阿部山(平和の滝)|師走の静かな雪山ハイク(12月下旬)

 

クリスマス時期の繁忙期が終わってやっと解放された私。そして年内最後の平日休み。

 

これは行かねば!今シーズン初で2021年最後となる雪山ハイク。

 

近所で定番の阿部山に登ってきたので、サッとブログにまとめてみます。

 

地下鉄琴似駅

平日のラッシュアワーを避けるため、午前9時になる直前に自宅を出発。今日は地下鉄琴似駅からバスで平和の滝入口へ向かう。

 

平和霊園への車道

終点でバスを降りて10時スタート。珍しく他にも乗客がいると思ったら、この方々も自然歩道を歩かれるようだった。

 

平和の滝への車道

この道は平和の滝で行き止まりとなるわりには、排雪のダンプカーや自家用車の往来がかなり多い。今日は救急車も見かけた。それにしても今年は12月ですでに根雪になってしまった。

 

平和の滝

平和の滝から続く自然歩道。まだスノーシューに履き替えなくても良さそうなので、渡渉点の手前まで行ってから着替えることにした。

 

阿部山

数百メートルで渡渉点への分岐。ここで冬靴に履き替えたり、ウェアを着替えたりして準備。晴れていて気持ちがいいが、寒さは第一級。午前10時でも間違いなく氷点下。風もあるのでバラクラバを装着したいくらい。

 

発寒川渡渉点

発寒川の渡渉点。スノーブリッジはまだ心もとないが、問題なく渡れる。この道はたいていトレースもあるし、ピンテもたくさん付いている。しかも尾根筋を歩くので初心者でも安心ルートだが、今回は鹿が歩いた跡が錯綜していてちょっと紛らわしい。基本、小動物も尾根道を歩くみたいだが。鹿の寝床みたいな場所もあった。

 

防寒テムレス

防寒テムレスはコスパが良くて着脱も素早く行えるが、僕は指先が冷えやすいのでこの時期の着用はあまりしない。案の定、今日も早々にお役御免となり、ブラックダイヤモンドの手袋に換装。

 

ドライイチジク

最近マイブームのトルコ産のドライイチジク。ミニ大福より軽いわりにはボリューム感は一人前。食べたらすぐに体が温まってきた。

 

阿部山へのルート

途中でスノーシューを担ぐ可能性が低いと踏んで、アルチプラノパックを背負う。試行錯誤して背面にスノーシューを固定出来そうなら、これからは冬もこのザックで押し通そうと思う。場合によってはサイズ違いを買い増しすることも検討。

 

阿部山への登山道

今日の装備はスノーシューとストック、アウター手袋以外の9アイテムがモンベル製品。そして通年での山行回数は54回。店員さんのようにスペックを説明することはできないが、フィールドでの使い勝手はそこそこ語れるレベルかも。

 

阿部山

ずっと樹林帯の中を歩き、頂上でも視界が開けない山、それが阿部山だ。だから冬季限定がいいのかもしれない。そしてスノーシューで歩くことの最大の魅力は、こうして雪深い樹林帯の中を歩くことなのだと思う。

 

阿部山

阿部山の山頂までおよそ2時間を要した。雪は思っていたよりも浅くてトレースもあったので楽チン。下山に1時間。自宅からの移動も往復2時間強。全部で6時間でおつりがくるので札幌市民にはとっても手頃な山。

 

ギア

平和の滝の駐車場で脱ぎ散らかし、ショルダーバッグに片づけて帰り支度。冬場にpeachで各地へ行くときも基本このスタイル。年始、晴れれば鳥取の大山に登りたいと思っていて装備を持っていくかもしれない。しかし、引き続き寒気が居座って雪が続くようなら四国か紀伊半島で無雪期の山歩きからスタートしよう。熊野古道を歩いて熊野本宮大社や伊勢神宮にお参りするなんてのもいいかもって。