札幌市在住の登山愛好者としてご多分にもれず札幌50峰に興味がある私。
じゃあ、真剣に取り組んでいるかといえば別にそうでもなくって、気長に遊べればいいなぁって程度なんですよね。
だからこういう近場の山って、心が躍っているときにやらなければなかなか行かないもの。だけど今シーズンはかなり意欲的になっています。
で、札幌50峰のうち大多数の山は国道230号線より北に位置しているので、冬季であればこれらを繋げられる楽しさがありそうです。
今日のブログは非常にローカルな話で恐縮ですが、より札幌50峰を楽しむためのアイデアについて深掘りしてみたいと思います。道央圏にお住いの方で、かつ雪山でも遊ぶ方以外にはスルー推奨かな。うっ!じゃあほとんど対象外じゃないかって!?
そんな記事です。
低山はちょっと除外させていただく
今回は積雪期に縦走することをテーマに話を進める都合上、比較的市街地に位置していたり、他の山々より離れていたりするような山は除外して考えたいと思います。具体的には、
- 藻岩山
- 円山
- 富丘丸山
- 天神山
- 五天山
- 三角山
- 大倉山
- 荒井山
- 神社山
- 焼山
- 白旗山
- 北広山
- 野牛山
- 硬石山
- 八剣山
- 豊平山
- 朝日岳
- 夕日岳
- 小天狗岳
全部で19もありました。これらは個別に登るか、市街地も含めて周回コースを作るなどして楽しめばいいでしょう。おそらく無雪期の仕事になりそうです。ちなみに緑色は私にとっての未踏峰。
さてこうして一部を除外してみるととってもスッキリ、主要な幹線道路で分断された3つの地域になりました。
- 国道230号より南に位置し、国道453号より西に位置する7山
- 国道230号より北に位置し、道道1号より東に位置する11山
- 国道230号より北に位置し、道道1号より西位置する13山
具体的には、
- 札幌岳、狭薄山、空沼岳、漁岳、小漁山、蓬莱山、大二股山
- 手稲山、奥手稲山、春香山、つげ山、迷沢山、四ツ峰、阿部山、百松沢山、烏帽子岳、神威岳、砥石山
- 股下山、白井岳、余市岳、朝里岳、定山渓天狗岳、毒矢峰、南岳、美比内山、長尾山、無意根山、中岳、喜茂別岳、小白山
となります。
これらを一つ一つやっつけていくのはそれはそれで楽しいのですが、個人的には2つとか3つとかを繋げて楽しみたいと思っています。
ちなみに近年は札幌100峰から150峰、番外編まで名が通ってきていて、遊び心であふれています。ワクワク。
で、これらの中にも札幌50峰と一緒に登れそうなピークもたくさんありますが、今回は惜しいけど割愛。
今日のブログでは、今シーズンあるいは来年以降に遊んでみたいと描いているルートを書いていきたいと思います。
1.平和の滝ー百松沢山ー烏帽子岳ー神威岳ー百松橋
6年前の春にこのルートに近い感じで反対周りにして歩いていますが、今年は純粋にラッセルをしながら歩いてみたいと思っています。
懸念は烏帽子岳の登りでしょうか。スルーして神威岳へ向かうという選択肢もありかなって思います。
2.平和霊園ー百松沢山ー・908ー滝ノ沢川ー四ツ峰ー定山渓
私は四ツ峰には登ったことがないので、せっかくならこういうマイナールートを歩いてみたいと思うんですよね。
懸念は登り返し。それと定山渓に下りたら車道歩きが長くなるし、往復だと・908までの登り返しがツラそう。
3.平和の滝ー阿部山ー峰越ー迷沢山ー四ツ峰ー定山渓
これも四ツ峰。だけどこちらは迷沢山を経由するルート。個人的には送電線を登るより、峰越経由で迷沢山に登ったほうが楽なので、こういうコース設定にしています。
先ほどの2のコースと繋げれば、百松沢山・四ツ峰・迷沢山・峰越・阿部山を周回できるので、なかなかのビッグタイトルだと思います。
4.平和の滝ー樿山(往復)
樿山も私にとっては宿題の山。迷沢山のピークを踏まずに樿山まで足を延ばす、そんなコース。ラッセルが深くなくて視界良好な時であれば、かなり楽に行けそうな気配。目安としては迷沢山の手前まで2時間半くらいで登れるコンディションの時でしょうか。
5.平和の滝ー奥手稲山ー手稲金山
これもちょっとロングルート。送電線まで上がってしまえばあとは起伏が少ないので、ラッセルのないタイミングなら一気に行けそう。発寒川のスノーブリッジがなくなる直前の残雪期が狙い目だけど、できれば2月とか3月のうちに雪が締まっているタイミングがあればそこでやってみたい。
6.平和霊園ー百松沢山ー東峯ー割れ山ー砥石山ー簾舞
これも昨年に反対ルートで円山公園から巡ったルート。心残りの割れ山(100峰)に登りたくって、今回は反対ルートで。
砥石山から簾舞へ下りようとしているのは、単純にバスに乗りたいだけ。小林峠からだとちょっと不便でしょ。それともまた最後に藻岩まで登って旭山公園へ下りる?
7.国際スキー場ー朝里岳ー余市岳ー白井岳ー国際スキー場
ちょっと離れて定山渓ー朝里ラインの西側。
実は冬季にこの近辺の山に登ったことはほとんどない。強いて言うなら阿女鱒くらい。
で、可能なら股下山も含めて周回登山をしてみたいけれど、地図を見る限り白井岳からあっちへ下りられる自信が全くない。なので、あえてこんなルートで。
8.常盤ー空沼岳ー狭薄山ー札幌岳ー定山渓
狭薄山、これは積年の課題。
行きたいと思った年に行かなければチャンスがない。近年メジャーになっているコースではなく、やっぱりクラシックな空沼岳方面からやりたい。
そして最後は札幌岳に登って定山渓に下りたい。これさえやれば、無雪期に空沼岳から札幌岳への縦走をやる必要性もなくなるし。
9.望岳橋ー大二股山ー小漁山(往復)
こちらは望岳橋から狭薄岳ではなくて大二股山。さらに小漁山まで足を延ばしたい。
余裕があれば漁岳へも。
でもこのルートだと北漁(1129P)には立ち寄れないから、やっぱり別の機会をセッティングしようと思います。
春になるとどうしても増毛山地へ行きたくなるけど、グッと我慢して国道453号の西側一帯で集中的に遊ぶのも楽しそう。
2015年5月11日に訪れた百松沢山南峰はすっかり雪が無くなっていたが、神威岳から奥手稲山までなんとか歩き繋ぐことができた。こんなことを今年の3月とか4月にやりたい。