世間は3連休ですが、私は日曜しか休めなくて、しかも低気圧発達で季節は冬に逆戻り。そこで、安近短の低山をチョイス。明日は5時半出社なので無理もできないし。
で、わりと近所なのに、縁が無くてなかなか行けなった札幌50峰の豊平山へ。
せっかくなので、今日は常盤から穴沢山→常盤ヒルズ→藤野富士→豊見山→豊平山→野の沢山と繋いでみました。
→ダイジェスト版のヤマレコはこちら。
まずは常盤から穴沢山へ
真駒内駅から空沼二股行きの始発バスに乗り、常盤で下車。ソーラーパネルが並ぶ敷地の奥から旧真駒内スキー場の斜面を登ります。
最初からスノーシュー装着でやや急斜面を登りきるとまずは△459.9の穴沢山(札幌150峰)へ。20分程度のウォーミングアップです。
穴沢からいったん下り、広い雪原や尾根などややバラエティに富んだ地形を進みます。この辺は純粋に面白い場所ですね。次に目指すのは・532の常盤ヒルズ(札幌150峰)。もう春のお彼岸だというのに、この積雪量。しかも風が強くってまだまだ真冬並みに寒い1日。
常盤ヒルズまでは穴沢から35分程度。行動開始からおよそ1時間で来ることができました。ラッセルが必要な時期なら2~3倍は見積もっておきたいところ。
次いで・651の藤野富士(札幌100峰)。藤野聖山園側から登ると急ですが、常盤ヒルズの方から登ると比較的楽に登れました。
藤野聖山園へ下りると敷地内は除雪されていました。クルマの進入については除雪終点までは無理そうですが、それでもかなり奥まで入れます。正面に見えているのは次に目指す豊見山。
豊見山へは・237のT字路から旧スキー場に向けて西進し、350mの尾根から旧道へ。480m付近で新道と合流します。
4つ目のピーク、・574の豊見山(札幌100峰)。南側が開けていて、まずまずの見晴らし。低山を単発で登ると物足りなく感じるけれど、こうやって繋ぐとなかなか面白くなりますよね。いいトレーニングにもなるし。
今日の行動中はずっと聞く読書を。FIRE HD8タブレット×Kindle Unlimitedのいつものパターンなのだけど、途中で何度も途切れるたびにザックを下すのが面倒、、、
5つ目のピークで、今日のメインイベントである豊平山(札幌50峰)へは北尾根から登ってみました。理由は豊栄山への縦走経路を探ることだったんだけど、そもそも通行禁止なんだそう。無駄な骨折りって感じ。まあ、稜線上を含めて採石場の敷地なのかは定かではないものの、滑落したら採石場の敷地に落ちるわけで、予防線を張る目的なのかもしれない。で、山頂には2名の先客が。標識が見当たらなかったし、吹雪いてきたのでサクッと下山開始。
豊栄山へは登れなかったので、次の・362の野の沢山(150峰番外編)へ。ここはずいぶんと人気があるみたいだけど、今日は無人。確かに今日登ったピークの中では、ここが最も見晴らしが良かったですね。こんなに低い標高ですが、市街地から吹き上げてくる風が強くて、地吹雪の様相を呈していました。
市街地方向へ下りていくと、住宅街の手前にNTTドコモの施設が。でもここまでは除雪されていませんでした。住宅街に接しているので、車でアクセスして野の沢山だけに登るのであれば、豊平山の登山口からになるのでしょうか。
すっかり身体が冷え切ってしまい、最終目的地の藤野マナスルをキャンセル。石山通まで下りて十五島公園のバス停から帰ります。私が子供の頃は、札幌さとらんどとか前田森林公園なんかはまだ無くて、十五島公園とか月寒公園がバーベキューの定番だったっけ。うん、懐かしい。
ルートはこんな感じです。
それと、今日の天気図は下の通り。平地でも風が強い1日でした。