北海道駒ヶ岳|初心者向けで真夏に登っても気持ちが良い

 

おとといの投稿で、駒ヶ岳まで行く話をしました。

 

入山規制の詳細を知って、母に「駒ヶ岳の入山開始時刻が9時からなので、出発時間を5時に遅らせよう」と話したら、

 

「それならついでに横津岳辺りも一緒に行けばどうか?」との返信。

 

「さすが一年中暇人の高齢者。少々疲れても次の日は休めばいいんだし、そもそも運転もしないからなぁ、ぐぬぬ、、、」ということで、出発時間に変更は加えず、札幌3時出発。

 

中山峠を越えて、一般道で片道240kmの小旅行です。

  

横津岳は予習不足で引き返し

 

で、4時間睡眠で1時30分起床。

 

いつものチームしんちゃんずを迎えに行って、3時に札幌市内を出発。

 

中山峠を越えて、一般道で函館七飯まで走らせます。

 

横津岳

 

横津岳のゲート下へ到着したのは午前7時過ぎ。

 

ゲートがあるものの、物理的には通行可能。

 

まあ、歩いてもそんなに距離はないだろうということで、ササッと着替えてここから出発します。

 

1kmくらい歩いてGPSアプリを見ると、現在地の標高があまりにも低い。

 

しかも、事前にダウンロードした地図範囲からも圏外で、標高差も600m以上あり、このまま歩けば2時間くらいはかかりそう。

 

これはまずいな、ということでメンバーに謝ってスゴスゴと引き返します。

 

完全に下調べ不足。

 

まあ、僕以外のメンバーは、横津岳烏帽子岳袴腰岳も登ったことがあるので、そのまま駒ヶ岳を目指すことに。

 

駒ヶ岳の赤井川コース登山口へ到着

駒ヶ岳登山口

 

登山口へ到着したのは8時30分ごろ。

 

事前情報では、登山開始時刻は9時から許可する旨だったので、しばらく待つことも想定していました。

 

でも、すでに駐車場にはクルマが7台+自転車1台が停まっていて、みんなすでに出発している様子。

 

下りてくる人も2名。

 

僕たちも登山届に記入して、30分ほどフライングでスタートします(汗)。

 

僕らのパーティーも、いよいよ3人合わせて200歳超えのお誕生日を迎え、安全を考慮すれば早立ちしたほうがいいので、ここは許してほしいところ。

 

さすがに日帰りで札幌から往復して、パーティには傘寿を越えたメンバーもいるのに、8時30分スタートを咎める人はいないでしよう。

渡島駒ヶ岳

 

気温がグングン上がり、日差しも強かったのですが、風が強かったためかやや涼しく感じました。

 

規制が敷かれている馬の背までは、僅かに1.5kmくらいの距離ですが、ずっと登り基調で一休みできるような傾斜変換点がないのがこのコースの特徴。

 

樽前山に似ていて、若くて体力があれば一気に登れるところですが、高齢者にはちょっとツラい感じ。

 

●昨年11月の樽前山のブログ

 ⇨樽前山・風不死岳登山|支笏湖と恵庭岳の絶景に感動!

 

剣が峰とお花

 

この山にはさすがに花は咲かないだろうと思っていたら、意外にそうでもなくて。

 

生命力の強さを感じます。

 

大沼

 

振り返ると大沼が一望できるのもこのコースの特徴。

 

こんなところも樽前山と似ていますね。

 

初心者向けという点では、雌阿寒岳あたりも一緒ですが、風を遮る場所がない点も共通点。

 

なので天候が不安定な時は、一気にリスクが高まります。

 

馬の背まででも十分に楽しめる

渡島駒ヶ岳剣が峰

 

1時間15分くらいで馬の背に到着。

 

駐車場ではすでに出発した人が相当数いたので、賑わっているか思いきや、どうやら誰もいません。

 

おそらく何人かは、剣が峰砂原岳へ向かっているのでしょう。

 

入山規制には何かしらの意味があって行われているので、個人的には内容を咀嚼して納得したうえで守るスタンスを取りたいですね。

 

でも、他人様がどのように考えて行動するかにまで、干渉するつもりは全くありません

 

基本的に、登山は自己責任の世界というのも、僕の考え方ですから。

 

ちなみに別の視点なのですが、火山活動による危険性の指摘よりも、むしろ剣が峰の岩場での事故防止が目的なのではないかと詮索したりして。

 

あくまでも僕の見方。

 

砂原岳

 

さて馬の背で涼んでいると、続々と登山者がやってきました。

 

やはり、大半の人はルールを守って9時以降に登っているみたい。

 

規制線を越えて300mくらい先まで様子を見に行った同行者も、この頃には戻って来ていて、次いで隅田盛まで様子を見に行きました。

 

隅田盛にも登り返しがあるのを知って、こちらも途中で引き返してきましたが。

 

80歳を越えて、もう二度とここへは連れて来れないと思うので、大目に見てやってください。

 

かなやのかにめし

 

帰りは長万部のかなやさんで定番のかにめしを。

 

僕は、その近所の甘太郎食堂のチャーハンのほうが好きだけど、彼女たちの世代はやはりこれでしょうね。

 

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