2月も今日で最終日。高気圧に覆われて晴天が確約される中、ちょっと早めに増毛山地へ行こうか、南日高へ行こうか、それとも十勝連峰へ行こうかとさんざん悩んだ挙句、ホームグラウンドの百松沢山へ登ることに。
晴れていても、前日の降雪でラッセルするのがイヤなのと、風が強そうなのはネガティブな要素。なので妥協、、、汗
「どうせ、あと2週間もしたら晴れる日が増えてくるだろうから、近場で済ませちゃえ」って感じ。結局はこれで正解でした。
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計画的あさ寝坊で9時半出発
いつものように始発の地下鉄&バスで出発しても良かったものの、今日は7時までゆっくり眠って8時10分に自宅を出発。今日は午後の方が天気が良さそうなのと、昨日の降雪であさイチはラッセルが予想されるから。今月3度目の百松沢山へ行くのにわざわざラッセルするくらいなら、阿部山に登ったほうがマシって感じなんですよね~。なので、計画的に遅めの出発にしました。
案の定、平和霊園の除雪最終地点は車がいっぱい。さらに平和の滝方向のT字路付近まで、縦列駐車が続いていました。そういった意味では積雪期の日曜日に遅い出発ができるのは、公共交通機関利用の特権かも。地下鉄&バス利用おススメですよ。土日祝日はドニチカきっぷが520円で購入できますし、バスは片道210円ですから。
阿部山方面へは人が歩いた形跡がなく、ゆえに平和霊園に駐車していた車の方々は、全員百松沢山へ行ったと思われます。おかげさまで最初から南峰までずっとツボ足アイゼンで歩くことができ、今日のスノーシューはただのお荷物に。ただ、僕以外の人はほぼ全員スノーシューを履いていましたので、朝イチはやはりラッセル必至だったのかと。今日はおそらく30名くらい(+ワンちゃん)は入山していたかと思いますが、スキーの方はゼロ。そりゃあ、こんなにいい天気ならツリーランではなくてオープンバーンを楽しみますよね。
今日一番のお気に入りの写真はコレ。宮城ノ沢林道の何気ないシーン。僕はこういう時間帯に歩くことが少ないので、とても新鮮に感じたんです。ガツガツとピークを目指す山歩きだと、高山帯の夜明けなど魅力が分かり易いけれど、殺風景な樹林帯でその魅力を見出す、ちょっとココロが大人になった感じがします。人として成熟してきている証か?それともただのオヤジ化か?
大好きな北峰の手前から見た石狩湾。冬はいつも天気が悪い石狩湾付近が見えるようになると、いよいよ春の訪れを感じます。もう少しすると、増毛山地の山並みも見えるようになるのかな。休憩中の方々は帰り際、ソリで楽しそうに滑っていました。最近、流行っているのかな?スキーやボードに比べればお手軽なのもいいですよね。
天気が良い日は南峰にも足を延ばしてみる
計画では北峰から峰越方向へ下りて、阿部山か送電線から下山する予定でした。でもすでに正午を過ぎているのと、南からの風がやや強くて冷たいのでやめることに。今日はトレースもありません。そこで代わりに南峰に足を延ばしてみることにしました。南峰からの景色は北峰のそれとは全く異なるので、晴れている時は行ったみたほうがいいでしょう。遠くには恵庭岳や風不死岳など支笏湖周辺の山々も見えています。
南峰の登りはやや急ですが、登りきると一気に視界が開けます。間近に見えるのは烏帽子岳。この付近では最も標高が高いはず。だけどこっちから登りに行く人は少ないみたい。その右には定山渓天狗岳や無意根山も。無意根山は白石区にある勤め先の5階からも見えるのですが、5月くらいまで真っ白でキレイなんですよね。今年も残雪期に中山峠から登ろうかな。
数日前に書いたブログで、小林峠から砥石山を経て百松沢山に登ってみたいと書いたので今回も下見中。3日前に藻岩山からこちらを見たので、だんだんとイメージが膨らんできました。このあとは1時間半くらいでささっと下山。いったん帰宅してからモンベルショップへ行き、残雪期用の軽めのシューズと軽アイゼンを物色。来月にチャンスがあれば、新装備で実行に移したいと思います。結局、2月の山行は7回。名護岳とか藻岩山のような低山、雌阿寒岳敗退とかもありますが、遊んだ回数は4日に1回ペース。うん、普通のサラリーマンです。私。