今年の1月に参加したスタンダードチャータード台北マラソン。
参加記念のシングレットのバックプリントには、このシリーズの開催都市名が書かれています。
海外マラソン参加を心から楽しみにしている僕としては、コンプリートしたい衝動に駆られるわけですが、世界がこういう状況なので一旦ストップ。
山歩きを趣味にしている人が、日本百名山や三百名山に憧れるのと同じくらい、僕の中では制覇したい目標の一つなんです。
過去に参加した大会を振り返ってみる
ここでちょっと、過去に参加した大会を振り返ってみたいと思います。
クアラルンプールマラソン
一番最初に参加したのは2018年のKLマラソン。
2016年8月、現地受付に間に合わずに参加できず、そのリベンジとしてやっと参加できました。
KLマラソンは開催月が定まっておらず、この年の開催は4月。
まあ、1年中最高気温が33℃、最低気温が25℃、湿度80%程度で安定しているので、あまり変わらないのでしょうが。
早朝4時スタートで2時間半くらい経ってから、やっと明るくなってくる感じ。
最初の10kmは市街地を走れるので楽しいけれど、それ以外は高架道路や有料道路を走るパターン。
スタート会場の雰囲気は最も派手でした。
⇨海外マラソンはこんなに楽しい!クアラルンプールの魅力について
シンガポールマラソン
同じく2018年12月はシンガポールマラソン。
19年は夕方スタートになったみたいですが、18年は早朝5時からのウェーブスタートでした。
お国柄、ずっと市街地を走れるかと思いきや、やはり都市機能をマヒさせないように配慮して?海岸線の緑地や高速道路が大半。
しかも暑い、暑すぎ、、、
8月の交通事故後、練習ゼロに近い状態でいきなりフルマラソンに参加したので、歩くのも辛いハードな大会。
航空券の都合で前日の15時過ぎに到着し、ゲストハウスで5時間滞在したあと、6時間かかってゴール。
その後、2時間以内に出国するという、かなり慌ただしい大会参加となりました。
⇨2018シンガポールマラソン旅行記。乗り継ぎ24時間以内でフルマラソンに参加できるか?【前編】
香港マラソン
明けて2019年2月、香港マラソン。
香港、広東省っていつも暑い印象ですが、2月は普通に涼しかったですね~。
広州には秋がほとんどなくて、いきなり冬が来ると聞いていましたが、まさにその通りのようでした。
さて、香港マラソンは尖沙咀のネイザンロードが出発点なのに、夜が明けて明るくなってからのスタート。
3km地点くらいからはほとんど高速道路を走り、35km過ぎで香港島に渡るまでは楽しくないのですが、ラストは大勢の観客の声援を受けて銅鑼湾(コーズウェイベイ)のビクトリアパークでゴール。
ここがメッチャ盛り上がります。
スタートとゴールを楽しむためだけに、また参加したいと思う大会ですが、今後の香港がどうなるかが気になりますよね。
台北マラソン
そして最新は2020年の渣打台北馬垃松。
1ヶ月前に行われる台北マラソンと比べると、コースはそれほど変わらないのですが、こっちのほうが何となく地味な印象。
地元ローカルな話で恐縮ですが、北海道マラソンより札幌マラソンの方が楽しいと思う人なら、この大会より12月の台北マラソンの方をおすすめします。
1月の台北は15℃くらいとそこそこ寒いので、純粋に記録を狙うなら、こちらの大会のほうがベストチョイスかもしれません。
台北は近いし直行便も多いので、1泊2日で参加できるところも嬉しいですよね。
⇨大会参加レビュー|スタンダードチャータード台北マラソン2020
残っている大会は何年後に出場できるだろう?
8レース中の半分は達成しましたが、残っているのがアラブ首長国連邦のドバイ、ケニアのナイロビ、ジャージー島、フォークランド諸島と、週末にふらっと行くにはハードルが高めです。
特にフォークランド諸島は厳しいかも。
アフリカ大陸に行くより、南米へ行く方が遠く感じますからね。
ちなみに過去の大会だったバンコクとムンバイのレースにも後付けで参加できたので、気持ち的には10レース中の6レースに参加できたと思っています。
まあ、僕なんかはファンランで楽しむ程度。
そういう意味では山歩きより、プラス10歳くらいまで続けられる可能性は持てるから、70歳近くなっても希望を持って狙っていきたいですね。
他人に理解されないような夢や希望も、自分が諦めずに取り組めばきっと実現できるはず。
一番の障壁は外野ではなく、自分自身が疑念を持ったりブレーキをかけたりすることなんだ。
完走メダルが増えていくのも嬉しいもの。登った山のバッヂをコレクションするのと同じような感覚かな。写真はシンガポールマラソンの巨大メダルを途中降機のバンコクにて撮影したもの。
平和な香港を、市民や世界中のランナーと一緒に走りたい。