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宮古島旅行記|那覇からスカイマークで行く青い海の下地島(4月下旬)

 

23日から25日までの3日間、連休を取得して宮古島へ遊びに行ってきました。とは言っても、実は宮古島の滞在時間は1日、那覇の滞在時間も1日といった具合で、せっかくのリゾート地でもゆっくり過ごすということを知らない私。きっと性格的にせっかちなんでしょうね。

 

で、旅の記憶が残っているうちに、パーッと旅行記を書いていきます。

 

ピーチバニラ仕様

新千歳空港で対面した機材は、バニラエアのデカールが施されている特別仕様。バニラフリークだった自分としては、ちょっぴり嬉しい♪しかしあれを見ていると、奄美へ行きたくなりますよね。さて、昨年10月に開設された新千歳那覇路線。今回で4度目の利用となりました。往復4,000円以下、9周年セールで入手したゴールデンチケットです。

 

ピーチバニラ仕様

機内では進撃の巨人を見たり、Kindleの音声読み上げ機能で本を聴いたりしながら約4時間の旅。この路線ではなぜか窓側のAまたはF席に当たる確率が高いので、今のところ長めのフライトでもそれほど苦にならず。で、那覇到着時はやはり雨模様。飛行機が飛んだだけでも感謝しなきゃ。

 

ソーキそば

那覇空港到着後は恒例になりつつある空港食堂ソーキそば。お昼を跨ぐフライトだったので、お腹が空くの。旅の食事はクオリティよりも雰囲気を楽しむことなので、食べられればOK。もちろん、空港食堂のクオリティは自分には十分すぎる。で、1月と2月に来たときは何も感じなかったけれど、今回はマレーシア到着時と同じような南国の空気と香りを感じました。12月に来た時と肌感が似ていて、旅心が刺激される。

 

沖縄バヤリース南国グァバ

食後は自販機で購入した沖縄バヤリースグァバ味の一気飲み。シリーズ5種類中、もっとも好きなのがこれ。札幌に買って来て飲んでもダメだった。沖縄で飲むから美味いと感じるのが不思議。

 

下地島

乗り継ぎ予定のスカイマーク下地島行きまで2時間位の待ち時間。札幌ー那覇も那覇ー下地島も37番ゲートというのが相場みたい。もちろん帰りも37番ゲートから札幌へ。 

 

スカイマーク

みやこ下地島空港へは僅か40分程度のフライト。乗客は40名程度しかいないのに減便しないでくれてこれはもう感謝しかありません。スカイマークは初めて利用しましたが、荷物も預けられるし、座席の指定も出来るし、機内で電源も確保出来るので、総合的にはLCCよりコスパが優れている感じがします。これからも積極的に利用したい。

 

スカイマークキットカット

そうそう、機内ではキットカットもくれたし。食べずに車の中に放置していたら、溶けてドロドロになっちゃったけれど。

 

みやこ下地島空港ターミナル

みやこ下地島空港はとってもシンプル。今までに行った所だとラオスルアンパバーンカンボジアシェムリアップを思い出させてくれるような雰囲気。日本国内とはとても思えない作りでとってもオシャレ。バカンス気分を味わいたいなら、みやこ下地島空港に来るべし。イチオシ。

 

伊良部大橋

空港でレンタカーを借りたら、伊良部大橋を渡ってさっそく宮古島へ。台風2号の影響でとっても風が強く、やはり雨模様。吉野家で食事をしようと思ったら、時短営業の影響なのかテイクアウト専門とのこと。仕方なく隣りのほっともっとで唐揚げ弁当にした。食の業界で15年以上仕事をしているわりには、食べることにはあまり関心がない自分。ちなみにレンタカーの料金は4,000円くらい。

 

東平安名崎

日産noteの助手席から運転席にかけて斜めになって車中泊。これはツラい。場所は東平安名崎という景勝地だけど、車中泊をしているのは自分のクルマだけ。夜でも気温が20℃を超えていて、窓を開けて寝ても暑いくらい。夜中はずっと強風に揺られ、波音がドッカンドッカン鳴っていた。人の気配がしない夜だったけれど、5時半くらいから続々と観光客がやってくる。ご来光スポットなのだろうか。相変わらず波がもの凄く高くてドッカンドッカン鳴っているし、曇ってご来光どころじゃないのでそそくさと退散。

 

来間大橋

宮古島に来た理由は3大大橋をジョグるため。沖縄本島の古宇利大橋をきっかけにハマってしまった海の上のランニング。まずは一番近い来間大橋から。一気にテンションが上がる。来間大橋の紹介記事はこちら

 

伊良部大橋

続いて、無料で通過できる橋としては日本で最も長いと言われる伊良部大橋へ。昨晩とは違い、海は穏やかでよく晴れてくれた。橋そのものは確かに長くて往復9km近い。先ほどの来間大橋と合わせて朝からすでに15kmのジョグ。とにかく海が青くて爽快すぎる!伊良部大橋の紹介記事はこちら

 

池間大橋

そして最後は池間ブルーで有名な池間大橋。距離は往復4km程度ですが、最も人気があるだけあって海の青さがハンパない。橋の上からウミガメも見られたし。これで本日の旅ランは繋ぎ繋ぎで20km。早くファミマに駆け込んでノンアルコールビールで喉を潤したい!池間大橋の紹介記事はこちら。

 

西平安名崎

せっかく来たので、西平安名崎へも寄ってみることに。ここから見る池間大橋が素晴らしい!

 

17END

だけど一番ステキだと思ったのは下地島空港裏の17END。意外にもここがイチバン多くの観光客で賑わっていました。飛行機が北側から着陸することがあれば迫力あるシーンも見られそう。

 

オリオンノンアルコール

そしてオリオンビールのノンアルコールを一気に2本グビる。ランチはおにぎり1個。細(こま)切れで20kmしか走っていないけれど、気温が25℃くらいあったので思っていたよりも疲弊。胃腸はもっと疲弊してあまり食べ物を受け付けない。軟弱。

 

みやこ下地島空港ターミナル

そんな楽しい時間もあっという間に終了。那覇へ帰る時間は15時20分。残り時間をターミナル全体がラウンジみたいなみやこ下地島空港で過ごすことに。窓がないので開放的。中庭の水辺でもゆったり気分が味わえます。香港エクスプレスは運休中だし、ジェットスターも減便の様子で、スカイマーク神戸行きが出発した後は閑散としていました。

 

下地島空港スカイマーク

いや~、こうやってターミナルからタラップまで徒歩で移動するの大好き。これだって立派な演出だと思う。これはリピーター増えるよきっと。

 

下地島

さらば下地島。またきっと来るからね。ちなみに下地島へは、関東や関西から直行するよりも、那覇で乗り継ぐほうが楽しさ倍増です。

第一牧志公設市場

場所は変わって那覇。到着後、真っ先に向かったのはここ。いつもの第一牧志公設市場。12月に来たときは時短営業で食事にありつけなかったので、今日はホテルにチェックイン前に立ち寄ります。食べるより飲むのが目的。

 

牧志公設市場

牧志公設市場の食堂街には何店舗も入っているけれど、こういうご時世なのでどこも閑古鳥。かつての賑わいは全くと言っていいほどありません。で、一番最初に声をかけられたお店で飲むことに。僕は気弱なので、呼び込みにはめっぽう弱くて断れない。だけどそれも何かのご縁だと強引に正当化して店に入る。まあ、どこのお店も味なんて大して変わらないだろう。一人で飲むとついついペースが速くなり、ビール3倍でベロンベロンに。ここからどうやってホテルまで行ってチェックインしたのか実はあまり記憶にない、、、

 

和室

那覇ではレンタカーを借りず、ホテルで宿泊することに。洋間の寝室にツインのベッド、さらに6畳の和室まで付いているという謎のレイアウト。古い建物を時代のニーズに合わせて何度もリフォームしたのだと思う。ホテル業界って経年劣化への対応が大変だなぁ、としみじみ。で、自宅の3倍くらいの広さがあって落ち着かない。そして沖縄県で大浴場付き、朝食付きで3,900円とお値打ち過ぎました。

 

国際通り

ちょっと横になって酔いを醒ましてからもう一度国際通りへお散歩。完全閉店してしまったお店や、休業中のお店も多い印象。インバウンドや観光客が少ないことに加えて、昔みたいに旅先でモノを購買しなくなっているのもダメージなのだと思う。三密を避けるため、早々に退散。

 

グルクン

お店で食べると高いイメージがあるグルクンですが、スーパーの総菜コーナーでは廉価な印象。で、買わずにチキン南蛮とチューハイを買ってホテルへ帰って二次会を開催。

 

糸満市

最終日。ホテルを8時半にチャックアウトして、ゆいレール牧志駅のコインロッカーに荷物を一時保管。16km先にあるひめゆりの塔で戦史を学ぼうと思い、ちゅらチャリを借りようとしたものの、30分220円はさすがに高いので今日もジョグることに。しかし糸満市まで1時間半くらいかかってしまったので、ただの遠足にして那覇へ帰ることに。沖縄には将来的に中長期の移住を企てていたけれど、ここ数か月間で都合4回訪れて身を以て感じたことは、移住にはあまり適さない印象。それよりホテル滞在で数週間過ごす方が自分には向いている気がした。

 

A&W

ゆいレール赤嶺駅まで残すところ5km地点でランチ。せっかくなので今回もA&Wでコンボメニュー、ドリンクはもちろんルートビア。変な味だけど、なんだかクセになるからタチが悪い。しかしこれが大誤算。胃腸が重くなってこのあとは全く走れずウォーキングとなってしまった。2015年の北海道マラソンを思い出してしまった。

 

CYCY

で、赤嶺駅に到着すると、ちゅらチャリではないCYCY(サイサイ)というレンタサイクルがあるじゃないか。しかも12時間最大1,000円だって。な~んだ、最初からこれを借りれば良かったじゃん。25kmも日焼けしながら走ったり歩いたりして損しちゃっと気分。また10月に来るので、そのときに利用しよう。

 

アルチプラノパック20

ゆいレールで牧志駅まで移動し、コインロッカーから荷物を取り出す。先日購入したばかりのモンベルアルチプラノパック20。デビュー戦は山歩きではなくて旅からスタートになってしまった。背負いやすいし、意外と荷物も入るし、機内持ち込みもできるサイズなので、1週間くらいの旅にはちょうど良いサイズ。あくまでもミニマリスト的な感覚ですけど。

 

機内持ち込み荷物

帰りも空港食堂で早めの夕食を取るつもりだったけれど、ルートビアの炭酸でお腹がパンパンなのでキャンセル。これもまた10月に。機内持ち込み手荷物は安定の5kg台。15インチのノートPCが2kg、アルチプラノパックとFire HD8タブレットだけでも1kgはゆうに超えるので、実質的な荷物は2kgくらいだろうか。

 

ピーチバニラ仕様

そして帰りの機材もバニラエア仕様機。こりゃあ、奄美へ行けってことだよな。思い立ったら即行動、さっそくスケジュールを立てることにしました。宮古島、今度は自転車を駆って楽しみたいと思います。みなさんもぜひ!