夕張岳登山口へ通じる林道ゲートが今週末6月12日(土)に開放されるようです。
1次情報⇨夕張岳登山道(夕張側)に至る国有林林道の通行について
例年、6月中旬に解除されるので「ああ、もうそんな時期なのか」というのが今回の感想。この1ヶ月間札幌市から外へ出ていないので、いつの間にか季節が進んでしまったという感じです。ここ数日の日中は真夏並みの気温ですしね。
夕張岳には今まで2回訪れていて、1回目は2015年5月下旬に、2回目は2019年6月下旬に登っています。僕が山歩きを再開したのは2011年の秋。その頃から夕張岳に登りたいとずっと思っていたのになかなか登れるチャンスがなく、何年も先送りにしていたのですが、あれから10年経ってみるとすでに2回訪れたんですね。時は着実に過ぎていくものです。
2015年5月はゲート開放前だったので早朝のシューパロ湖から徒歩で6時間くらいかかったっけ。林道の途中でヒグマに近接したり、マダニに咬まれたり、望岳台の残雪で進退窮まったりなどトラブルが多かったけれど、独り占めの山頂からの眺めは格別でした。
2019年6月はお花見登山。初夏の夕張岳らしい魅力に触れることができました。
そうそう、31歳で転職したときに山歩きの趣味を一時中断し、それから5年以上のブランクを空けて久しぶりに十勝岳へ登りに行ったときのこと。望岳台からヒイヒイ言いながら4時間以上かけて登ったのを覚えています。今ならその半分くらいの時間で登れるでしょうが、当時はそのくらい体力が衰えていたということ。あれから10年以上経ってかなり体力が戻ってきたのは、やはり山に登り続けたのが理由だと思います。
こうして自分の軌跡を振り返ってみると、どれだけ成長したのかが分かるもの。そのためには心の中の記憶も大切だけど、薄れてゆく記憶を補うように写真とか動画はもちろん、文字に起こした日記が役に立ちます。
僕の日記はこうしてブログで綴りますが、ノートにペンでメモ程度で残すだけでも十分だと思います。自分の歩みを振り返ると自信に繋がり、自尊心を高めることができますので、自分史を残すことをおすすめします。登山を続けると確実に成長するので、きっとマイナスになることはないと思います。
2019年6月25日の夕張岳。お花は咲いているけれど、残雪もそこそこありました。山は1週間くらいで様相が変わるので、今週末はまだお花畑を見るには早いような気もします。
2015年5月24日の夕張岳山頂から見た芦別岳。一番中途半端な時期ですが、決して嫌いではないかな。