昨日の中部から新千歳までの機内での話。
同じ列の通路を挟んで反対側にいる乳児が泣き止まず、1時間半のフライト中、大半の時間を泣き続けていた。
今回の旅では、徹夜で山歩きをして往復550km14時間の運転をし、背もたれが倒れない車内での車中泊。
生ビールを3杯飲んで「さあ、機内で爆睡だ」と思いきや、泣き声が気になってほぼ一睡もできなかった。
今回は、この問題について考えてみたい。
結構遭遇する、フライト中に泣き止まない赤ちゃん
僕は子育てをしたことがないし兄弟もいないので、子どもについてはまるで知識がない。
なので、以前周囲の人たちに訊いて回ったことがある。
- 赤ん坊が30分以上泣き止まないことなんてあるの?
- 飛行機の中で泣き続けるのって、どういう理由が考えられるの?
これに対する回答は次のようなものが大半だった。
- そんなに長時間にわたって泣き続けることは、あんまりないですかね~(M君)
- 飛行機の音が怖くて泣いているんじゃないですかね~(同じくM君)
- 気圧の変化で耳に不調をきたして泣いているのかもしれません(Nさん)
ということで、みんなも(自分の子供ではないので)分からないらしい。
日本は少子化の真っただ中のためか、国内線でこういう場面に遭遇することはあまりないが、東南アジア方面での国際線では、こういう場面によく遭遇する。
どうも、乳児は車の中ではよく眠ると聞くが、飛行機の中では泣き続けるようだ。
誰にも非がない状況で、僕たちに出来ることは何か?
赤ちゃんが泣くかもしれないからと言って、乳児を連れて飛行機で移動することを自粛する必要なんて全くない。
みんな平等に飛行機に乗る権利があるし、そんなことをしていたら子育て中のパパママはストレスがたまるばかりだろう。
また、こういう場面になったとき、抱っこしているお母さんやお父さんだって、黙って指をくわえているわけはない。
何とかしなければと思って、あらゆる手を尽くしているものだ。
CAさんも心配して、お声掛けをしている。
もちろん、当の赤ちゃんには何の罪もない。
でも、周囲の人たちは、赤ちゃんの泣き声にやや疲れの様子が見て取れる。
こういうとき、どうすれば円満に解決するだろうか?
僕の答えは「周囲が耳栓をするのが正解」だと思う。
耳栓とアイマスク、ネックピローは、LCCの長距離フライトには必須アイテムだ。
カゼについても同様で、コロナ以前からフライト中はマスクをすることで、周囲の人にうつしたり、うつされたりするのを防ぐことができた。
多くの人が密接しながら長時間を過ごすことを考えれば、こういうアイテムが必要なことくらい容易に想像できる。
要するに、想像力の問題。
想像力を働かせれば、赤ちゃんの泣き声も含め、周囲のおしゃべりなんかも事前に想定できる話。
なので、今回は僕の想像力が足りなかっただけ。
僕は明るくても眠れるので、次回からは国内線でも耳栓は必須アイテムとして携行することとしよう。
ちなみに、機内でも安価で耳栓を販売していればいいのになぁって思う。
マレーシアやタイから日本への旅行では、2世代~3世代での家族旅行も少なくない印象。エアアジアXの機内では何度か「泣き止まない赤ちゃん」の近くの席に座ることがあった。泣き声が気に障るなら、自ら先に耳栓をすればいいだけの話。