山歩きにもはや欠かせなくなったスマートフォンのGPS。よっぽどエクスペディションな厳冬期の世界でもなければ、雪山でも十分頼れる存在に進化しました。
振り返ってみると、2015年頃はiPad mini(第2世代)を山に持って行き、Geographicaをメインで使っていた私。
2017年頃になるとスマホで、2019年頃はGeographicaからYAMAPアプリへ、そしてこの1年はヤマレコアプリをメインで使っています。
Geographicaの課金は一度きりですし、ヤマレコは年額課金ですが、それだけの価値が十分にあります。Geographicaに比べてヤマレコはルート作成やDLする地図の範囲が最適化されていること、ログと山行記録作成とのリンク、コンパスへの登山届提出など、利便性がかなり高いと思います。
しかし、スマホ本体のバッテリーの問題は依然として存在するので、登山中はバックアップとして2台持ちをしています。
スマホの2台持ちは、山以外では意味がないというのが持論ですが、単独登山者は逆に持つべきだと思っています。その理由は、
- 電池の問題を気にせずに使える。
- 万一、山中でスマホの紛失した場合でも、GPSを使い続けられる(バックアップ)
- それぞれにSIMがあれば、遭難時等に連絡できる可能性が高まる(モバイルネットワークのカバーエリア)
モバイルバッテリーじゃだめなの?って意見もあろうかと思いますが、私は典型的な単独行動者なので2台持ちのほうが安心。
レアな山域で長時間行動することがありますし、積雪期も活動する。だからこそ、念には念を入れてスマホの2台持ちをしています。2台目にSIMを入れなくてもGPSとしては使えるけれど、通信手段の予備として考えた場合、2台ともSIMが入っていた方が根拠のない安心感があります。まあ、この辺の考え方は分かれるかも。
で、2台の契約ってコストがかかるでしょ。それが保険だと思っても、やはり低く抑えたい。
だからここ数年はずっと格安SIMを使ってきて、いま契約しているのはOCNモバイルONEと楽天モバイルの2回線。
楽天モバイルはサブ回線として利用していて、ほとんど利用しなければタダで維持できるのがいい。
無料期間に使い倒してみたものの、やっぱり電話は主回線のOCNモバイルONEにかかってきますからね。楽天モバイルはサブ回線として維持するとして、主回線を最適化することに。
で、いろいろ比較検討したところ、Y!mobileへMNP転出することに決定。
OCNモバイルONEはドコモ回線なので、山中で万一のことが起こった場合でも、なんとなく安心感があったんですけどね。しかし、留守電機能が月額300円かかることと、最低利用プランでは1GBまでしか使えないことを天秤にかけたら、転出したほうがいいと思いまして。
転出先のY!mobileはソフトバンク光とセットだと、3GBで月額990円になるのでお得。ほとんどWiFi環境でしかスマホを使っていない私ですが、1か月1GBってやっぱりちょっと微妙なラインなんですよね。それと、ソフトバンク回線は留守電の契約が不必要な点もいい。
MNP転出のついでにスマホもOPPO RENO AからOPPO RENO 5Aへ。今なら1万円を切るのでお得感が大きいです。ほぼ毎年スマホを買い替えていますが、毎日使うものだからこそ、新しい機種を手に入れたほうがいいと思います。
20代前半、PHSの時代に初めて携帯電話を持ち、その後はIDO、docomo、スマホになってからソフトバンク、BIGLOBEモバイル、LINEモバイルと乗り換えてきて、現在に至る私。
テクノロジーは常に進化するので、ガジェット類やツールは小まめに見直すべきだと思うんです。