4日前に登った百松沢山の続きをやろうと思い、今回は阿部山から峰越を経て迷沢山に登ってみました。
平和霊園→百松沢山→阿部山のルートと距離も時間もほとんど一緒。
僕の足で6時間半くらい。ラッセルがあまりなかったのですが、それでも雪山にしてはなかなかの運動量になりました。最近、ラントレをサボっているけれど、少しは稽古になったかな?
朝から雪が降っていても、決めたらまずは現地へ行く。
今朝は4時30分に目が覚めたので余裕を持って準備ができました。朝食をとってもまだ30分くらい時間が余ったので、楽天モバイルの申し込み(→前日のブログ)をしてから6時に出発。目薬・リップクリーム・サングラスを忘れてきてしまいましたが、外は雪が降っているので良しとしましょう。細かいことは気にしないということで。
発寒南駅始発の発42”平和の滝入口行き”の始発は6時45分頃。1番のりばから。ここから15分くらいで終点まで210円で運んで貰えます。本当にお手軽で楽チン。バスの後部座席でスパッツを付けたりジャケットを着たりして時間の節約。ちなみに今日は祝日なので、地下鉄はドニチカきっぷで520円。
登山口がある平和の滝までは車道歩き。バス停からかなり遠い印象がありますが、実際は1.5kmしかなく、時間にして20分程度です。断続的に雪が降っていたので、軽いラッセルは覚悟のうえで出発。ちなみにこの先に排雪場があるので、ダンプカーの往来が激しいです。
平和の滝から阿部山、峰越、迷沢山へ
7時22分、平和の滝(手稲山登山口)に到着。この時点で車は3台しか停まっておらず、明瞭なトレースが期待できないと思いました。しかし、とりあえず遊歩道はラッセル不要。
500m程度で左手に阿部山への案内標識。ここから下って琴似発寒川のスノーブリッジを渡り、尾根に取り付きます。雪が降っていますが、明らかについ先ほど歩いたばかりと思われる足跡があるので、先行者がいることは確実のようです。
登り始めはかなり雪が舞っていてフードを被るくらいだったのですが、いきなり晴れてきて青空も。このルートは傾斜も比較的緩やかだし、尾根が明瞭なので登りやすいですよね。ツボ足で登れることも多いようですよ。
およそ1時間で阿部山の山頂へ。地形図にも山名が付いているものの特に見晴らしが良いわけではありません。結局ここまで誰一人とも会わず。ちなみに着用しているブルーのハードシェルは、一昨日届いたばかりのモンベルのストリームジャケット。本日デビュー戦。寒色は滅多に買わないのですが、気に入ったので使い倒そうと思います。中は長袖1枚ですが、稜線に出る前にノマドジャケットを着ました。
阿部山の先で先行者に追いつき、ラッセルを交代。峰越を越えて送電線まで(この区間のラッセルが最も深かった)ご一緒させてもらいました。聞けばこの方、藻岩山だけでも年間300回も登っているらしく、うちの両親と同じ世代。つい先日も迷沢山に登ったのだそう。趣味の世界の先輩からは本当に学びが多くて指針になるし、同時に元気も貰えます。
3系統ある送電線の最後を横断したら、別のトレースが合流して迷沢山方面へ続いていました。ありがたく使わせていただいていると、山頂直下で先行者とスライドしたので情報交換。それにしても、迷沢山って何の特徴もなくてあまり面白くないって思いません?
山頂へ到着。峰越からおよそ1時間30分かかりました。曇って雪も降っているし、「何だかつまらないなぁ」って気持ちを表現してみました。前回登ったのは7年前だったと思います。そのときは沢地形を無理やりショートカットして、深い雪にハマった記憶があります。”急がば回れ”なんて子供でも知っていることわざなのにね。
帰りは送電線の下の林縁に沿って下山。山頂でスライドした方は僕と逆ルートで峰越へ向かいましたが、その他にも数名の登山者を見かけました。ここってスキーならきっと面白いんだろうけれど、今日はスキーの方をひとりも見かけず。最近、スノーシューのハイカーさんって一気に増えた気がしますが、気のせいでしょうか?自分もその一人ですけど。
平和の滝には13時に到着。駐車場の隅っこで装具を外して秀岳荘メンバーズバッグに押し込み、バス停まで歩きます。スキーと違って装具がコンパクトにまとまるので、こうして地下鉄やバス、飛行機でも気軽に遊びに行けるのがメリット。
14時半に帰宅。冬は泥汚れや木とか葉っぱのクズが付かないので片付けが楽。勝手に雪が解けてハイおしまい。プロテイン飲んでお風呂へ行って、洗濯しながら自社製品のラーメンをチャチャっと作って、セイコーマートのPALMビールをグビっと。FB、インスタ、ヤマレコ、ブログを自己満足で書き上げてあとは20時に寝るだけ。あー、今日も最高に幸せでした。さて次回は手稲山の予定です。