こんにちは!コモ子@やまたび北海道(@ComocoHk)です。
この記事では、2016年の振り返りをしていきます。
あくまでも自分向けの備忘録なので、当時何をしたのかとか、どういうことを考えていたのかを残すだけですが、読者さんにも一部共有します。
書き方が少々乱暴ですがお許しを。
さっそく2016年のアクションとその内訳について。
総 数 | 山歩き | マラソン | 旅 行 | |
海 外 | 4 | 1 | 0 | 3 |
国 内 | 20 | 17 | 2 | 1 |
合 計 | 24 | 18 | 2 | 4 |
まずは簡単なレビューから。
2016年は、本格的に人生を一人で歩んでいくという転換の年になりました。
2015年後半に一度沈んだ自分でしたが、考え方を前向きに捉え、今までできなかったことを積極的に取り組もう、好きなことに特化しようというスタンスを確立したのがこの年。
初めて海外旅行に行ったのもこの年から。
経済的な自由どころか、日々暮らしていくのがやっとの時期でもあったので、活動の回数は少ないけれど、気持ちは満たされた年でもありました。
1.元旦の早朝、JRに乗って塩谷丸山へ
1月1日は塩谷丸山。
30代も40代前半も仕事をしているか、一人で過ごしているかのどちらかだったお正月。
2012年に転職したのをきっかけに、このところ正月は毎年近所の山歩きをしている。
昨年、交通事故でクルマを失ったので、今年はスノーシューを担いでJRで塩谷駅まで行き、塩山丸山へ登ってみた。
しかも青春18きっぷで。
夏道コースは相当なラッセル。
結局は頂上台地で持ってきたサッポロクラシックを1本空けて引き返し、午前中には帰宅した。
正月だからと言って、何も特別なことなどない。365日、フル営業だ。
元旦は小樽の塩谷丸山を雪山ハイキング。JRで行けるところにもお手軽さが感じられる魅力的な山
2.チームしんちゃんず、厳冬期の野塚岳へ
1月15日。チームしんちゃんずで厳冬期の野塚岳へ行ってきた。
今考えれば、かなり無謀だったかもしれない。
しかも、思っていたよりも雪が深かった。
稜線に上がるまでに猛ラッセル。
単純に通常登られるルートを見失って、早めに尾根に上がろうとしたのが失敗の原因。
時間と体力を大幅に費やすことになった。
その後は順調だったけれど、山頂まで5時間は要しただろう。
残念ながら景色もさっぱり。
結局、見たかったトヨニ岳の姿も拝めず、レンタカーの返却時間が迫っていたこともあり、お風呂に入らずに直帰パターン。
この山も、もう一度行かねばなるまい。
【南日高|野塚岳】1月中旬の厳冬期登山で感じた「楽しむなら残雪期が一番」という件について
3.初めてのカイガイリョコウ
1月17日、初めての海外旅行、台北。
当時、同じ職場で働いていた社員が、年末に欧州へ遊びに行ってきたという話を聞いたとき、「あっ、これ自分がやりたかったことだ」と気付いたのがきっかけで決めた台北旅行。
特に何も分からずに、エクスペディアで選んだのが台北、しかも今はなきトランスアジア復興航空だ。
学生時代、バイクで日本一周の旅をした時に訪れた日本最西端の与那国島から見た台湾。
有村海運のフェリーの中で見た「基隆」とか「高雄」という名に興奮したのを覚えている。
それが20数年の歳月を経て実現したのだ。
3連休で午後からの出発、滞在時間は36時間程度。
忠孝復興付近のホテルに泊まったのは初日だけ、2日目は桃園空港でビバーグだ。
台北で何をしたかって訊かれても、実はそれほど覚えていない。
台北101、九份、中世紀念堂あたりに行ったくらい。
だけど、自分には大きな前進だったのは間違いない。
これをきっかけにして、北海道の山歩きから海外の旅へ傾注していったのだ。
新しい世界の扉を開いた感じだった。
初めての海外弾丸一人旅はオロオロしながら台北へ。不安?ビールを飲めば大丈夫。台北101や九份などベタな観光名所を満喫
4.知床の名峰、海別岳
2月28日、海別岳。
チームしんちゃんずで海別岳へ行ってきた。
明日から3月だと言うのに、風も強くて氷点下20度を下回るとっても寒い日。
その分、空は最高に晴れてくれた。
日の出時刻から登り始めて、日没直前まで歩きっぱなし。
高齢者ふたりには厳しい行程だったに違いない。
残念ながらニセピークで猛烈な風が吹きつけて撤退。
右手にオホーツク海の海岸線を、左手には斜里岳を見ながら下る大斜面は、最高の思い出。
完全燃焼系の1日だった。
【海別岳】2月下旬のスノーシュー登山は、山頂付近が強風のためニセピークで撤退
5.奈井江まで走る
3月20日、奈井江まで走ってみた。
ここ2年くらい、通勤ランニングをしているおかげで、毎日走る習慣が出来たからだ。
それと、6月にサロマ湖ウルトラマラソンへの参加を決めていたのも理由の一つ。
山に行くような天気でもなく、でも2連休。
これはもったいない、ということで国道12号線を北上。
初日は江別駅まで20km、寒くて止めたのだった。
JRで帰って、翌日はふたたび江別駅からスタートして奈井江駅まで。
カラダがまだまだ出来上がっていないため、楽しくは、、、、なかった。
6.三国峠からユニ石狩岳
4月9日、ユニ石狩岳。
この山には、もうかれこれ20年来のご無沙汰ということもあり、母を連れて登ってみた。
稜線上は風が強く、しかも寒気が入って4月中旬とは思えない寒さ。
下山中、母がゆっくりと滑落していって、目の前が真っ暗になりかけた。
山を愛する母を、親孝行だと思って山へ連れていくが、死んでしまったら結果として親不幸だ。
これ以降、彼女とは森林限界を超える雪山には登っていないと思う。
これを追記している2020年3月は、コロナウィルスがアウトブレイクしているが、今も一緒。
万一、自分が感染していた場合、車中での移動が危険になる。
相手は高齢者だから、慎重にならざるを得ない。
ユニ石狩岳の話に戻すと、自分は今度はもう少し遅い時期に、音更山までツボ足で往復できないものか考えている。
そういうのって、行動するのに勢いが大事。
思い付きだけではなかなかモチベーションが上がらないもんね。
【ユニ石狩岳】北海道百名山|三国峠から4月の残雪期の稜線を繋いで登ろう
7.春の東ヌプカウシヌプリ
4月10日。東ヌプカウシヌプリ。
正直な気持ちとして、夏なら見向きもしないだろう。
冬でも、札幌からわざわざ行くような山でもないと思っている。
今回は、前日にユニ石狩岳に登って帯広市内に宿泊し、その流れで登ってみた。
唯一、ウペペサンケ山がきれいに見えたのが印象に残っている感じ。
次回登るとしたらいつになるだろうか?
大雪山系の最南端、東ヌプカウシヌプリを4月に登ってみた。真っ白なウペペサンケ山が美しい
8.東北遠征、岩手山へ
5月21日。春の東北岩手山。
チームしんちゃんずで毎年恒例になりつつある東北遠征。
昨年2015年は鳥海山、2016年の今年は岩手山、2017年は月山という流れだ。
札幌から深夜バスで新函館北斗駅へ。
そこから北海道新幹線で盛岡へ。
盛岡でニコニコレンタカーを借りて、午前10時から登山開始となった。
残念ながら時間切れで、自分ひとりで山頂へ登り、みんなは8合目で引き返し。
しんちゃんは体調があまり良くなかったようだ。
まあ、それでも天気が安定したし、満足していた様子だった。
【岩手山・八幡平】札幌から夜行バス・北海道新幹線・レンタカーで日本百名山登山の旅
9.八幡平で残雪ハイキング
5月22日、八幡平でスノーハイキングを楽しんだ。
北東北は温泉が豊富だし、高原を行くドライブコースも多いので本当に面白い。
国内旅行はめったに行かないけれど、北東北なら何度行ってもいいくらいだ。
昨日の岩手山の疲れも残っているので、今日は手ごろに八幡平。
登山という感じではないけれど、雪の時期は爽快な気分になれる。
下山後は、名湯藤七温泉の露天風呂を楽しみ、田沢湖へも立ち寄って、最後は盛岡冷麺を食べて終了。
盛岡でレンタカーを返却し、盛岡駅前からなかよしきっぷで八戸へ。
フェリーで苫小牧へ帰るという、大変ご苦労さんな旅だった。
この後、2017年にピーチの仙台ー新千歳線が運航開始したのを機に、フェリーに乗る機会はほとんどなくなるだろう。
10.近くて遠い、黒松内岳
6月5日。
北海道もいよいよ夏山シーズン到来、まずは道南の黒松内岳へ。
登ったことがない山へ行ってみよう、というのが狙いだ。
スクーターで行く場合、燃料タンクが6リットルという設計上、航続距離が150kmが限界。
途中で給油が必要になる。
本来なら深夜に出発したいのだけど、その辺の事情から、共和町あたりのホクレンSSがオープンする時間帯を見計らって自宅を出発。
移動時間まで緻密に計算された山行となった。
黒松内岳は1時間くらいで登れる易しい山だけど、登山の醍醐味が凝縮していてとっても楽しく、近ければ何度も通いたくなるような名山だと思う。
沢からのアプローチもたくさんあるとのことで、こちらも北海道沢登りガイドにはたくさんのルートが紹介されている。
この本は沢をやらなくても必携の書だ。
黒松内岳は夏山のいいとこ取りで、初心者さんにもおススメの道南の山でした
11.おかわり!長万部岳
6月5日、長万部岳。
黒松内岳から下山して、おかわりで登りに行ってみた。
こちらもなかなか楽しい山。
一部に雪が残っていたものの、山頂までほぼ夏山。
山頂は多くの人たちで賑わっていて、下山時は地元長万部のSさんと言う方と一緒に下りた。
とってもお話好きのいい方で、熱いハートを持っていて、いろいろな学びもあった。
山のボランティア活動などにも参加されているとのことで、自分もいつかはそういった方向に舵を切るのもありだな、と感じた。
6月の長万部岳は、札幌から日帰りで黒松内岳とセットで登れてしまう道南のいい山なんです
12.やっぱりダントツで一番遠い、利尻山
6月12日、利尻山。
札幌から1泊2日で礼文岳と利尻山をやろうと計画。
結果は、前日に21時まで残業となったおかげで、利尻のみとなった。
まず何と言っても遠い。
125㏄のスクーターで稚内まで走らせるには、気合と根性がいる。
しかも6月中旬の雨の朝。
バイク乗りなら、この辛さは想像できるだろう。
利尻島に渡ってキャンプ場でツェルト泊。
深夜23時に出発し、3時40分に山頂でご来光を眺め、7時には下山完了。
ツェルト撤収で、始発のフェリーで稚内へ帰る。
あとはひたすら札幌までスクーターを走らせ、夕方には帰宅。
充実感いっぱいの利尻に大満足だ。
【利尻山】6月、ナイトハイクでご来光を眺めて、始発のフェリーで稚内へ帰る方法|札幌発着1泊2日1万円の旅に挑戦
13.撃沈、サロマウルトラ
6月26日、サロマ湖100kmウルトラマラソン。
挑戦してみたかったウルトラマラソン。
もちろん完走したい気持ちは強いけれど、何よりも参加してみたかったのだ。
結果は60kmでリタイア。
最も多く走ったのが5月の300kmということで、圧倒的に練習量が不足していたと思う。
フルマラソンとの違いを体感できた。
一番の学びは、周りのランナーたちのレベルがフルマラソンより遥かに高いということ。
高い目標を掲げている集団に飛び込むことこそが、自分を最短で引き上げてくれる、ということを肌で実感したサロマだった。
60kmで完走ならず|第31回サロマ湖100kmウルトラマラソン参戦記
14.雷電山とチングルマ
7月25日。雷電山。
この山も、かなり以前から登りたいと切望していた山。
先月のサロマ湖100kmウルトラマラソンで燃え尽きたのか、長い夏風邪に悩まされた。
発熱と二日酔いにはめっぽう弱い自分だが、39℃以上の高熱で仕事をする日もあった。
そこから何とか復活し、岩内岳経由で雷電山へ登ってみることにした。
途中にチングルマのお花畑、山腹に広がるニッコウキスゲの大群落、ニセコらしい池塘群、頭の中で描いていたものより素晴らしい山歩き。
ニセコのなかで最もステキな場所を発見してしまった、という感じ。
また来よう。
真夏に岩内岳から雷電山まで縦走してみたら、ニセコにこんないい所があったのかと感動した件
15.クアラルンプールマラソン、受付に間に合わず
8月6日。クアラルンプール。
2度目の海外ひとり歩きに選んだのがここ、マレーシアのクアラルンプール。
KLマラソンの開催日に合わせて行くことにしたのだけど、結果として現地の受付に間に合わず、参加することは叶わなかった。
人生は何事も失敗を重ねて、成功へと繋いでいくものだ。
この後、2018年4月のKLマラソンには参加することができた。
初めての東南アジアはとても刺激的だった。
2020年3月現在、ブルネイとミャンマーを除いたASEAN諸国には行っているが、マレーシアはその中でも先進国だ。
でも当時の私は、東南アジアは一括りでみんな一緒だと思っていたのだ。
見分の積み重ねは、自分を大きく成長させる。
興奮が納まらず、帰国後はすぐにタイへ行く手配をし、すっかり海外旅行の虜になったのだ。
クアラルンプール旅行記|KLタワー、チャイナタウンの安宿、バードパーク、ブキッビンタンの街歩き
海外マラソンの受付終了時刻に間に合わない!?そんなときどうする?
16.テン泊、白雲岳
8月27日。白雲岳。
2連休をもらい、表大雪を満喫してきた。
旭岳を越えて御鉢平入りし、テクテクと白雲岳避難小屋へ。
遅めのチングルマが咲いているところもあって、僅か2か月足らずの夏山シーズンは間もなく終わりを告げる。
テン場にて、高根ヶ原から雲が両脇に流れ落ち、雲海に浮かぶトムラウシ山の眺め。
こぼれんばかりの星空、モルゲンロートの山並みに再び地球の朝がやってくる。
やっぱりここが大好きだ。定期的に通わなきゃ。
ちなみに、2020年は改修工事が行われて利用できない、または制限される見込み。
【大雪山系白雲岳】雲海に浮かぶトムラウシ山を眺めるためには?姿見から旭岳を越えて、白雲岳避難小屋でテント泊をしよう
17.道南の名峰巡り、まずは乙部岳
9月10日。母のリクエストがあり、道南の名峰を2つ登ることにした。
まずは乙部岳。
この山って北海道百名山なんだけど、あんまり登っている人はいないみたい。
本当に地味な山だ。
感想は言うと、、、静かで味わいがある山とでも表現すればいいのだろうか。
紅葉の時期に登るのが面白そうな感じだ。
道南の乙部岳登山|9月上旬、静かな秋の訪れを感じる尾根コースがとっても味わい深くて魅力的
18.道南2つ目。遥かなる大千軒岳
9月11日。大千軒岳。
この山も札幌から登りに行こうとすると、利尻山や知床連山と並んで遠い山の一つだ。
今回は函館を起点としたから行けたけれど、もし札幌から日帰りで行こうとするなら、前夜から現地へ向けて車を走らせないとならないだろう。
この山、花の名山だけど秋もなかなかいい感じだ。
晴れていれば津軽海峡を挟んで岩木山まで見えるし、渡島大島あたりも見渡せる。
河原歩きと尾根歩きの両方も楽しめて、最高じゃないか。
秋の大千軒岳登山|9月の知内川コースを沢に沿って遡行し、尾根を登って爽やかな頂上台地へ
19.バンコク
9月23日。バンコク。
海外ひとり旅3回目はタイのバンコクをチョイス。
東南アジアが楽しくて仕方ない。
昔から日本人がバンコクに多いのは、進出企業が多いことや物価、治安の問題だけではないと思う。
適度にエキサイティングだと感じる側面があり、仏教徒が多いことで親近感もあり、人々が優しいのもあるのだろう。
今回のバンコク滞在は1日のみ。
関西空港からエアアジアXの深夜便でドンムアン入り。
この当時、新千歳とバンコクとを結ぶタイエアアジアXは未就航だった。
早朝から深夜までフルで時間が取れるので、1日の滞在で十分楽しめる。
それ以上になると、むしろ疲れがたまる。
弾丸バンコク。
弾丸旅行ってどうなの?っていう向きもあるかと思うけれど、何と言っても感性が刺激されるのがいい。
日常との変化が大きければ大きいほど、効果は絶大。
休みの都度、海外か山に登っているのが理想だ。
初めてのバンコク旅行記|定番観光スポット巡りとドンムアン空港第2ターミナルでの仮眠
20.香港って何度行っても楽しいよね!
9月24日。香港。
バンコクで遊び倒して、ドンムアン空港の国内線ターミナルでビバーグ。
翌朝のフライトで香港へ飛んだ。
香港滞在は半日くらいだけど、午前中から夜景が見れる時間帯までびっしりあるので十分だ。
今回は主に香港島側を楽しんでみる。
スターフェリーで潮風に吹かれ、尖沙咀からの夜景も楽しんだ。
一度で全部楽しんでやるなんて、そもそも無理なこと。
また来たいと思うくらいでやめておくのが、旅を長く続けていくコツだと思う。
【香港旅行記】バンコクで空港野宿をして初めての香港へ|定番のビクトリアピークと尖沙咀からシンフォニーオブライツを楽しんで
21.札幌マラソン
10月2日。札幌マラソン。
3年連続だけど、今回は10kmにエントリー。
実はこれ以降、国内のマラソンレースには出ていないんだけど、これを書いている2020年1月現在、再び国内レースにも参加しようと考え中。
今年はしっかりトレーニングをしようかと。
ネットタイムでちょうど50分。
約20年前、豊平川ロードレースで10位以内に入ったことがあるけれど、昔取った杵柄ってやつ。
今では見るも無残な私だ。
22.最悪の天塩岳
10月16日。天塩岳。
行きたいって思っていながら、ずっと先延ばしになっていた山、それが天塩岳。
先入観があって、札幌からめちゃめちゃ遠いっていうイメージがあったの。
でもよくよく調べてみると、東大雪へ行くより近いし、層雲峡とほとんど変わらない。
そこで10月にチームしんちゃんずで行ってみた。
長靴で登ったのが敗因。
前日にかなりの降雪があったらしく、上部は膝上ラッセル。
長靴の中に雪が入り込み、長靴のなかで指先が凍傷になるかと思ったくらい。
結局山頂は踏めず、ずっとガスガスで雲の中。
苦行としか言えないような山歩きだった。
天塩岳に登ってみたくて10月に訪れたら、あまりにも雪が深くて敗退した話
23.喜んでもらえて。函岳
10月17日。函岳。
昨日の天塩岳から下山後、旭川の健康ランドに泊まり、翌朝5時出発で行ってみた。
北海道百名山の函岳だけど、山頂まで車で行けるので、登山対象とは言えない感じ。
それでもお二人さんは行ってみたかったらしく、かなりのご満悦。
ちなみにこの林道、バイク乗りには有名なスーパー林道。
これ、レンタカーがハスラーだったから楽に行けたけれど、普通の乗用車なら結構厳しかったかも。
【函岳】道北らしい何かを感じることができるから行ってみて!登山はカンタン!?一番大変なのは実は〇〇なんです
24.初めてのソウル
11月25日。韓国ソウル。
初めての韓国だ。
これを書いている2020年1月現在、訪韓回数は12回となったけれど、3年前のこの日、初めて韓国へ行ったのだ。
バカにしていてゴメンなさい、韓国は先進国だった。
日本と何も変わらないじゃないか。
無知とは怖いもの、それと百聞は一見にしかずだ。
だからもっとみんな海外へ行こう、とにかく何でも見てやろうだ。
そう、古い本だけど、20代の頃にこれを読んで刺激を受けた。
きっと私より1世代上の人たちが読んだだろう。
アジアの国々に行ってみると、いかに日本人が「日本って凄い」という幻想に囚われているのかが分るし、「このままじゃマズい」っていう危機感も感じることだろう。
話を戻して、初ソウル。
とにかく寒かった。
明洞では雪が降ったし、北漢山ハイキングではすでに紅葉が終わって枯れ木の山肌だった。
【初めてのソウルひとり旅】クリスマスも寂しくない!?グルメとイルミネーションを楽しもう!
【北漢山(プカンサン)白雲台|韓国ソウル】登山口への行き方とコース案内
25.厳冬期、クリスマス十勝岳
12月20日。クリスマス前の十勝岳。
ブログはかなり昔から書いているけれど、離婚を機に2016年くらいから休日に1日中書くことも珍しくはなくなった。
特に海外旅行へ行くと旅行記をまとめるのに時間がかかり、さらにノウハウ系の記事も入れて3記事くらい入れることもあって、休日2回分くらいを費やすことだってある。
そうなると、山歩きに行く時間が少なくなるので、だんだんと山行回数が減っていく。
十勝岳の話に戻す。
平日休み、今日は火曜日で晴れ予報だ。
しばらく雪は降っていないし、一昨日は日曜日で山には人がたくさん入っているはず、となれば行くっきゃない。
空は快晴、日の出前の望岳台を出発し、せっせと登ってスリバチ火口付近まで進んだところで、一気にガスに巻かれてホワイトアウト。やべぇ、、、
先行するパーティーはそのまま行ったけれど、自分はすぐに引き返す。
山頂は踏めなかったけれど、1年を締めくくるに相応しい考え深い山歩きだった。
12月の十勝岳に望岳台から登る。視界不良で撤退。ガスがかかりやすいので要注意
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