さあ、今年も残すところあと1ヶ月。12月に入ると例年一気に活動が控えめになる私なので、早めに1年間の活動をまとめてみることにしました。
上半期はコロナ減便であまり遠くへ行けなかったけれど、下半期は地元よりむしろ遠くで遊びましたね。
日本百名山は現在53座目。やっと折り返しってところですが、来年もボチボチと進めていこうと思います。
1.岩内岳(ニセコ連山敗退)
7月3日は岩内岳。今年もニセコ連山の縦走をやってみたいという衝動に駆られ、札幌駅からバスに乗って岩内へ。2020年9月と逆パターンでやってみることに。岩内港から徒歩で登山口へ行くものの、全く調子が乗らず岩内岳の山頂で引き返すことに。7月って夏山シーズンのスタートで、昼の時間も長いし雪がほとんどなくなるのでロングの山行をやりたくなるのですが、6月にトレーニングの貯金がないとやっぱりツラいものですね。そう、6月はずっと家でドラクエばかりやってたんだっけ。結局、途中でやめてしまったけれど、、、
2.白旗山
7月11日は白旗山へ。自宅から13kmのランニングで有明入口へ、そこから白旗山→札幌台→焼山と巡って西岡水源地へ下り、再びランニングで自宅まで戻るパターン。距離はおよそ33km、朝6時に自宅を出発して、11時には帰宅してそのままお風呂へ直行。ビールを飲みながらお昼ご飯を食べ、午後は昼寝をしてダラダラする。健康的で時間もお金も使わずに手っ取り早く満足感が得られるのがいいんですよ。
3.富良野岳
7月15日は富良野岳。メンバーはチームしんちゃんず。このパーティは今年に入ってからお初だったように思います。今年の7月は連日暑さが厳しくてなかなかツラい山行。それでもお花満開、天気も上々、いつ来ても楽しい富良野岳です。本州から十勝岳に登りに来られる方には、こちらも訪れてもらいたいですね。
4.飯豊山
7月17日は飯豊山へ。5月に登った皇海山に続いて、ロングでタフな山でした。アイベックスエアラインズの新千歳ー福島路線就航当日に福島空港へ。日暮れ前に弥平四郎登山口へ到着し、仮眠を取ったら0時登山開始。およそ15時間の山行は、2021年2番目に長かった。今度は北側から登ってみたいです。
5.磐梯山
7月18日、磐梯山。この山は何度も狙っていたのになかなかチャンスが得られず、やっと来れたって感じ。この日も快晴。しかし朝からメチャメチャ暑くて、裏磐梯から汗だくになりながら山頂へ。下山中にふと立ち寄った銅沼の景色が忘れられないですね。
6.イワオヌプリ
7月30日はイワオヌプリへ。職場のメンバーを富士登山へとアテンドするために、事前の練習会と題して選んだ山。参加者は女性のTさん。練習場所は十勝岳、樽前山のどちらかで考えていたのですが、天気がイマイチだったのでニセコにしました。たった一度でもこうやって経験しておくだけで、本人も私も気持ちに余裕が生まれますからね。そして目標の富士山にも登頂できましたし。
7.平ヶ岳
8月3日は平ヶ岳へ。おそらく社内で初めてと思われる1週間の夏休みを取って関東へ遠征。だから休暇を大切にして思いきって遊ぼうって。第1日目は日本百名山のなかでは「日帰り最難関」と言われる平ヶ岳。山頂到着時はガスガス、その後は一気に晴れわたりました。とにかく暑すぎ。なにより、まともに車中泊ができません。来年以降、真夏の遠征の課題かな。
8.越後駒ヶ岳
翌、8月4日は越後駒ヶ岳へ。この山も想像以上に素晴らしかった。中岳、荒沢岳、八海山、すべて繋げる山行をやってみたい、そんな新しい宿題ができました。
9.富士山
8月5日は富士山へ。アテンド登山の下見を兼ねてやってきました。20代の頃に何度も登っているのに、ブランクがあるととっても新鮮な気分。私の30代は登山休止期間だったことから、40代以降の第2期になってからの富士山はお初。最安値(!)の御殿場コースで往復、下山後は御殿場在住の「同期の桜」とおよそ15年ぶりくらいに再会することもでき、時計の針をぐるっと戻したような感覚になりました。
10.燕岳、大天井岳
8月6日、燕岳と大天井岳。中房温泉から合戦尾根を登ります。どちらも二百名山、しかし百名山に引きを取らないほど本当に素晴らしい。今回の山行で二百名山も視野に入れることにしました。とにかく、見渡す限りのコマクサに囲まれながら、この素晴らしい稜線を歩けたのが最高の喜びです。
11.白旗山
8月13日、白旗山。今月も自宅から周回で33km。遠くへは行けませんが、とにかくお財布に優しくてそこそこの満足感が得られるんです。まあ、昼からビールを飲むための口実かな。
12.白旗山
2日後の8月15日も白旗山。こういう飛び石の休みはもったいないけれど、会社の指示だから仕方なく。そして世間はお盆休み中なので、レンタカーを借りることもままなりませんからね。だから近場。
13.富士山
8月21日は職場のメンバーで富士登山。直前までどこから登るか悩んだものの、富士吉田は混むし、御殿場は体力的に不安、じゃあ須走か富士宮か。結局、富士宮から。ガスガス、強風、小雨で寒い。ご来光も拝めず残念でしたが、高山病を克服して何とか全員登頂、そして無事に下山できました。
14.富良野岳、三峰山、かみふらの岳
8月29日、連休になったので「今年も十勝連峰をやろう」と意気込んで十勝岳温泉から元気にスタート。でもやっぱり強風にはかなわない。「てんきとくらす」ではどんなに晴れていても、強風予報の時は「C(登山に適さない)」となるけれど、稜線歩きをするとこの意味がよく分かります。ベテランの方はこういう天気でも経験則で強行するし、直感を信じる私は気分が乗らなければやめてしまう。大事なのは自分の考えで判断することだと思う。
15.芦別岳
8月29日その2、十勝連峰の縦走を中止して早々に下山したのはいいとして、気持ち的に不完全燃焼感がハンパないので芦別岳へ。だって明日も休日だし、まだ朝の8時なんだから。最終的には少し晴れたので何とか快楽を得て札幌へ帰ることができました。
16.ニセコアンヌプリ
8月30日、チームしんちゃんずの3人でアンヌプリへ。今日も下界は晴れ、山頂はガスガス。そしてお昼前から晴れてくるパターン。結局、このメンバーで山へ出かけたのは今年3回だけでした。これからますます高齢になり、最後は樽前山や塩谷丸山辺りになるのだろうけれど、年齢や体力に見合った山を末永く楽しめればいいのかなって。基本は自然の中を歩いて、温泉に浸かって、美味しいご飯を食べる、そんなレジャーなんだから。
17.裾合平
9月16日、今回もチームしんちゃんずの3人で表大雪へ。このメンバーで表大雪へ行くのは10年くらい前からの恒例行事になってますね。毎年、8月~10月までに毎年1度は表大雪で紅葉を観ていると思います。でもさすがに二人とも70代、80代となり、旭岳に登るのはちょっと自信がない様子。自分もワクチン接種1回目の倦怠感が残っていて、裾合平でチングルマの紅葉を観るだけで満足でした。
18.羊蹄山
9月26日、久しぶりに羊蹄山へ。大学の約20年後輩、でも職場では職位が同じなので同僚。先月、富士山に一緒に登ったM君。喜茂別登山口から2時間半くらいで登頂。持久系スポーツをしているわけではないのに、なかなかポテンシャルが高い。まさか彼が山にハマるとは思ってもいなかったので、来シーズン以降が楽しみだ。
19.木曽駒ヶ岳
10月2日、木曽駒ヶ岳。深夜の福島Bコースからスタート。空木岳まで往復を狙っていたけれど、やっぱりアルプスのサイズ感はひと際大きい。あっさりと敗退を決意、宝剣岳で折り返しました。今年計画していて逃してしまった百名山は、8月の五竜岳に続いて2つ目かな。お昼前に下山して、昼から風呂に入って17時には就寝zzz。
20.御嶽山
10月3日、2日連続で快晴、御嶽山。この山、期待以上に良かったんですよね。未踏の白山、立山、大山に思いを馳せる、そんな山行でした。
21.茶臼岳、上河内岳、聖岳
10月11日、南アルプスの茶臼岳・上河内岳・聖岳へ。深夜から日没まで17時間のロングハイク。先週登った中央アルプスの木曽駒ヶ岳や8月に登った北アルプスの大天井岳に続いて、今回は南アルプス。北海道から1年間、しかも8月と10月だけでよく3つの山域に通えたものだと思う。景色の満足度はどれも同じだけど、半日を超える山行で味わえる充足感はやっぱり異なるんですよね。これはやってみた人でしか分からないと思います。さらに30時間とか、40時間に及ぶようなロングハイクをすると、どんな境地に達するものなのか、一度経験してみたい。
22.早池峰山
10月17日、念願だった山の一つ、早池峰山。この一週間で季節はすっかり冬へ。おそらく先週の聖岳は異常に暑くて、今週の東北は異常に寒い、ただ単純にそれだけのことなのだと思うのですが、これがやはり10月という季節なのでしょう。とにかく秋冬の山は油断はできません。とりあえず登頂したものの、やっぱり不完全燃焼。ああ、やり直したい。下弦の壱の気分。
23.栗駒山
10月18日もやはり雪。栗駒山。紅葉もへったくれもない。雪。どうせなら晴れた日に、そして深い雪のシーズンに再挑戦したい。ああ、この山もやり直したい。
24.西吾妻山
10月31日、西吾妻山。しつこく東北、しかもほとんど日帰り。天気は高曇り、そしておそらく先週の残雪。この山も年明けにスノーモンスターに会いに来たい。
25.於茂登岳
11月5日、ところ変わって石垣島。暑くて雨のなか、沖縄県最高峰の於茂登岳に登ってとりあえず満足。4月に訪れた宮古島の満足感が高かった一方で、今回の石垣島は雨模様だったこともあって不完全燃焼。残念ながらまた来たいとは思えなかったかな。それよりも、最終日の那覇のほうが楽しかったかも。
26.安達太良山
11月14日、安達太良山・箕輪山。昨年秋にも訪れていますが、あの時はガスガスで不完全燃焼。先の早池峰山や栗駒山と同じ気分。こうして天気がいい日に再訪してみると充足感があって、もやもやしていた気持ちが晴れました。僕にとって、やっぱり山は晴れていないと満足できないみたいですね。自分の気持ちに素直になろう。
27.那覇
11月16日、1泊2日で那覇。街ランとウォーキング、山に登らずただの飲んだくれ。だけどどうしてか満足感が高い。もしかして自分って、本当は山歩きがそんなに好きじゃないのかも。ただ遠くへ行きたいだけなのかもって。
28.くじゅう連山
11月29日、くじゅう連山の中岳・久住山・星生山。牧ノ戸峠からつまみ食いって感じ。こんなにスケールのデカい山塊なのに、ほんの一部しか体験できなかったのはとっても惜しい気分。こういう山行は今までもいくつかあって、朝日連峰や日光、蔵王、霧ヶ峰なんかもそう。だからまた来たい、よしまた行こう。
29.由布岳
11月29日、午後は由布岳。ボリュームは大したことはないけれど、西峰直下の鎖場がやっかい。高所恐怖症の私は、正直言ってこういう場所の通過は遠慮したい。5月に登った皇海山に続いて手に汗を握る山行でした。
30.那覇
12月15日は那覇へ行く予定。また1泊2日。今週は日直勤務があるので、11連勤中。次のお休みは11月12日。晴れればここで十勝岳に登りたい。その後は、、、その時の気分次第ですね。