バス停から2時間で百松沢山北峰へ
今日も始発の地下鉄とバスでやって来て、平和霊園からスタート。ちょうど3名の方が準備中でしたが、私が先頭で出発。阿部山方向には今朝のトレースが付いていたものの、百松沢山方面へは自分が一番乗りみたい。4日前に来てからほとんど降雪がなかったため、ノーラッセルでサクサク進みました。
バス停から僅か2時間で百松沢山北峰に到着。自宅にメインの手袋を忘れてくるという失態を犯したものの、予備として持ち歩いている防寒テムレスで何とかなりました。予定ではここまで2時間40分かかる見込みでしたので、貯金ができて心にゆとりがあります。
次いで南峰へ。おそらく直登するのはキツいと思われるので、北側の中腹をトラバースして真ん中くらいから登ろうと思案中。ちなみに百松沢山に登るのは今日で記念すべき10回目。おそらく自分が最も登っている山は百松沢山北峰だと思います。これは何かのご縁。百回登るまで頑張ってみようかしら。
百松沢山から烏帽子岳までって遠いイメージがあったけれど、あっという間に・902のコルへ。山頂方向を見上げると、上部の急なところが容易に登れる気がしません。ここまでの区間は特に危険個所もなく、むしろ百松沢山の北峰から峰越方面へ歩く方がたいへんかも。
標高950mから急な登りに差し掛かります。この3連休で歩いた方がいるようで、ツボのトレースが残っています。私には厳しそうなので、ここから北側の山腹をトラバースして登れそうな場所を探すことに。
遠くからこの山を眺めると、どこも同じような斜面に見えるのですが、実際には細かい尾根や谷になっている箇所があります。大きな岩があるのか、穴が開いている場所もあります。上部を見上げながら、良さそうな斜面を何度もジグを切りながら登っていきます。
百松沢山を烏帽子岳の方から見ると、右手に見える南峰のほうが、中央に見えている北峰より高いと錯覚してしまいます。北峰の手前に見えているのは990mのポコで、こちらへ来る際に下りる方向を騙されがちです。
烏帽子岳の山頂は7年前に来た時にも標識が見当たりませんでしたが、今回もやはりその姿を確認できませんでした。残念ながら一時雲の中に入ってしまったタイミングでの登頂。また来月、神威岳の方から来ることにしましょう。
烏帽子岳からは雪の表面にやや雪崩を起こしながら下ってきました。ジグを切りながら登ってきたので、もし私のトレースを辿って後続者の方がいたらまずかったと思います。今年はこの山域で多くの山に登っていますが、主要なピークで未踏なのは四ツ峰と神威岳のみ。あとは砥石山から百松沢山までの稜線と、奥手稲山から春香山までの稜線。その他には手稲山から手稲西峰と星置山、迷沢山西峰もやってみたいと思います。