北海道森林管理局のウェブサイト内に、登山等に関する通行規制等についてというページがあります。
毎年、このページの情報を1次情報として一部を引用し、主要な登山口へのアプローチについてまとめたページを公開・更新しています。
目的は、一次情報のページがイマイチ分かりずらいのではないかと思ったため。行政区分の単位でまとめられているので、知らない人にはやや誤解を与える可能性があります。
例えばぺテガリ岳の場合、十勝西部森林管理署から発出されているのですが、この情報は東尾根コース(事実上廃道)なんですよね。今は西側から登るのが一般的。その辺の情報を補足したいなと思って。まあ、おせっかいみたいなものなんです。
でも、毎日一次情報を確認して更新するのは自分にとってはちょっと困難ですし、誤った情報を流してしまうリスクがあります。そこで、いっそのこと前出のページを閉じてしまおうか、あるいは手を加えて更新しなくてもよいカタチを作り上げるか、ちょっと考えています。
また、2016年の台風等による荒廃から復旧していない林道が多く、通行できる林道の方が少ないので、そもそもこのページを更新する必要性がないのでは?と自問自答しています。
さて、2021年になって情報が更新されている部分をここで少しまとめてみます。
- 銀泉台は6月17日11時から開通予定
- 大雪高原温泉は6月10日9時30分から開通予定
- チロロ岳・ペンケヌーシ岳へ通じるパンケヌーシ林道はチロロ岳登山口手前2kmまで通行可能。それ以降は徒歩。
- ヌカビラ岳・北戸蔦別岳へ通じるチロロ林道は5月22日より通行可能
- クチャンベツ登山口へ通じる層雲峡本流林道は6月下旬開通予定
- ニセイカウシュッペ山へ通じる古川砂金越林道は6月中旬開通予定
- 幌尻岳(新冠コース)・イドンナップ岳・神威岳に通じる各林道は緊急事態宣言中は林道の開放を見合わせ
- 大千軒岳(千軒ルート)への林道は5月25日より通行可
- クマネシリ岳、南クマネシリ岳への林道は通行止め
- 無意根山への林道は現在通行止め。修繕後の6月中に開放予定
こんなところでしょうか。
夕張岳については、夕張市も空知森林管理署も更新はないですね。緊急事態宣言中で優先度は低いでしょうね。