今週末は「近場再発見」と題して、近所の藻岩山と砥石山をセットで登ってきました。
藻岩山にはおよそ1か月前に大雨のなか登っていますが、砥石山へは2015年春以来なので5年以上のご無沙汰です。
ルートは慈啓会病院前の登山口からスタートし、小林峠へ下りてから砥石山へ登るというもの。
帰りは藻岩山の山頂へも寄ってみます。
これで今月は、会津駒ヶ岳、白馬岳・雪倉岳、黒岳、旭岳・北鎮岳・比布岳、ニセコ連山、そして今朝の藻岩山・砥石山で合計6回の山歩きをして終了です。
完全休養日が1日だけだったため、ブログのメンテナンスもまともにできず、雑な投稿が目立ちました。ごめんなさい。
早朝の街中を自転車で行く
「4時台に目が覚めたら藻岩へ行こう」と思って眠りにつき、目が覚めると4時ちょうどでした。
「21時寝れば、そりゃ目が覚めるって」というツッコミはご勘弁。
地下鉄の始発以前に自宅を出て、まだ薄暗い街中を自転車で進みます。
環状通のセブンイレブンで行動食を調達。
20km6時間半歩いて、2本しか食べなかったのですが、ハーフマラソンくらいの距離ならそんなものでしょうか。
南19条大橋から見た今朝の藻岩山。
思ったよりも晴れていて、雨の心配は要らなさそうな雰囲気。
慈啓会病院前から小林峠を目指して
自宅からおよそ45分で慈啓会病院前の登山口へ到着。
トイレ横が暗黙の了解で自転車置き場になっています。
6時5分スタート。
馬の背から右に折れて少し進んだところにあるT6分岐点まで、およそ35分。
今朝はどうも体が重く、自転車のペダルを漕いでいる時も倦怠感を感じました。
寝すぎか?それとも運動不足か?それとも藻岩だからとナメていたか?
T6分岐から小林峠への道のりはちょっと長いのですが、傾斜は緩やかで歩きやすく、何よりハイカーが少ないです。
藻岩山はトレランをする人もかなり多く、一般のハイカーでも走りを入れながら早いペースで歩く人がたくさんいます。
僕も山で走ることがありますが、これだけハイカーが多いコースだとちょっと危なくて走れないかなぁ。
本人は危ないと感じていなくても、相手は危ないと感じることってありますよね。
横断歩道に突っ込んでくる車両と歩行者の関係、深夜歩いている大柄の男性と女性の関係など、「弱者」側は「本能的に怖い」と感じるもの。
自然歩道はみんなのものだけど、何事も弱者に合わせるのが一般的なので、そろそろ棲み分けが必要な気がします。
その点において、小林峠からT6までのコースや、砥石山の自然歩道はハイカーが少ないので走るの適しているかも。
こばやし峠の石碑の裏で少し休憩をして、砥石山へ。
すでに5kmくらい歩いているので、シャンと立っているつもりがちょっとヨロヨロ。
登山口から3km地点のT4分岐点。
ここまでは傾斜も緩やかで楽ですが、ここから山頂までが結構たいへん。
慈啓会病院登山口からおよそ10km。
3時間くらいで砥石山の山頂へやってきました。
そして再び小林峠へ。
変わり映えのない樹林帯が続くので特に写真もなくて。
道路を横断して左側にちょっと進み、藻岩山の登山道へ入って行きます。
相変わらず小林峠のコースはハイカーが少ないですが、馬の背を過ぎてから山頂までの間は、大賑わい。
山頂は一般の観光客よりも、ハイカーの方が多いのですが、ハイカーは建物の中や屋上にはあまり行かないので、ここはうまく棲み分けできている印象。
ホットコーヒーで一息ついて、入山から6時間30分後に下山完了です。
今回の藻岩山での気付き
休日の藻岩山登山道は、子供連れの家族や10代~20代の若者で賑わっていました。
僕は韓国のソウルや大邱、台北、香港、シンガポールで低山のハイキングをしたことがあるのですが、どこも若い人がたくさんいて「日本とは違うな」と感じたものでした。
でも、今回の藻岩山に登ってみて感じたのは「日本でも若い人達が山を楽しんでいる」ということ。
こういう気付きがありました。
それと、小さな子供が登山をするのは賛成派。
登山好きの親に付き合わされていると揶揄する人もいるようですが、動機は確かにそうであっても、結果として成功体験が積めるのだからいいと思っています。
登山って天候で敗退する場合を除いては、基本的に自分に勝つか負けるかしかなくて、球技や格闘のように相手との勝敗ではないので、成功の確率がグンと上がるじゃないですか。
小さな成功体験の積み重ねって大きな自信に繋がるから、子どもの頃の登山経験はたくさんしたほうが良いと思うのです。