モードを把握しておきたいところ。
さあ、いよいよ日が沈みますよ。
写真を撮るのもいいのですが、画面を通さず最後まで肉眼で楽しみたいですね。プーシーの丘は、そんな特別な場所だと感じました。
陽が沈むと周囲から歓声が上がり、大勢の人が丘を下りていきます。一気に暗くなりますので、街へ早めに下りてしまいましょう。
麓に下りると、ちょうどナイトマーケットが始まったばかり。
ひと通り巡ったあと、お酒を飲みながらゆっくりとディナー。ルアンパバーンではそんな贅沢な時間の使い方をおすすめします。