僕は滅多にリアルの店舗に足を運ぶことはないのですが、きのうウォーキングがてらモンベルショップに立ち寄った時に見つけた「アルチプラノパック20」が気になり、思わず衝動買いしたくなったのでメモしておきます。
今年の夏の山行は、サロモンのTRAIL20というとってもシンプルな製品を使い続けてきたのですが、小物を収納できるスペースがほとんどないので、若干あと5リットルくらいの容量がある製品を探していました。
ちなみにTRAIL20は2017年にフィリピン旅行へ行くときに購入した製品なのですが、エントリーモデルのためかどうも細部の使い勝手が悪くてその後はほとんど出番なし。
3年ぶりにオプタテシケ山⇨トムラウシ山の山行から再投入してみたところ、意外とこれが使えるということが分かり、11月の早池峰山の山行まで15回くらいの山行を共にしました。
で、夏ごろからサロモンのXA25という製品が気になっていて、実際に秀岳荘さんで手に取ってみたものの、リアルの店舗で20,000円近い金額を支出するにはどうも躊躇してしまい、そしていまに至っています。
ただXA25は重心が高いので、同じだけの荷物を担いだ場合、きっと軽く感じるのではいないかと思います。
同クラスの製品がいっぱいあると、あれこれ考えて目移りしてしまいますよね。
だから消費者に与える製品の選択肢は、できるだけ狭めた方がいいと思うのです。
道具はどんどん試して最適解を見つけたい
で、本題のモンベル「アルチプラノパック20」について。
数年前から気になっていたモンベルさんの「フラットアイアンパック」や「バーサライトパック」よりも小型なのに重いのですが、まるでエコバックのような軽さのバーサライトパックを適度に強化している印象。
しかも両方にチェストポケットが装備され、ヒップベルトポケットもあるので、カメラやスマホ、ヘッドライト(基本ナイトハイクからスタートするので)、ゼリーや行動食といったものはすべてザックを下ろさずに処理が可能。
秋深まれば雨に当たって雨具を出したり、風が強くて防寒着を出したりすることはありますが、夏なんて基本的にザックに中にはほとんどアクセスしないですからね。
ザックの両サイドにある深めのワンドポケットには、少なくても500mlサイズのボトルを収納できるので、ハイドレーションが好きではない僕みたいなタイプの人でも使いやすそう。
バーサライトパックに比べると重いし高価だけど、コスパは優れていると思います。
トレイルを走るには向かないけれど、ファストハイクにはピッタリという印象。
6月下旬から9月中旬までの大雪山系で、テントを担がずに1日40kmくらいを歩くにはベストチョイスではないか思います。
ただ、テント泊をする方や、カップ麺やコーヒーを沸かして楽しむ方には向かない製品かも。
これから冬に向かっていくのに、このタイミングで購入する必要はないでしょうが、今週末は阿蘇山へ行く予定なので、試してみるチャンスかもしれません。
通勤ランニングにも兼用できそうだし、この際だからオンラインショップで買っちゃおうかなぁ、、、
公式ウェブサイトより引用
モンベルさんの商品は、登山のみならずアウトドア全般やタウンユースにも使えてお値段もお手頃。なので、かなり幅広いユーザーに支持されていて、レインウェアも含めてどうしてもウェアが主力のイメージがあります。でも僕は冬用の登山靴や12本爪アイゼン、冬用のスパッツ、沢靴、ダウンシュラフなども愛用していて、そのクオリティの高さを実感しています。夏は主にサロモンの製品を愛用していますが、来シーズンは日本のフィールドを熟知したモンベルさんのフットウェア辺りも試してみたいと思っています。ちなみにこのサイズは4種類のカラーラインナップがありますが、あえて白を購入して汚れ具合を試してみたいですね。