今日は平日休みを利用して、近所の手稲山へ登ってきました。つまり、ただの暇人な私。
個人的にあまり好きな山ではないものの、積雪期であればそこそこ楽しいなって思います。スキーであればつい滑走に適したコースを求めがちですが、スノーシューなら樹林帯とか多少ブッシュが出ていてもあまり問題ではないので、こういうルートも選択肢に入るんですよね。
この冬尾根は登りが急なのが好き。
多くの方は冬山のために夏山でトレーニングされていますが、私の場合は夏山を満喫したいために冬山にも登るタイプなので、このくらいのボリュームがちょうどいいんです。
今朝も5時10分に起きてご飯を食べたら出発。仕事に行くのとあまり変わらない。平日なので始発の地下鉄は通勤客ばかり。その中にいる私はと言えば、まあ異物みたいなもの。気にしない、気にしない。
午前7時20分頃の平和の滝。3連休後に加えて二つ玉低気圧が接近中。きっと誰もいないだろうと思っていただけに、他のハイカーさんがいて嬉しかった。
昨晩メール便で届いたおたふく手袋のインナーグローブを試し履き。380円とお値段も良心的。サイズはLLサイズでちょうど良い感じでした。あえてデメリットを一つ言わせてもらうとすれば、マジックテープにくっついてしまう点。私のスパッツはマジックテープ仕様なので、装着するときは手袋を外さないとだめですね。それ以外は文句なし。たぶんリピ確定。
モンベルのクリマプラス200ミトンの中に着用。今日の気温はマイナス5度くらいですが、登行中は暑すぎてインナーだけに切り替えました。
通称、冬尾根と呼ばれているらしい手稲山の冬ルート。自然歩道から離れた瞬間から一気に高度を上げるのでツラい。けどこれがいい。帰りはみんなここを尻滑りするので直線的に圧雪されています。ラッセルしたくないので、ここを頑張ってガシガシ直登。
平坦地を過ぎると夏道に合流してガレ場に。そこからまた一気に高度を上げるとケルンは近い。札幌の街並みも見えています。この時間帯、すでに百松沢山も烏帽子岳も迷沢山の送電線も雲に隠れていて、藻岩山も見えなくなってきています。ネオパラにも立ち寄りたいって気分だったけれど、そんな余裕はなさそうな感じ。
山頂からかろうじて見えた海岸線。手稲山に来るときはいつも晴れとは無縁なので、景色を見た記憶が薄い。もしかして初めてかも?ちなみに今日は訳アリでランニング用のロングパンツを履いています。全然問題なかったけれど。
わかりずらいけれど、山頂部の奥のほうに標識が埋まっています。吹雪いてきて顔にバチバチ雪が当たるなか、自撮りだけはしっかりとやっておく。自分、60歳とか70歳とかになってもこうなのかなぁ?
今日の行動食は定番のミニ大福。登りで2つ、下りで2つ、バス停で1つ食べて終了。ポケットに入る大きさだし、寒くても柔らかいのがいい。1粒20円というのもね。
今日すれ違った人は女性一人だけ。出発時、平和の滝で準備していた方が数名いましたが、迷沢山か阿部山に行かれたのでしょうね。午後から大雪の可能性があるので、これでトレースはまた消えちゃうのかな。自然歩道では強風が吹いて樹木の上の雪がバラバラと降ってきて、バケツで水をかぶったような気分。
TUBBSのスノーシューはMSRのそれに比べて半値くらいで購入できるので使っているんですが、モノは使えば愛着が湧いてきて、結局自分に馴染んじゃうんですよね。4日後の退勤後に仙台へ行くので、自宅に帰って雪が乾いたらそのまま戻して週末の準備は完了です。オミクロン?そんなの気にしてちゃあ、チャンスは逃げちゃいますからね。昨年のこのシーズンは緊急事態宣言で軒並み欠航・減便の憂き目にあったので。
平和の滝を出発したのが10時35分。バス停までちょっと駆け足を交え、10時48分出発のバスに間に合いました。平和の滝バス停からは20分間隔でバスが出ているので、待ち時間に凍え死ぬなんてことはありません。ホント、藻岩山へ行くより便利。地下鉄駅まで30分くらいかかるので、バスの中でFBとインスタに投稿できるくらいのゆとりもあります。
ほぼ正午に帰宅。コーンスープとトースト、コーヒーでお腹一杯、身体も温まります。スタバとかじゃなくて自宅でチープでも贅沢感を味わえるのは、寒い中で運動をした後の特権だと思いますね。休日にロードバイクやランニングで身体を動かしても、平日の延長線上みたいでちょっと心が満たされない私。やっぱりこのくらいの山に登って半日を過ごすくらいが、総合的に満足感が高いと感じます。さあ、今日はヤマレコもブログも書いたので、プライムビデオで鬼滅の刃(遊郭編)の6話目と進撃の巨人の新シリーズを見ようっと。