今日の話題はチェンマイ最大のランドマークとも言える、ドイステープ寺院。
チェンマイでどこか1か所をおすすめするとしたら、迷わずココを選ぶ人が多いくらい、必ず行きたいスポットですよね。
今回私が訪れたのは、2020年2月。その時点での状況をもとにみなさんに共有します。内容は次の通り。
- ドイステープ寺院へ行くためのソンテウ乗り場
- コロナウィルスの影響?ソンテウがなかなか出発しない?
- 気になるソンテウの乗り心地は?
- あわせて行きたい!モン族の村「ドイプイ」
- あわせて行きたい!プーピン離宮
- プーピン離宮やドイステープ寺院から片道でソンテウに乗るには?
- 空港からバスを利用して、ソンテウ乗り場へ行く方法
以上の内容でお話していきます。ドイステープ寺院の内部については触れていませんのであしからず。
ドイステープ寺院へ行くためのソンテウ乗り場
ドイステープ寺院へ行くには、ソンテウ(相乗りのミニバス)を利用して行くのが一般的。
運賃も安く、あまり時間に左右されず行けるのが利点なはずですが、私が訪れた2020年2月中旬の平日は、ちょっと状況が異なりました(後述)。
ソンテウ乗り場は市内にいくつかありますが、今回、ご紹介するのは下の場所。
旧市街の北側にあるチャーンプアック門のところ。向かいのセブンイレブンが目印。
アクセスもしやすく、Googleマップ上にも載っています。
コロナウィルスの影響か?ソンテウがなかなか出発しない?
ソンテウのりばにはすでに数台が停まっていて、付近には大きなバナーが掲示されています。
- ドイステープ寺院まで片道60バーツ
- プーピン離宮まで片道90バーツ
- モン族の村まで片道120バーツ
- その他、A・B・Cのツアーなどなど
というような内容が書かれていて、価格表示もされています。
事前に調べた断片的な情報によれば、
「ドイステープ寺院だけを訪れるなら片道のみで乗車し、観光が終わったら再び現地で片道を手配するのが最も良い。」
というのが多くの人の意見。
この意見は私も同意。
でも、プーピン離宮やモン族の村まで足を延ばすなら、はじめからセットで往復を依頼すべきだと思います。
その理由は、現地(プーピン離宮やモン族の村)でソンテウの最低人数を集めてすぐに出発することが難しいから。
では、ドイステープ寺院だけの片道なら、すぐに出発できるかと言うとそうでもないようです。
私が訪れたときは観光客が少なくて、事業者側と観光客側の意見がまとまらず、なかなか話が進まないのです。
ドイステープだけ行きたい人が数人、3ヵ所とも行きたい人が数人、特にノープランでお任せの人が私を含めて数人、到着後に考えを変える人が数人、などなど。
そもそも英語を母国語としていない人や、テキトーな国民性の人などが一堂に会して意見を言い合うわけですから、そう簡単に取り仕切れるとは思えません。
こんなことが起こるのは、平日ということに加え、新型コロナウィルスの影響で中国人観光客が減ったためでしょう。
ドイステープ寺院だけに行く人ですら、最低催行の10人がなかなか集まらないのです。
ドイステープ寺院だけに行ければ良かった私も、こんなやり取りで事業者側の思惑に乗せられ、モン族の村とプーピン離宮も含めて行くことになりました。
ちなみに今回の運賃は250バーツ。
観光の順序は、モン族の村→プーピン離宮→ドイステープ寺院の順。
結果として3ヵ所を巡れて良かったと思うのですが、乗り合いバスである以上、時間計画通りに行かない可能性も十分視野に入れておきたいところです。
余談になりますが、KKdayではスマホで事前に申し込みをしてオンラインで決済、当日に宿泊先のホテルへ迎えに来てくれるようなツアーがたくさんあります。
中国語ガイドさんのツアーであれば、そんなに高い料金設定ではないですし、日本語ガイドさんのツアーももちろんあります。
現地ツアーの良いところは、
- ホテルへの送迎
- ソンテウの乗り心地の悪さを避けられる
- ガイドさんが説明してくれたり、写真を撮ってくれたりする
など、料金以上の利点があります。
気になるソンテウの乗り心地は?
さて、気になるソンテウの乗り心地ですが、市街地で乗っている分にはほとんど問題ありません。
ところが、ドイステープ寺院へ行く途中は山道。カーブが多くて道も狭く、かなりの勾配があります。
ハッキリ言って、乗り物酔いする人にはおすすめできません。
向かい合わせのシートは足元が狭く、大柄な欧米人が多いとかなり苦しいでしょう。
暑いのに汗をかいた隣の人とピッタリくっつくのは嫌ですよね。
私は陸上自衛隊で9年間勤務していたことがあるのですが、自衛隊のトラックよりはるかに乗り心地が悪いですよ。
ひとり旅や節約旅行であればソンテウ一択でしょうが、そうでなければ、ミニバンなどの乗用車を利用したツアーをおススメします。
あわせて行きたい!ドイプイ(モン族の村)
ドイプイ(モン族の村)は、ドイステープ寺院やプーピン離宮よりもさらに奥地にあります。
「何があるの?」と訊かれても特に何かがあるわけではありません。
でも、タイへの旅行でチェンマイまで来るような方であれば、きっと何かを感じると思うのです。
迷ったら行くべきだと思います。
この場所には賛否両論がありますが、実際に現地へ行って、見て感じて考えることに意義がある、そんな場所。
両脇にはお土産屋さんや飲食店が並びます。
通りを進むとT字路にあたり、左に進むとお花畑とウォーターフォールがあります。
10バーツでチケット購入し、内部へと進むとドイプイウォーターフォールが。
乾季のためでしょうか、水はほとんど流れていませんでした。
道路が奥へ奥へと続きますが、おそらく居住者が暮らす地域なのでしょう。
番犬に吠えられ、奥まで入ることは出来ませんでした。
ウォーターフォールの反対側にはイチゴ農家があり、こちらにもお花畑が広がっています。
貸衣装で記念撮影することも可能なので、思い出作りに最適。
実際にイチゴを購入することも可能。
砂糖か塩を選択して振りかけてもらいます。美味しいイチゴを戴いちゃいました。
あわせて行きたい!プーピン離宮
モン族の村をあとにすると、今度はプーピン離宮へ。
ここは敷地内に入るのみで、建物は外観だけの拝観になります。
とにかくすべてが整然としており、お花の数や種類と手入れの状態が素晴らしいんですよ。
色とりどりのバラの花が両脇に植えられた階段。
登りきったところには、さらにお花畑と貯水池があります。
なお、プーピン離宮の敷地は寺院同様、軽装で入ることができません。
長ズボンやロングスリーブのウェアを貸してくれるお店があります。
また、駐車場の周りには食堂やお土産屋さん、カフェなどもあるので、時間が余ったらここで休憩することもできます。
プーピン離宮やドイステープ寺院から、片道でソンテウに乗るには?
プーピン離宮の駐車場にもソンテウの料金表があります。
車両はたくさん停まっているのですが、観光客が全くいない感じ。
なので、早く出発したければ料金交渉が必要になるかも。
少人数の場合、この料金表より割高になるのではないかと思われます。
こちらはドイステープ寺院前のソンテウ乗り場。
最低12名からと書かれています。
中国人観光客が全くいないので、運行頻度はいつもよりグッと落ちるのではないかと思われます。
空港からバスを利用して、ソンテウ乗り場へ行く方法
最後になりますが、空港からドイステープ寺院行きのソンテウ乗り場へ行き方です。
前日からチェンマイに滞在している方であれば、特に考えなくても大丈夫。
でも、私のようにバンコクから日帰りでチェンマイへ行く場合のように、土地勘がない人がいきなり行くとなると、事前学習が必要かも。
さて空港からの行き方ですが、チェンマイ空港の到着ロビーを出て一番左側にある出口から外に出ると、タクシー乗り場とバス停があります。
このバス停を発着するバス(レッドライン・イエローラインのいずれか)に乗れば、ドイステープ寺院行きのソンテウ乗り場まで行くことができます。
ちなみにレッドラインは大まかに市内を時計回り、イエローラインは反時計回りになりますので、レッドラインのバスに乗車したほうが早く到着します。
ソンテウ乗り場がある、旧市街の北側にあるチャーンプアック門に至近のバス停は、changphueak Marketという名前。
乗車時に運転手さんからどこへ行く?と訊かれますので、スマホの地図を見せると良いでしょう。
ちなみにバス停の名前を言っても伝わりませんでした。
Googleマップもいいけれど、ViaBusというバスアプリが便利ですよ。
バスの乗り方は、乗車時に一律料金30バーツを支払います。
ラビットカードを持っていると、乗車時にタッチするだけでOKです。
下車時はブザーで知らせます。車掌がいないので、バンコクのバスより日本のバスに近いですね。
バスを降りて進行方向に少し歩くと、セブンイレブンが見えてきます。
赤いソンテウがたくさん並んでいるので、すぐに分かるでしょう。