お昼休みに「北海道の山と谷」をパラパラとめくっていて、「今年の春は道内全域へ足を延ばしてみたいな」って衝動に駆られました。
足元のガソリン価格を考慮すると、道外へ遠征するよりコストがかかりそうなのがネック。都市間バスとレンタカーを上手に組み合わせて、早・楽・安で行ける方法を検討したいところです。
何度も登って好きな山々も、未踏で長年の懸案だった山々にも、今年は積極的にチャレンジしたい。
今日は計画中の予定を書いてみます。このうち半分でも達成できれば御の字です。
1.余別岳・ポンネアンチシ山
無雪期の積丹岳には何度か登っていますが、積雪期の積丹半島は全くの未経験。もちろん余別もポンネも。
で、今年こそは登ってみたいなって。だけど、積丹岳岩峰下のトラバースが行けるかどうかはちょっと自信がない。
だから余別とポンネさえ登れたら大満足です。
2.幌天狗
浜益10峰の中で一番好きな山がここ幌天狗。まあ、10峰全部登ってないから何とも言ませんが。
好きな山には何度でも登りたくなるタイプなので、この山へはこれからも2~3年に1度のペースで通いたいなぁ。何と言っても景色が格別。
この時期の増毛は週末に混雑するので、平日休みを利用して。
2年前の記録では4月12日に登っています。序盤は藪漕ぎがキツかった記憶がありますけどね、今年は雪が多そうなので大丈夫だと思います。増毛山地の山歩きは、帰りに浜益に住む高齢の父に会う口実にもなるんですよね。
3.群別岳・奥徳富岳
「あんな尖がった山、自分には絶対無理!」と思っていた群別岳も、いつの間にか次で3回目となります。小さな経験が自信となって大きなことができるようになる。まさに成長。
もちろん私の場合は春限定なんですけどね。
写真を見ていると「今年も行きたいな~」って衝動に駆られますよね。ツボ足スノーシュー愛好家としては、4月こそ有休をたくさん消化して残雪期を満喫したいですよね。
4.浜益御殿・浜益岳・雄冬山
このルートも次で3回目かな。ちょっとロングだけど、いろんな景色が見られるので大好き。
この時期の恒例行事にしたい山々です。
雄冬山の山頂から見た群別岳とか浜益岳。晴れて風が無ければ最高の1日を楽しむことができるんですよね。
5.天塩岳・ウェンシリ岳
天塩岳は20代の頃から因縁の山の一つで、無雪期に一度だけ登頂したものの、ガスガスで何も見えない始末。
その他にも初冬に敗退したり、登山口で敗退したり、どうも相性が悪いんですよね。
で、積雪期に浮島から登ってみたいってずっと思っていて、今年こそは!と狙っております。
せっかくあっちまで行くんだから、未踏のウェンシリにも登ってみたいなぁ。
6.海別岳・南斜里岳
海別岳は2月下旬に強風のためにニセピークにて敗退した経験があって、私にとっては実質未踏峰。
斜里岳も積雪期には登っていないので、当然ながら南斜里岳も未踏。一度は根北峠から登ってみたい。
札幌から遠路はるばるこの地へ赴くのだから、2連休を取って両方に登れたらいいですよね。
海別岳にはちょうど6年前にチームしんちゃんずで登りに行ったんですよね。2月下旬、しかもあの強風のなか、70代と60代後半でまあよく行ったものです。怖いもの知らずとはまさにこのこと。
7.ユニ石狩岳
ここも札幌から遠いんですけど、長い稜線歩きが好きなので、もう一度登ってみたいって思うんですよね。
道中、晴れていればニペソツ山やウペペサンケ山が見えるのも魅力的。
春でも風が強いと目まぐるしく雪質が変わるので、決して油断できません。
8.武華山・武利岳
この2つの山もなかなか縁がない私。
せっかくだから残雪期に登ってみたいわけですが、北大雪は雪解けが早いっていいますからね。
4月中に登れればいいけれど、今年行くとしたらゴールデンウィークの後かな。
9.支湧別岳
そしてこの山も懸案事項の一つ。
北海道百名山でも北海道の百名山でもないけれど、やっぱり憧れの山の一つ。
10.ニセイチャロマップ岳
無名の1760mピーク、通称ニセイチャロマップ岳こそが、私にとって北大雪の集大成かなと思っています。
層雲峡の大函から屏風岳、国境稜線に出てニセイチャロマップ岳、そして支湧別岳へと至るのはロマンがあるし、白滝駅から平山に登り、北大雪の国境稜線を歩いてニセイチャロマップ、支湧別、そしてまた白滝へと下山する周回ルートも興味深い。
まあ、そんなことをやっている人はごく稀だと思うし、考える人もごく少数だと思いますね。
その他にも狩場山地や積雪期の函岳、利尻、夕張などなど行ってみたい場所はたくさんあります。
うーん、本当に今年は日本百名山は一時ストップかもしれぬ、、、