コロナ禍で再考の余地あり。ANAマイルとプライオリティパスの価値

 

最後に海外旅行へ行ったのが2020年2月のタイ。それからと言うものの、かれこれ1年半近くコロナ禍が続いていて、今後の見通しもハッキリとは見えないですよね。

 

そんな中、ANAマイルが9月に失効時期を迎え、その数はおよそ5万マイル。

 

ANAの厚意で有効期限の延長措置が過去に2回だったでしょうか、すでに行われていますが、今後もずっと続けてもらえるかどうかは不透明。

 

それを考慮して、国内線での使い道も模索しておかないと、って思っています。

 

それともう一つ、楽天プレミアムカードの特典のプライオリティパス。空港ラウンジが使い放題になるけれど、使う機会が来なければ意味がないじゃない。

 

今日はそんな話をします。

 

 

真価は国際線特典航空券に換えてこそ

 

まずはANAマイルの話。

 

私の場合、マイルは国際線の特典航空券に引き換えることにこそ価値があり、2018年のソウル広州シンガポール2019年のムンバイ+那覇への旅行はANAマイルの賜物でした。本当に感謝。

 

ムンバイからの帰路ではCAさんがとても親切に対応してくれ、初めてのインドで”洗礼”を受けて疲弊し、さらに英語すらまともにできない私にとっては、とても安心で温かい空の旅となりました。

 

今後もLCCでは行きにくい都市、例えばヤンゴンデリーメキシコシティドバイ辺りへ行ってみたかっただけに、ちょっと残念。

 

まあ、人生には運やタイミングってありますからね。悔やんでも仕方がない。

 

で、国内線での特典航空券に引き換えるとすればどこかな、今までほとんど行ったことがない西日本か南西諸島もいいけれど、運休になっている路線も多いみたい。

 

あとは八丈島とか対馬のような離島もチャンスだけど、こちらも運休路線が多い様子。

 

そうなると意外と近場がいいのかも。LCC+陸路では遠くなる青森北陸小松富山)とか、利尻なんかが候補。こちらは旅というより登山目的になるけれど。5万マイルあれば3往復くらいできそうですし。

 

 

備えあれば憂いなしではないけれど、マイルに関してはこうしてあれこれ考えておけばまあいいじゃないかって話。

 

プライオリティパスは本当に必要なのか?

 

もう一つの話題、プライオリティパス

 

2016年から1人で海外旅行に行くようになって、その年に初めて訪れた韓国。私にとって海外旅行は台湾マレーシアタイ香港に次いで4回目でした。

 

この頃、空港ラウンジが使い放題になるプライオリティパスの存在を知り、最も安価に発行できる楽天プレミアムカード経由で手に入れました。

 

楽天プレミアムカードは年会費1万円(税込み11,000円)と決して安くはないものの、特典として年会費が4万円以上かかるプライオリティパスを実質無料で入手できるので、非常にリーズナブル。

 

私のようにLCC利用が大半の人にとっては航空会社のステータスって持ってないですからね。とても利用価値が高いんですよ。

 

さらに主要な決済をすべてこれに集中することで、年会費以上に楽天ポイントも貯まります。

 

ところが海外旅行に行けない状況が長引くと、プライオリティパスを持っている価値が完全にゼロになり、いったん解約してもいいのではないかって思えてきちゃって。

 

そうは言っても、クレジットカードの長期にわたる使用と返済は、信用の貯蓄みたいなもの。長くずっと使い続けた方が良いでしょうから、たかだか1~2年の年会費をケチって解約すべきではないのかもしれません。

 

余談ですがクレジットカードの契約時に、勤め先の勤続年数や現在の住居の居住年数って必ず訊かれますよね。どんなことでも長く継続している実績っていうのは信用の蓄積に繋がるのかなっていうのが個人的な雑感。

 

で、本題。

 

プライオリティパスって海外の空港ラウンジ(一部国内でも)が使い放題で本当に便利なのだけど、ここ最近は別に使わなくてもいいんじゃないかって思ってたんですよね。

 

ラウンジではビュッフェ形式で食事が食べ放題。だけどそれって自分で食べたいものをレストランで注文すればいいだけだし、アジア域内なら空港でも1,000円も出せば現地の美味しいものを食べられるでしょ。そもそも、旅行中にいろんなものを食べてきたじゃないって。

 

ビール飲み放題も確かに魅力だけど、それだって飲み放題だから飲むだけ。せいぜい3本くらいじゃない。レストランで注文しても、食事+ビールで2,000円くらいじゃないかって。

 

あとは、フリーWiFiとかフライトが遅延したときの仮眠代わりに利用できるくらいなのかな。

 

何より一番問題なのは、「パスを使えばタダで利用できるから絶対使ってやる、元を取ってやるみたいな自分の発想がイヤになったの。

 

空港ラウンジなんて、待ち時間にちょっと利用するのが本来の目的だと思うの。それが、いつしかラウンジを利用したいから早く空港に行くみたいな手段が目的化してしまって。時間が無くて使えないと「ああ、なんてもったいないことをしたんだ」なんて思うことも。

 

冷静に考えて、こりゃあいかんなみたいに。

 

ちなみに国内のカードラウンジだって、最近はあまり使わなくなりましたよね。

 

で、ここまで自分の考えていることを長々と文章にまとめてみた結論は、

  • 楽天プレミアムカードは今後も使い続ける
  • プライオリティパスも使い続ける
  • だけど空港ラウンジの使い方については再考する余地あり

こんなオチ。

 

経験を繰り返していくことで学ぶことって、良いことも悪いこともいろいろあるなって。だからとにかく実践なんですよね。