昨日のブログで北アルプスへ遊びに行くことを決めたので、さっそく航空券の手配をした。
もともと8月29日~31日は予定を組んでいたのだけど、前週の8月21日~23日、翌週の9月4日~6日も行くことにし、天気さえ良ければ3週連続で北アルプスを満喫したい。
もともと8月22日~24日はソウルへ行く予定だったけれど、この状況でイースタージェットのフライトはないので、予定変更することにした。
一見同じく見えるセール運賃も、中身が異なるので注意
現在、新千歳から中部へ飛んでいるLCCは、ジェットスタージャパンとエアアジアジャパンの2社。
現在開催されている両社のセールでは、運賃が等しく見えるが実際は異なる。
結論として、ジェットスターで購入するよりもエアアジアで購入した方が往復で2千円以上割安になる。
実際にキャプチャを見ながら内容を精査してみよう。
ジェットスターの場合
ジェットスターではセール中の運賃が片道4,180円とお得だが、「料金および諸税」が別途片道650円かかるため、往復で9,660円となる。この「料金および諸税」とはいわゆる空港諸税のこと。さらに、、、
クレジットカード決済を選択すると支払手数料として1,240円が徴収されるため、最終的な支払額は10,900円になる。「片道4180円か、ラッキー」と思っていると、最終的な差異が大きくなるのでちょっと戸惑うかもしれない。
エアアジアジャパンの場合
一方、エアアジアジャパンでも20%OFFセール価格で片道4,180円となっている。一見ジェットスタージャパンと同じに見えるが、中身が異なる。これについては過去に別の記事で書いているけれど、おさらいをしてみる。
エアアジアジャパンではオールインフェア(コミコミ価格)となっているため、前述の空港諸税が含まれているのだ。ジェットスターで別途請求されている「料金および諸税」の650円がこれにあたる。つまり、実質の料金はエアアジアジャパンの方が割安になっているわけだ。さらにビッグメンバー割引の150円も適用されているので、実質800円の差異があると考えてもいいのかもしれない。
もう一つエアアジアグループで忘れてはいけないのが支払手数料だ。クレジットカードで支払うと手数料は1,000円と割高になる(それでもジェットスターより割安)が、ユニオンペイ(銀聯カード)で支払うと手数料が一気に150円まで下がる。で、多くの人が日本でも発行できるユニオンペイブランドのクレジットカードを作ったわけだけど、今は楽天ペイが使えるようになって、こちらも手数料は150円とお得。「楽天経済圏」で生活している人であれば、もはやユニオンペイは使わなくなったのではないか。結果としてジェットスターと等しく見えるセール運賃も、最終支払額は2,390円の差が発生する。ちなみに上のキャプチャで諸費用込0円となっているのは、タイエアアジアXをキャンセルしたときに返金されたクレジットアカウントを使用したため。残高が2万円近く残っていたので、2往復分がタダになったような気分だ。
以上のように、同区間における価格優位性はエアアジアジャパンに軍配が上がる。
但しそうは言っても、僕のようにLCCに求める要素はとにかく価格という人ばかりではないのも確か。
航空会社に対するイメージや好みは人によって分かれるし、フライトスケジュールによって選択肢も限られてくる。
ちなみに、エアアジアジャパンがハンデを背負っているなと感じるところは、マレーシアのエアアジアとウェブサイトが共通なところ。
ジェットスタージャパンのサイトは完全に日本人向けに特化しているが、エアアジアのサイトはバナーに英語表記が多いためかちょっと段差を感じてしまう。
予約変更等に関しても、ジェットスターのサイトより、やや煩雑な気がしている。
ここが日本人に対してエアアジアブランドを構築しずらい一因になっているのではないか、とちょっと心配している。
あくまでもファンとしてのおせっかいかも。
とりあえず3往復分を確保したけれど、僕も普通のサラリーマンなので、同じチームのメンバーに忖度すれば、有給休暇取得にも限界がある。
あとは、9月後半にもう一度行けたらいいかなぁ。
追記)8月21日~23日のフライトは減便対象になったみたい。
だけど、これからもエアアジアジャパンを応援します。
ジェットスターはこれまで20~30回くらい利用したと思うけど、個人的な好みではエアアジアジャパンを応援したい。3年前に初号機で名古屋へ遊びに行ったのがつい最近のようだ。