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アルチプラノパックでスノーシューを背負えるようにしてみた

 

先日のブログで、登山用品を自分なりにカスタマイズすることについて書きました。

 

今日はその続きを書いてみたいと思います。

 

昨年購入したモンベルのアルチプラノパック20の使い勝手がとても良く、いままで購入したザックのなかで最も優れた逸品だと感じています。軽さ、背負い心地、防水性、ショルダーポケットやヒップベルトポケットの大きさ、ロールアップシステムならではのアクセスしやすさなど、総合的に優れているんです。

 

もちろん、マイナスポイントだってあります。

 

一気室なので、中身がぐちゃぐちゃになって整頓された状態を保持しずらいってことかな。

 

すでにアウトレット入りしているので、市場から消えてしまう前にもう1つ購入しておきたいと考えているくらいです。

 

涼しくなる秋以降や水を大量に消費しないような山行では、クロスランナーパック15のほうを愛用しますが、水を大量に持たないとならないような真夏のロングハイクや、残雪期あるいは初冬においてはアルチプラノパック20のほうが汎用性が高いと感じています。そして雨にも強い。

 

無雪期においてベストバイの商品でありながら、個人的には積雪期でも普通に使っていて、私にとってマルチパーパスなアイテムになりつつあります。

 

ただ、やはり積雪期においては2つほど弱点があると感じています。

 

1つは湿った雪が続くとハーネスが凍りがちな点、もう1つはスノーシューを外付けできないという点です。

 

前者は積雪期を想定した素材でないことから仕方がないとして、後者は工夫次第で何とかなりそうな感じです。

 

アルチプラノパック20

 

そこで単純にストラップを2本外付けすることに。もともと両サイドにコードが取り付けられているので、ここにストラップを通します。

 

バックルを外してスノーシューを固定するだけ。とっても単純で簡単です。

 

スノーシューを携帯する可能性がある3月・4月限定でしょうか。

 

アルチプラノパック20

こんなイメージですね。

 

スノーシューを載せてバックルで固定するだけ。実に単純なのですが、必要最小限で目的が達成できました。

 

実は直前まで、スノーシューを固定できそうなガレナパックの購入を検討していたのですが、ショルダーポケットが小さいのが難点。

 

アルチプラノパックに装備されている大容量のショルダーポケットに慣れてしまうと、もう手放せなくなっちゃうんですよね。おかげでヒップベルトポケットの存在感が薄れてしまったくらい。

 

過去にテレマークスキーを始めたときに冬用のザックを愛用していたものの、ちょっと重たいんですよね。スキーをシートラしたり、アバランチギアを携帯するような場面ではこっちのザックがいいんですけど、今の私はスノーシューかツボ足がメインだし、行動範囲もごく限られていますからね。

 

利用シーンに合わせて装備も最適化したほうがいいと考えています。