今朝は久しぶりに羊蹄山へ。
思えば2018年に交通事故に遭ってバイクを失って以来のご無沙汰。レンタカーを借りてまでわざわざ行くほどでもないので、やや足が遠のいていました。
ところが、先月富士山へ一緒に行った職場の仲間が「今度は羊蹄山に登ってみたい」と言うのでアテンドすることに。
私もこの時期に登るのは初めてだし、久しぶりの羊蹄山、ちょっと楽しみにして当日を迎えることになりました。
喜茂別登山口から山頂へ
札幌市内を3時に出発し、喜茂別コースの登山口に到着したのが4時20分。気温はおそらく5℃くらい。やはりもうかなり肌寒くなりましたね。
ヘッドライトを装着して予定より10分早めにスタートします。
20分も経たずしてマジカルアワーに突入、少し飛ばして高度を上げておいて正解でした。
そうそう、今回は珍しく私が先を行くことに。
いつもは平均心拍数が100前後で登っているのですが、今回はちょっと上げめで120くらいのペースで登っていきます。
初心者のはずの彼は、それでも後ろからグイグイ迫ってくるので、私の方が煽られているような気分。うーん、こんなに弱かったかな?私、、、
この時期の羊蹄山って、何にもない印象が強いんですよね。
ところが東斜面のこのコースに朝陽が差すようになると、赤や黄色に変わりつつある森が輝いてとってもいい感じに。想定していなかったご褒美に満足気味です。
六合目の標識前にて。この数字が一つずつ増えていくのが心の救い。
喜茂別コースって、途中で足を休められるようなところが少ないんですよね。ふくらはぎがちょっと張っていて、少し休みたい気分。
「大丈夫?少し休む?」と訊いても「いやー、大丈夫です」って、、、
「すいません、参りました。休ませてください。」って素直にバンザイします。
一緒に登っている彼は私より18歳も若いのですが、先月の富士山とその後に登った樽前山以外には山に登ったことがないらしいんですよ。
だから喜茂別コースの一直線な登りで、ガツンと洗礼を受けてもらおうと思っていたのですが、あまり効果はなかった様子。強いなぁ、若いって素晴らしいなぁ。
仕掛けた私が参りましたと降参。
八合目付近を過ぎると森林限界を超えて、スッキリした山肌とご対面。
ホント、この時期の羊蹄山にも魅力があるんだなぁって新たな発見。ここまで来れば山頂はもうすぐそこです。
7時ちょうどに山頂に到着。登山口から2時間35分。登山初心者でも基礎体力があればこのくらいのタイムで登れるんだなぁって感心しました。
しかも無風で、先行者も私たちの存在に気付いて外してくれたので無人。
30分以上、まったりと過ごします。今日は運転しなくてもいいので、ビールを持って来れば良かったと後悔したけどもう遅い。
山頂でおにぎりを3個も食べていた彼は、下山も快調に飛ばすんですよ。
登山口まで2時間かからず下山完了。
終わってみて実感したこと、「あっ、自分はやっぱりもう若くないんだな」って。ハッキリと自覚しました。
いつも一人で登っていると、客観的に自分を見ることができないので、今回の山旅はとても成果があったように思います。
予定より2時間早く下山できたので、帰りに豊平峡温泉でカレーを買って帰ることに。10時30分に着いたので、開店まで30分待って受け取りまでさらに15分くらい待ったかな。
登山後だからお風呂入って帰ればいいのに、そうしないところが変わっているかも。
それにしても豊平峡温泉、とっても混んでいました。大昔に一度来たことがあるけれど、今でも人気あるんですね。
いやー、私って今後も羊蹄山登頂2時間切りできないのかなぁ。。。