コモ子ブログダイジェスト2020年(下半期)後編を公開します。
2020年の山歩きは33回(そのうち道外が11回)、海外マラソンは2回となり、Covid-19という特殊な状況下の中でも充実した1年間でした。
ただこうして振り返ってみると、思っているよりも戦果が少ないと感じており、”もっともっと遊ばないとダメだ!”という気持ちに苛まれます。
9月19日 ニセコ連山
9月19日はニセコ連山。
いつかはやってみたいと思っていた全山縦走。ついにその時がやって来ました。
退勤後、まずはJRで倶知安駅まで2時間かけて移動し、駅前のコープさっぽろで買い出し。
20時半くらいから歩き始め、最初のニセコアンヌプリに到着したのは25時近かったのかな。
その後はキャンプ場へ下りてイワオヌプリに3時半、ニトヌプリに5時ちょっと前に到着して夜が明け、チセヌプリ6時半、シャクナゲ岳、白樺山、目国内岳、パンメクンナイ湿原を経て岩内岳に到着したのが13時半。
メンタル面の弱さが露呈してしまい、雷電山を残したまま下山。最後はジョグって岩内バスターミナルへ。
中央バスで札幌へ帰ったのは19時過ぎ。
雨に何度か降られて天気もイマイチでしたが、今年最後にふさわしい完全燃焼系山歩きとなりました。
行動時間は20時間、距離45.3km。まだまだ実力が足りていないことを実感。
⇨ニセコ連山ワンデイ縦走|倶知安駅からアンヌプリ、イワオ、ニト、チセ、シャクナゲ、白樺、目国内、岩内岳から岩内港へ
9月27日 藻岩山・砥石山
9月27日は藻岩山と砥石山。
久しぶりに砥石山へ登りたくって、アクセスに便利な藻岩山の慈啓会病院コースからスタート。
意外と距離があって20km超えのコースだったけれど、トレーニングにはちょうど良い負荷と時間になりました。
これからも困ったらこれをやる、みたいなトレーニングコースの一つに決定。
⇨藻岩山と砥石山ハイキング|子連れ登山を見て感じた小さな気付き
10月3日 筑波山
10月3日は筑波山へ。
お昼過ぎに成田空港へ到着し、一般道を使って筑波高原キャンプ場の登山口まで約2時間の道のり。
藻岩山に登るより楽なコースですが、上部の解放感はなかなかのもの。
今度は雪がある時期に来てみたいですね。
10月4日 那須岳(三本槍岳・茶臼岳)
10月4日は那須岳へ。最も有名な茶臼岳と、いわゆる山頂の三本槍岳。
前日、筑波山から下山したのは17時頃。
宇都宮を経由し、一般道で峠の茶屋駐車場へ到着したのが20時過ぎでした。車中でビールを空けて就寝。
翌朝は3時出発で、まだ薄暗い三本槍岳の山頂へ一番乗り。
これだけの人が駐車場で朝を待っているのに、深夜にスタートする人はほとんどいなくて、やはり僕はマイノリティなのだと気付きました。
周囲にも山々が見えるので、雪のシーズンに再訪したいですね。
⇨紅葉の那須岳|2時出発で三本槍岳・朝日岳・茶臼岳、下山後はもちろん鹿の湯
10月6日 雄阿寒岳
10月6日、雄阿寒岳。
おとといの夜、那須岳から帰ったばかりなのに、翌日の退勤後は再び徹夜運転で阿寒湖へ。
この山はなかなか縁が無くて、念願がかなってやっと登らせてもらえました。
5合目が山頂直下にあるとか、やたら長いとか、雌阿寒岳と対比していろいろ言われる山ですが、登ってみると大変素晴らしいじゃないですか。お気に入りリスト入り。
でもさすがに10月の早朝。冬はもう間近に迫っているかの如く、とっても寒い山頂でした。
⇨念願叶ってやっと登れた雄阿寒岳。眺めは抜群、さすがは百名山。
10月11日 秋田駒ヶ岳
10月11日は秋田駒ヶ岳。
GoToトラベルを利用して、前泊は田沢湖高原温泉に宿泊。
翌朝は8時出発のバスに乗車して、8合目から男女岳、男岳に登ってきました。
メンバーはしんちゃんず。
残念ながらずっとガスの中で景色はさっぱりだったけれど、珍しく3人とも初登頂だったので、気分はかなり盛り上がりましたね。
個人的には山域全山の縦走をしたいし、雪の時期にも歩きたいので、きっと再訪するでしょう。
10月12日 安達太良山
10月12日は福島県の安達太良山へ。
前日の秋田駒ヶ岳に続いて、今日はさらに天気がよろしくありません。
目的は紅葉を見ることだし、距離も短く風が強いわけでもないので行くことに。
ゴンドラの始発に合わせて行動開始。今シーズン最高レベルの紅葉を楽しみ、登頂も果たし、全員満足満足。
最後はちょっとバテ気味でしたが、80歳過ぎて周回コースを歩けるんだから頭が下がります。
来シーズンもこのメンバーで東北遠征ができるといいな。
10月18日 ロードバイク余市
10月18日、職場の後輩達に遊んでもらい、ロードバイクで余市までサイクリング。
自転車でつるんで走るのは初めての経験だったので、とても新鮮な気分。
このメンバーとはコロナ明けに海外渡航が解禁されたのち、台湾一周を一緒にしたいと思ってラブコールを送っています。まあ自分一人でも行くんだけどさ。
10月19日 太田山神社
10月19日は、せたな町にある日本一危険な参拝と言われている太田山神社へ。
キナバル山に誘ってくれたNさんに運転してもらい、楽々モードで現地へ。
昨日の自転車疲れを車中で癒すという、ずる賢さを発揮。
事前情報をほとんど取得していなかったので、正直やや甘く見ていた感じがありました。
参道は思っていたよりも急峻。そして最後の壁登りはもはやアルパインの世界でした。
⇨せたな町太田神社|登山慣れしていても怖気付く危険な本殿参拝
10月26日 燧ヶ岳
10月26日は、尾瀬の名峰燧ヶ岳へ。
この日の東北地方はどこも好天が見込めない感じでした。
9月に登った会津駒ヶ岳からの景色が忘れられずにやって来たけれど、やっぱりガスガスで真っ白。
上部には雪もあり、まさか福島県で今シーズンの初雪にあたるとは、、、
次回は体力を充実させて、晴れている日に至仏山とセットでパンチの効いた山歩きをやりたいですね。
11月1日 大朝日岳
11月1日、山形県は朝日連峰の主峰、大朝日岳。
これで今年は東北6県、すべてに訪れたことになります。
この山域は飯豊山と並んで豪雪地帯だし、縦走してなんぼの世界だと思うけれど、今回の旅程は1泊2日なので無理はしない。もう11月だしね。
スピードクロス4でも問題ないくらいの積雪でしたが、この日も風が強くて早朝はとても寒かったですね。
北海道より1ヶ月くらい遅くまで夏山を楽しめるだろうと考えていたのですが、それは間違いでした。
結局のところ北関東や東北の山々は、北海道とほとんど変わらない時期に夏山シーズンは終わるようですね。
意外な発見は、仙台から近いということ。月山も含め、北海道から1泊2日で行けそうな感じです。メモメモ。
11月9日 早池峰山
11月9日、岩手県の早池峰山へ。
秋になってから通算5回通い続けた東北の山々も、これでラストです。
早池峰山と言えば、高山植物で有名な易しい日本百名山の一つ。
しかしこの時期の登る人は皆無なのか、結局誰ともスライドすることなく、しかも敗退。
とにかく風が強く、みるみるうちに体温を奪われていく厳しさで、早いうちに敗退を決めて正解でした。思えば、今年初の黒星となったのはこの山だったのかも。
また一つ宿題が増えちゃいました。
11月15日 十勝岳
11月5日は望岳台から十勝岳。
例年、11月は曇りの日が多いのですが、この日は前日の夕方から高気圧に覆われて翌朝の午前中には曇り始めるという絶好のチャンス。
ちょっと面倒くさいけれど、こういうチャンスは逃してはなりません。
望岳台到着は23時、翌朝は起床4時⇨出発4時40分⇨山頂8時⇨下山9時40分
いや~、最高の雪景色。気分最高です。
⇨11月中旬の十勝岳|星空の望岳台からパウダースノーを経て快晴強風の山頂へ
11月30日 阿蘇山高岳
11月30日は熊本県の阿蘇。最高峰の高岳へ。
ピーチの新千歳ー福岡線は、福岡発がお昼。新千歳発が午後なので、北海道から1泊2日で行くとスケジュールがタイト。
でも1泊2日で阿蘇山へ行くことに。
前日の夕方に福岡入り、一般道で阿蘇山のふもとまで走り、早朝4時から高岳と中岳に登って下山という流れ。下山後は高速道路で福岡空港へ直行し、そのまま帰ります。
寒いし、小雪は舞うし、ガスの中で何も見えないしで完全な苦行。
こんなので阿蘇山に登ったなんて自分の中では認めたくないので、”偵察行”として処理することにします。ただ、久しぶりの九州に心の満足はありました。
今度は梅雨前にでも、じっくりと長距離を歩いてみたいな。
12月6日 那覇でハーフマラソン
12月6日、那覇旅行。
10月25日に新設されたばかりのピーチ、新千歳ー那覇線で1泊2日の旅行へ。地方ー地方の路線なのでいつコロナの影響を受けるか分からず、行けるときにたくさん遊びに行っておきたいという思惑。
さらに海外旅行が解禁されれば国内旅行の機会も相対的に減ってしまうので、今がチャンスだと思っています。
行き4時間、帰り3時間のフライトは、台北へ行くのそれほど変わらないですね。
今回の旅ではKLSCMのバーチャルランを消化するために宜野湾市まで走り、沖縄本島の生活圏を肌で感じてみることに。
沖縄県には一度は住んでみたいと思っており、今回はその視察も兼ねて。
昔のように会社を辞めて移住するしか選択肢がなかったような時代と違い、社会全体がリモートワークや多様な働き方に向けて動き始めています。
僕自身も、そういった働き方ができるようになった時を視野に、候補地の選定を兼ねて旅先を生活者目線で見るように心がけています。