今日の話題は、2月のタイ旅行。
その中でもタイシークラン2020に参加した様子は、先日別の記事で書きました。
第26回タイシークラン2020|大会の様子とエントリーについて
このブログでは、それ以外の部分を中心に旅行記にまとめました。
今回の旅行ではバンコクとチェンマイをそれぞれ1日ずつ滞在してみました。
内容はちょっとマイナーなネタが中心ですが、次の通り。
- おもちゃとフィギュアが勢ぞろい。MEGA PLAZAへ行こう!
- チャオプラヤー川とワットアルンを眺めながら最高のランチはいかが?
- バンコクにこんな大自然が広がっていたなんて!レンタサイクルを楽しもう
- チャオプラヤー川を眺めながら、地元の人と楽しむディナー
- ソイ23のクラフトビールが飲めるバー「KRAFT23」
- バンコクで食べる日式ラーメン「MENSHO TOKYO」
- チェンマイ日帰りで出来ること
それではどうぞご覧ください。
おもちゃやフィギュアが勢揃い。MEGA PLAZAへ行こう!
今回宿泊した安宿は、中華街のメインストリートから、暗い路地を奥へと入ったところに位置しています。
さらに、寺院の外壁とホテルとの間が1mもないような隙間を入って行き、やっと入り口にたどり着くというような場所。
安宿やゲストハウスばかりを利用している私でも、過去にこんなに入り組んだ立地のホテルに泊まったことはないかなぁ。
ここを11時にチェックアウトし、まずは待ち合わせの時間まで散策してみることに。
バンコクの中華街は、ヤワラート通りを挟んで南北に広がっています。前回は南側を歩いたので、今回は北側を中心に散策。
中華街の南側が衣類や雑貨などが多いのに比べ、北側は食品の取り扱いが多い印象。
暑い地域なので、乾燥させたものや漬物などが多く、日持ちを向上させる工夫や知恵がいっぱい。
出張のついでに遊んでくるオジサン達がいるいっぽう、私財を投じた休暇のついでに仕事の情報収集する私。そう、食品業界の人間です。
きっといいことありそうです。
で、ここからが本題。
中華街からヤワラート通りを西に向かって歩いて行くと、MEGA PLAZAというショッピングモールがあります。
ここは最上階にフードコートがあるのですが、それ以外はすべて家電やおもちゃ屋さんばかり。
日本のサブカルを強く反映していて、フィギュアやプラモデル、ファンシー、子供用玩具、エアガン、ゲーム、動画コンテンツ、海賊版ファミコンなどなど、遊ぶものなら何でも揃います。
中国本土に行けば、きっとこういうお店があるのでしょうが、日本国内でもこれほどの規模のものは、ちょっとお目にかかれません。
サイアムパラゴンあたりのショッピングモールよりきっと楽しいので、ぜひ寄ってみて!
チャオプラヤー川とワットアルンを眺めながら、最高のランチはいかが?
MEGA PLAZAでバンコク駐在のOさんと待ち合わせ。
3か月ぶりの再会後は、そのまま徒歩でランチへ出かけました。
「お昼からビールさえ飲めればそれで良い」という私のリクエストに対し、さすがはOさん。小洒落たレストランへ案内してくれました。
お店の名前はザ・デッキ(The Deck by Arun Residence)。テラスでチャオプラヤー川を眺めながら、お昼からお酒も飲めるレストラン。
欧米人だけではなく日本人の利用者もいて、お料理もしっかりとして美味しいです。
チャオプラヤー川の対岸にはワットアルンが見えるので、ゆったりとした時間を過ごすことができます。
オシャレなレストランで昼間っからビール数本を空けて、完全に居酒屋モードの残念なおじさんたち。
でも当人たちは、お構いなしにご機嫌な様子です。
私、過去に生パスタのお店を運営していたので感じたのですが、お料理だけではなく食器もかなりステキなんです。
メニューはパスタなどの単品もあるので、カップルや女性だけの利用でも大丈夫。
服装も半ズボンやノースリーブでも問題ありません。
こちらのお店、ランチよりディナータイムの方が人気があるようで、ライトアップされたワットアルンがとっても美しいのだとか。
お会計は日本で焼肉を食べに行くくらいのお値段になりますが、それだけの価値が十分にあります。
私、Oさんに完全にご馳走になってしまいましたけど、、、
バンコクにこんな大自然が広がっていたなんて!レンタサイクルを楽しもう
中心街のアソークより、僅かに2kmくらい南に行ったところに、シーナコン・クエンカン公園(Sri Nakhon Khuean Khan Park And Botanical Garden)という州立公園が広がっています。
バンコクの公園と言えば、ルンビニー公園やチャトゥチャック公園などが良く知られていますが、こちらは完全なる自然公園。
チャオプラヤー川がぐるりと周囲を取り囲んでいる様子が、まるで島みたいですよね。
公園内へ車でアクセスする場合の入口は事実上1か所しかなく、人だけでの移動はボートに乗って渡ります。
最寄りのMRTの駅からでもちょっと歩くので、タクシーやバイタクなどを利用するのが良さそう。
Khlong Toei Wat Pier (Tha Pho Thong)という場所が一般的な乗り場ですが、私たちはマイナーなほうの乗り場から。
対岸のレンタル自転車屋さんがある、จักรยาน แพเจี๊ยบという小さな桟橋まで連れて行ってもらえます。
レンタル自転車屋さんでママチャリを借りて、いざ出発。
公園内は細い道路が中心で、車の交通量も意外と多いので要注意。
観光で訪れるバンコク市内とは一風変わった雰囲気で、未舗装の道路や遊歩道なども走るので楽しいですよ。
まるで昨年秋に訪れたラオスのルアンパバーンに再訪したかのような印象でした。
ハノイから1泊2日でプーシーの丘とクワンシーの滝とルアンパバーンハーフマラソン2019
園内にはこんな感じの市場もあり、その他にも飲食店や併設の宿泊施設、民家なども点在しています。
日本人の姿は見かけませんでしたが、現地の人や欧米人が多い印象。
バンコクに何度も行っている行動派の方に、ぜひお勧めしたいアクティビティです。
チャオプラヤー川を眺めながら、地元の人と楽しむディナー
サイクリングを楽しんだら、すぐにディナーとビールを楽しみたいところ。
今回利用したお店は、ボート乗り場と自転車屋さんに併設しているレストラン。
とっても感じが良いレストランなのに、Googleマップで検索してもร้านอาหารบ้านลุงอูという現地名し出てきません。
なので、グーグルマップのローカルガイドとして、口コミと画像をアップロードしておきました。
客席のほとんどはテラスになっていて、遠くにマハナコーンタワーなど市内の高層ビルの景色が見渡せます。
夕暮れ時のチャオプラヤー川を眺めながら、週末のゆったりとした時間を過ごせる喜び。
時間帯によっては生の演奏も楽しめるんですよ。
価格帯もわりとリーズナブルなので、ランチタイムにも使いやすいと思いました。
お店の場所はこちらです。州立公園の場所とあわせて、バンコクを俯瞰してみてくださいね。
ビール好きにはたまらないっス!ソイ23のクラフトビールが飲めるCRAFT23
再び中心街に移動して3次会に突入。
お昼から飲み始め、インターバルを挟みながら7時間が過ぎようとしています。
次に利用したお店はソイスクンビット23にあるCRAFT23というお店。
店内はとっても開放的で広々としており、屋根も付いているので突然の雨が降っても大丈夫。
好きな場所に着席したら、メニューを選択。
好みのビールを見つけてオーダーするのですが、たくさんありすぎて悩んでしまいますね。
メニューカードには、銘柄やビールの種類、アルコール度数や原産地が書かれていて、サイズと価格も下に表示されています。
地元のシンハーでも、ジョッキサイズで150バーツとなかなかいいお値段ですが、ビール好きならぜひ訪れたいお店。
4~5種類の銘柄を100mlずつオーダーする方法もあって、飲み比べすることも可能。
いろんな銘柄を少しずつ楽しみたいっていう方、特に女性におすすめかも。
CRAFT23の場所はこちら。
アソークは、ドンムアン空港やスワンナプーム空港からでも比較的行きやすい場所。
早朝のノックスクートや深夜のエアアジアで帰国する前に、一杯やっていくのもいいかも。
バンコクで食べる日式ラーメン「MENSHO TOKYO」
先ほどのCRAFT23で「さて、4次会へ行きましょう」みたいな雰囲気になってきたので、私からシメのラーメンを提案。
訪れたお店は徒歩圏内の自家製麺 MENSHO TOKYOさん。
東京都内でも多店舗運営されていますが、バンコクにも同じブランドのお店があります。
私のプロフィールにも少し書いていますが、某製麺会社で商品開発を担当している製麺技能士なので、商品全体やスープより麺が気になってしまいます。
「タイ北部の小麦を使用した自家製麺」ということですので、どんな麺なのか興味深いですよね。
具材にはレモングラスも入っていて、地元でも受ける工夫も。
ラーメン屋の店主さんってこだわりが強い方が多い印象ですが、本当にお客様を意識して運営されているお店は強くって、ラーメンもビジネスなんだなっていつも感じます。
海外展開するようになると、店主さん自らがお店に入ることはできませんからね。
一杯のラーメンに、マインドがしっかりと踏襲されている印象です。
実は過去にラーメン店を運営していた経験もあり、客席数や従業員数、オペレーションなども観察。
多くのお客さんは、ラーメンに加えてビールも注文していますので、夜の客単価は税込み500バーツ近い感じ。
約40席の客席に従業員が8名も勤務していたので、駐在のOさんに「バンコクの時給っていくらくらいが相場なんですか?」って訊いてしまったくらいでした。
お店の場所はこちら。シンガポールやKLもそうですが、日系の飲食店はSCの中での営業が多い反面、こちらは路面店なんですよ。
チェンマイ日帰りで出来ること
22時。9時間を超える飲み会が終わり、ドンムアン空港に近い安宿に泊まります。
シャワーのお湯がチョロチョロしか出ないようなスペックですが、滞在時間6時間くらいなのでまあ良いでしょう。
翌朝はひとりでチェンマイへ。
チェンマイへは初訪問。
6時40分のフライトでチェンマイ入りし、21時30分のフライトでバンコクへ戻ります。
そう言えば、タイで国内線に乗るのは初めてなんですが、国内線への搭乗でもパスポートが必要になるんですね。
チェンマイについては下調べをしていなかったので、取りあえずドイステープ寺院だけには行ってみよう、ということに。
ソンテウと乗り合いのミニバスで行くのですが、よく分からずに乗せられて別の観光地へ。
悩ましい!ドイステープ寺院への行き方|せっかくのチェンマイ、モン族の村とプーピン離宮へも行こう!
ここはドイプイ(Doi Pui)という山岳民族「モン族」が暮らす村なのだそう。
よく分からずに来たのだけど、左右の高台に庭園が広がっていて、上部の観光果樹園ではイチゴ狩りもできるようです。
帰りにイチゴを購入して食べたのですが、これが絶品。
二日酔い気味だったからかもしれませんが、、、
次いで訪れたのはプーピン離宮。
こちらはロイヤルファミリーの敷地なので、順路に従って歩く必要があります。
高山植物にしか関心がない私でも、思わずテンションが上がってしまうくらい美しい。
「映え」を求める方、マストスポットかもしれませんよ。
駐車場周辺には飲食店やお土産屋さんがあり、ここもなかなか画になる演出がされていますよ。
そして最後に案内されたのがメインのドイステープ。
「チェンマイに来たら、必ず訪れたいスポット」と言われていますが、まさにその通り。
拝観料を支払い、靴を脱いで中へ入ると、金色に輝く仏閣や仏像が並びます。
カンボジアのアンコール遺跡も見ごたえがありましたが、こちらもなかなか。
私たち日本人にとっては、ここへ来るだけで良いことをしているような錯覚に。
ドイステープでは集合時間までまだ30分くらい残っていたので、チャーハンを食べてみることに。
ベチャベチャしていて味も食感も残念だったけれど、お店のオジサンの感じがとっても良くて、「飲食店は味や価格ではなくて、エンターテイメント」という持論を再確認。
15時にチェンマイ市街地に戻ってからは、旧市街を歩いてみることに。
この日は平日なのでナイトマーケットへは行かず、旧市街の主要な仏閣を徒歩で訪れてみます。
北側からまずは、ワットチェンマン、三人の大王の記念像、ワットインタキンサドゥムアン、そしてメインのワットチェディルアンと訪れてみます。
次いでワットジェットリン、チェンマイ門市場と訪れて、最後はワットシースパンへ。
ワットシースパンは、ほとんどが銀色に塗られていて、金色が主体のチェンマイでは異色の存在。
開園時間が18時までだったのだけど、30分前ギリギリに何とか間に合いました。
外堀沿いに反時計回りにターペー門、夕暮れ時のソムペット市場などを覗いて、旧市街の北側からバスで空港へ向かいます。
これでもまだ1時間半くらい時間が余ったので、ギリギリまで遊べば、旧市街西側にある宁曼新天地やMAYAといった、ショッピングセンターにも寄れたかなと思います。
こんな感じで、チェンマイは日帰りでも最低限のランドマークへは訪れることができます。
バンコクよりチェンマイのほうが落ち着く、という方が多くいるようですが、今回私もそんな感触を得ました。
また、近々訪れてみたいと思います。