地球の歩き方の電子書籍版の期間限定読み放題サービスが、本日5月31日で終了予定。
この話題は、今まで何度かブログに書いてきたのだけど、基本的にkindle unlimitedを利用している人にしか恩恵がないので、多くの人には関心がない話だったかと思う。
期間は約2か月間あったが、やはりすべてを読むことはできなかったし、後半はほとんど流し読みになった。
確かにFire HD8タブレットでは、一気に何冊も読むのは大変だったけれど、このシリーズの情報の幅と深さを十分知ることができ、地理や観光資源の知識も増えた。
僕が43歳になって、初めて一人で出かけた台北。
あれから約4年半の月日が流れた。
サラリーマンをしながら30回以上にわたって見ていた場所が、まだまだ世界のごく限られた一部分だということも、改めて認識できた。
行ってみたい国や地域の優先順位を見い出せた
今回、自分の中で考え方の整理ができたことは、これから行ってみたい国々や場所の優先順位を決められたことだと思う。
例えば僕は古代の遺跡や都市が大好きなので、ウズベキスタンのサマルカンドやヨルダンのペトラ、ペルーのナスカ、メキシコのユカタン半島などなど、死ぬまでに必ず行かないとならない場所があるが、これらは還暦を過ぎてからでもゆっくり訪れればよいと思っている。
むしろ、現状急速に発展している都市で、10年以上先には大きく変わってしまいそうなベトナムやミャンマー、政情が安定して近年安全になってきたジョージアやキルギス、コロンビア、今現在渡航がビミョーなイランやエジプト、これまで通りトレッキングやマラソンに参加し続けることは、やはり若いうちに実行していきたい。
まあ、すでに50歳直前なのだけど、、、
それにしても、やっぱり自分は欧米にはあまり興味がないらしい。
と言うことで、欧米の都市に行くのは、マラソン参加のついでになりそうだ。
個人的に最も参考になった地球の歩き方10選
個人的な意見として、地球の歩き方シリーズの中で、自分にとってとても参考になったものを10冊挙げるとしたら次のものだ。
- ネパールとヒマラヤトレッキング
- ペルー ボリビア エクアドル コロンビア
- アメリカの国立公園
- 中央アジア サマルカンドとシルクロードの国々
- ペトラ遺跡とヨルダン レバノン
- モロッコ
- チベット
- インドネシア
- ニュージーランド
- メキシコ
レビューの中には、”総花的で昔の地球の歩き方に比べれば隔世の感がある”といった手厳しい反応もあるが、僕はこれでも十分過ぎるくらいだと思っている。
また、旅行に特殊な国や場所にも言及されているのが、このシリーズの特徴だと思う。
例えば、
- トルクメニスタン
- ブータン
- チベット
- 南極
- 中米
- バングラデシュ
- アラスカ
などが挙げられる。
こういう国や地域の概要が得られたのも、今回の収穫だったように思う。
旅のスタイルなんて、人それぞれ。
僅か2,000円足らずで、あらゆる旅人が参考になる情報量を持ったガイドブックは、このシリーズ以外にはないように思う。