昨日のブログで海外旅行の話題に触れたので、今日は現実に戻って山の話をしたい。
今週末と来週末は2連休(日・月)を取得していて、どちらも日曜未明スタートで日が暮れるまで山歩きを満喫したいと計画中。
どうも今年の僕は、長時間長距離ハイクでないと満足できないらしい。
6月21日は十勝連峰の往復、7月5日は東大雪への縦走をやったので、まずは未踏区間のオプタテシケ山~トムラウシ間を歩いてみたいと思う。
現実路線は白金温泉から天人峡温泉へのルートだろう
当初の予定では、白金温泉からトムラウシ山の往復行程を計画していたのだけど、前回の石狩連峰のようにワンウェイのほうが精神的に楽だと考えるようになった。
天人峡温泉へ下りる計画だと、総距離40km、コースタイムが21時間なので、今の自分にとって身の丈サイズだと思う。
夜が明けてから行動開始しても、陽が沈む前には下山できるだろう。
でも「お前、それで満足できるのか?」と問いかける自分もいる。
いっそのこと旭岳温泉まで歩いてみようか
初めから天人峡へ下山する計画を描いてしまうと不完全燃焼で後悔すると思うし、高根ヶ原はまだ1度しか歩いたことがないので、いっそのこと旭岳温泉まで行ってしまいたい。
この行程は前回の石狩連峰とは異なり、途中で水も補給できるし、コースのイメージも湧きやすい。
ただ先日のクチャンベツ⇨ニペノ耳⇨石狩岳⇨ユニ石狩岳では、山岳地帯で歩いた距離はしょせん20kmちょっとだ。
そこに11時間くらいかかっているし、かなり消耗していた。
で、距離とコースタイムを調べてみると、総距離が56.9km、コースタイムが28時間38分と長い。
表大雪は歩きやすいからと言って油断はできない。
以前、銀泉台から五色岳往復をやったことがあるけれど、折り返して白雲岳避難小屋へ到着するまで12時間くらいかかった。
今の僕の年齢と体力レベルを謙虚に受け止めると、いったいどこまで時間を縮められるか未知数だし、そもそも最後まで歩き通せるかビミョーだ。
そして懸案は、未踏区間のオプタテシケ山~三川台付近。
オプタテシケ山からトムラウシ山までのコースタイムは概ね8時間。
ここでの実際のタイムがベンチマークとなって、天人峡でエスケープすべきか否かの判断の別れ際になるだろう。
具体的には、白金温泉から12時間かかればNGだし、10時間なら行けそうだ。
下山後はMTBで白金温泉へ戻る
前回の石狩連峰で実感したのだけど、山岳地帯から抜け出せばあとはどうにでもなる。
旭岳温泉にせよ天人峡温泉にせよ、白金温泉までの公道区間は60kmに満たないので、MTBで5時間くらいみておけば大丈夫だろう。
土曜日の退勤後にレンタカーを借り、そのまま出発。
一般道で旭岳温泉または天人峡温泉まで走って4時間くらい。
MTBをデポして白金温泉へ向かって仮眠を取ったとしても、深夜3時にはスタートできると思う。
ここまでツラツラ書いてきたけれど、現実的なのは天人峡温泉への下山一択だよね。
翌週もチャンスはあるので、天人峡温泉スタートで旭岳温泉でもいいかと思っている。
よし、今回は初めから弱い自分を認めることにして、ショートバージョンにしておこう。
オプタテシケ山からの眺め。まだ1ヶ月も経っていないけれど、かなり時が経ったような錯覚に陥る。
美瑛岳から表大雪を眺めると、こんなに遠い。トムラウシ山ですらあんなに遠いなんて。