7月頃からLCCの運行再開が順次始まった。
不要不急の外出自粛期間もあったことから、その反動で国民が一気に動き出すかと思いきや、そうでもないようだ。
ここに来て各社減便情報が相次いでいる。
需要が戻らないらしい。
お盆時期の需要も低迷していたというから、これからの時期はますます厳しいだろう。
GoToトラベルキャンペーンも加わって、国内旅行が盛んになるかと思っていたが、マジョリティはコロナ感染を警戒してなのか、動きが鈍いのが現状のようだ。
需要が回復しなければ、存続が危うくなる
ジェットスター・ジャパンは8月13日発表で、9月1日~9月30日の期間内での運航便一覧を公開している。
⇨ジェットスター・ジャパン国内23路線運航便一覧(運航期間:2020年9月1日~9月30 日)
新千歳便だけを見てみると、成田往復は平日3便程度、休日も4便程度が平均。
この路線はバニラエアと一緒になったpeachも運航しているが、同様に減便するとのこと。
関西線は毎日2便をキープしているものの、中部に至っては毎日0~1便とかなり厳しい状況。
特に9月前半の週末では、新千歳ー中部で2泊3日の旅程を組むことが不可能に近い。
ならば、北海道から1泊2日で北アルプスへ行くか?
今回のコロナ禍で打撃を受けた企業に対して、僕たち消費者が役立てることと言えば、何と言っても売り上げに貢献することだと思う。
消費者が利用しなければ、売り上げは立たない。
旅行は外食と並んで娯楽の意味合いが強いので、景気低迷の煽りを受けやすいけれど、余裕がある人はこういう時期だからこそ積極的に遊ばないと。
いや、実はお金の問題ではなくて、本質的には行動力が欠如しているのかも。
お盆が終わったら、次は秋の連休?
いやいや0泊とか1泊で海外へ行ける時代なのに、1泊で沖縄や九州、北海道へ行けないわけがない。
過剰な不安を払しょくし、休みが出来たらとにかく飛行機に飛び乗ってどっかへ行っちゃおう。
そういう行動力のある集団が、いま航空会社を救うのだと思う。
繰り返す。
みんなもっと旅行をしよう。
空の旅は楽しい。電車感覚でLCCに乗って他県の街並みに没入するだけで、一気に非日常の世界に連れて行ってくれる。陸続きの旅では実現できない空間移動に空の旅の魅力があると思う。