休日をフルに活用し、常に旅行へ出かけたり山歩きをしたりしていると、日常と非日常のバランスがよくなってきます。
僕の場合、ちょうどシーソーが反対側(非日常)に倒れかけるくらいのところ。
振り返ってみると今年はコロナ前の1月に台北マラソンを走り、2月はバンコクでハーフマラソンを走って現地のお友だちと楽しいビール会も開催できました。
夏以降は9回も道外へ出かけて百名山完登に少し近付いたし。
合間には、大雪山系を中心に道内の山にもたくさん登れたしで、満足、満足。
こうして積極的に行動することによって仕事の日以外はほとんど遊びで満たされているわけで、いよいよ”仕事中心の生活”から”遊び中心の生活”になってきたような感覚がしてきました。
休日に立ち止まっていたら、こういう感覚にはきっとならなかったかも。
鍵は、とにかく行動すること。
でもおかしいじゃない?だって1週間のうち5日間は仕事しているはずなのに。
カラクリはこんな感じ。
1週間=7日間で考えると、仕事5日間、休日2日間となって圧倒的に仕事中心の生活に思えてしまう。
でも、実態を時間換算をしてみると、5日×8時間=40時間(あくまでも就業時間)が仕事で、2日間×(24時間ー7時間(睡眠時間))=34時間が遊びみたいなものなので、実はいい勝負。
だから遊び続けたほうがいいわけ。”遊んでいる時間が長い”ということに脳が気付くの。
僕は独身なので平日も帰宅後は自分の時間として使えるわけで、それも加えれば1週間は遊んでいる時間のほうが多かったりします。
なーんだそういうことか。
1泊2日で沖縄行って楽しいんですか?
昨日遊びに行ってきた沖縄。
昔はオフシーズンでも、最低5万円くらいはかかりましたよね。
でも今は違う。まずここの前提条件が変わったことを認識しておかなければ。
昨年の秋ごろ、韓国往復でも1万円を切っていたくらい。
ふつう1泊で遊びに行かないでしょ?っていうのが常識だけど、旅慣れしてくると1泊でも十分楽しめることに気付く。
自分が旅先で何をすれば満たされるかを知っているから。
ここもポイント。あっ、それと1人でも楽しめるほうが有利。行動がフレキシブルになるから。
もちろん2泊したり3泊したりしたほうがいろいろと欲張れるし、移動時間が減らせるから効率的。そして経済的にもお得なのはわかります。
でも、旅ってロングステイを10日するのと1泊2日を5回するのとでは、後者の方が良いと思いません?
単純に僕がショートトリップ派なだけかもしれないけれど、こういうスタイルに慣れれば休日1日なら日帰りで出来る旅(遊び)、2日なら1泊でできる旅、3日なら、、、と休みの時間に自分の楽しみ方を合わせればいいだけの話。
「それ、あんたが独身で平日休みが取れる仕事だからでしょ?」的な意見もきっとあるでしょう。
もちろんそれは承知。僕も過去はブラック企業みたいなところで飲食店店長をしていたし、10年以上結婚生活もしていたから。
だけど僕が言いたいのは、今からでも平日休みや連休が取れるような仕事を選べんで転職することは誰でもできるし(実際に公務員を依願退職した後、民間企業で転職を繰り返してきた)、結婚する・しないの選択も自由。
で、僕がやりたいと思っている海外マラソンにたくさん参加するとか、山に登るということも、仕事をしながらでもここ数年で叶えてきました。
一週間とか二週間とかの期間をかけてやりたいこと、例えば台湾一周自転車旅とかは、やりたいって思うピークの時になってから、休みの交渉をしてみないと分からない。
ダメならその時になって(仕事を)やめるか真剣に考えればいいだけじゃない?
よくあるのは、長旅をしたいという願望と仕事のストレスから解放されたいという願望が混ざってしまうこと。
共感もできるし、密接に関連し合っていることも理解出来るけど、そこは切り離して考えるべきだと思う。
結局のところ、やりたいと思っていることに近付けるように、小さくてもいろいろ行動していると視野が開けてくる。選択肢だって増えるんです。
そしてある日僕のように気付いてしまうの。
「あっ、そうか。便宜上、生活の拠点が今住んでいるところなだけで、休みの日は旅先で暮らせばいいんだ。」みたいな。
たぶん僕って海外ノマドみたいな生活していても飽きちゃって、すぐに他の場所を転々としたくなるはず。
昨日の沖縄だって実際に生活を始めたら、すぐに「東北へ行きたい」とか「海を渡って台北へ行きたい」ってなると思う。
だから生活拠点があるのときっと何ら変わらない。
むしろ物置みたいな拠点があったほうが活動しやすいと思う。
車も住宅も所有せずに旅ばかりしていると、本当に身軽になってこういう感覚になってきました。
3年後、5年後はどんなライフスタイルになっているのか?自分でも分からないのでとてもワクワクします。
旅が健康に悪いなんて話を聞いたことってあります?きっとないですよね?幸せ度が増すとか、リフレッシュ効果が高い、ストレスを解消できる、認知症予防になるなど、旅を通じて誰もが実感しているはず。だから日常と非日常を頻繁に行ったり来たりして何度も何度も脳に刺激を与えるのって悪くないと思うんだけどなぁ。