先週は十勝連峰全山縦走をやったので、積極的に完全休養を入れることにした。
また残業も多くて雨の日も多かったことから、本当に月曜から土曜まで6日間、ほとんどランもバイクもお休み。
今朝は久しぶりに15kmランで汗を流した。
クロスバイクからロードバイクへ
さて、外出自粛期間はあまりやることがなくて、4月から1ヶ月半くらいクロスバイクでのトレーニングをしてきた。
今月初旬、リアディレーラの破損によって自力走行ができなくなり、もう1台の自転車、マウンテンバイクに少し乗ることに。
ところが、これもギアの調整がうまくいかず、いよいよ購入した自転車屋さんに持って行くことにした。
ちょうど、職場の後輩から「ぜひこの機会にロードバイクを買いましょう」と薦められていたのも理由。
僕より一回り以上年下で、それほど接点がないにもかかわらず、40代後半の僕に声をかけてくれる「縁」を大事にしようと、直感的に感じた。
その彼よりももっと若いハタチの後輩も、ロードバイク購入を検討しているとのこと。
彼の両親は、僕と同じ世代。
そのくらい年齢が離れている若者達と、リアルの遊びで繋がれるチャンスに感謝しないとね。
で、その彼が奇遇にも、僕がマウンテンバイクを購入した自転車屋さんで、ビアンキのロードバイクを購入をしたいらしい。
なら、日曜日に現地で待ち合わせをし、僕はマウンテンバイクの修理依頼と新車の物色を、彼らも新車購入への具体的なアクションを取ろう、ということになった。
僕は当初、新車購入にはあまり乗り気ではなかったものの、いざ前日になってみると、急激に欲しい欲しいが始まった。
1台目はカスタムすることを度外視して、とにかくそのまま乗り潰すというイメージでエントリーモデルを検索。
メリダのRIDE 80というモデルに焦点を絞り、インプレッションや紹介記事を読み漁った。
余談だが、ふだんは21時くらいに寝てしまう僕が、夜中の2時過ぎまで調べるくらい没頭したのだから、これはもう買うしかないでしょ。
で、待ち合わせの30分以上前に到着すると、ビアンキ購入予定の彼が既に到着していて、店員さんと商談モード。
僕も、欲しいバイクについて訊いてみたが、今年度モデルはすでにメーカー完売とのこと。
2021年モデルを待っていたら、時間だけが過ぎて行くじゃない。
そこで、別のおススメを訊いてみると、18万円のバイクを2割引きでサジェストされ、予算を上回っていてかなり悩んだが、結局コミコミ16万円で購入しちゃった。
背中を押されたポイントは7つ。
- 特別定額給付金10万円(まだ申請すらしていないけれど)
- コロナの影響下にありながらも、夏の賞与がまともに支給されたこと
- やりたいことは今が旬、欲しいモノも今が旬
- 良い道具は値段も高いが、パラレルで価値も高く、コスパは度外視
- 高い投資は、自分自身も本気になれる
- キャッシュレス消費者還元事業が、あさって6月30日で終了
- 台湾一周「環島」に一歩近づき、あわよくば後輩達も道ずれにしたい
こんなところだ。
特別定額給付金は、自分に使うにせよ誰かを支援するにせよ、とにかくパァッと使っちゃえ!というのが僕の主張で、以前ブログにも書いた通りだ。
後輩の彼も、ビアンキの1つ上位モデル、コミコミ20万のバイクを購入。
ハタチでこういう買い物をする経験は、今後の人生にきっと役立つだろう。
これで僕の今シーズンは山スキーの購入が遠のいたが、行動は迷っていたらダメだ。
「買う」「買わない」とか「やる」「やらない」で迷うのは、「A」と「B」のどちらを買おうを迷うのとは意味合いが違う。
後者の「A」と「B」であれば、どちらを選択して「良かった」か「悪かった」だけだ。
しかし前者の「買う」「買わない」とか「やる」「やらない」の場合、「良かった」の反意語は「何も得られない」になる。
それは「あのときアクションしていれば良かった」とのちのち後悔する可能性が高い。
お店を後にして、夕方から3時間、お酒を飲みながら「俺らって自転車に15万とか20万とか使っちゃうのって、バカだよね~」なんて話しつつも、2~3週間後の納車後はさっそく3人でツーリングへ行こうと盛り上がった。
酔いが回って気分が高揚してきた頃合いに「来年は台湾へ行こう」と切り出して、まんまと僕の策略にハメたのであった。
ちなみに16万円の買い物をしたのに、メーカー名もモデル名も分かっていない僕って、結構テキトーな性格なのかもね。
それと悩みが一つ。
部屋にバイクを入れると、僕が寝る場所がなくなるけれど、どうしよう、、、(汗)