今日は以前からの懸案事項だった、札幌50峰の四ツ峰に登ってきました。
四ツ峰やつげ山は、西側の道道1号線からサクッと登るのが一般的。だけど私には車がないし、わざわざレンタカーを借りていくのもどうかと思って先送りに。自転車で行くのもまだちょっと早い感じ。
で、残雪期に入って雪が締まって歩きやすいだろうと予想していたら、全然そんなことはありませんでした。終始スノーシューでの山旅です。
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いつもの平和の滝入口をスタート。送電線下を登って
いつも通り、始発の地下鉄とバスを乗り継いで平和の滝入口へやってきました。これで今シーズン11回目かな。3月下旬になってもう空はすっかり明るくなり、道路にも雪はありません。駐車場も雪が解けて使えるようになっていましたね。で、神社の屋根の雪が雪崩れて自然歩道を塞いでおります。
バス停から2時間で稜線へ。今日は発寒嶺には立ち寄らず、最短距離で迷沢山方向へ。実のところ、昨日の夕方まで狭薄山に登る気満々だったんですよね、私。でもスノーブリッジが無くなる前に四ツ峰をやっつける必要を感じ、急きょ予定を変更。ホント、テキトーな性格です。
今日の行動食もミニ大福。重量、熱量、冬でも柔らかい、お値段控えめなど総合的にパフォーマンスが高いもので。
迷沢山へは気が向けば帰りに立ち寄ることにして、ショートカット気味に・920を目指します。ここは無名峰なんですけどね、ここから下って振り返るとなかなかいい姿をしているし、見晴らしもいので、勝手に迷沢山南峰と呼ぶことにしました。
・920から70mくらい下って送電線下を横切り、最終的に770mのコルまで下ります。上の画像の中央が・873。その右に840mのコブ。尾根上には大きな岩があるので、北側からジグを切りながら高度を上げていきます。木の上から落ちた雪の塊が斜面を転がって雪崩の様相になっており、このルートの核心部だと思いました。
・873から西側に尾根が続いていますが、南西側の尾根を下るとやがて傾斜が緩やかになります。送電線下なので樹木がなくてちょっとした雪原になっています。ここまで来れば、四ツ峰はもうすぐ。
平和の滝からおよそ4時間で四ツ峰に到着。長い道のりでしたけど、達成感があります。今日もFire HD8タブレット × Kindle Unlimited × Bluetoothイヤホンのペアで聴く読書をしながら歩いたので、ちっとも退屈しませんでした。3冊読了。ナポレオンヒルの本を聞いていたので、「やればできるんだ」ってプッシュされた感じ。
この縦走路で最も魅力的なのは、送電線下から見る定山渓天狗岳、ヒクタ峰、白井岳や余市岳の眺めでしょうか。ヒクタから定天Ⅲ峰に登ってみたい気持ちがある一方、白井岳を経て長白稜と股下山を周回するコースも面白そう。
このコースは復路の方が登り基調になっていて、かなり精神力が試されますね。このまま送電線の下を歩いていけば、かなりショートカットできるはずなんだけどなぁ。奥の空際線の白いところが、送電線広場への下り口なんですよね。無論、厳しいアップダウンは必至なんですけど、一度はやってみたいかな。
トレーニングの効果って、限界だと思ったところからあと一歩のところで高い効果が得られるらしいので、欲張って迷沢山西峰へ行くことにしました。迷沢山の西側を捲いて雪原を北に進路を取り、点線道を横断して尾根に乗り上げます。西に進路をとってちょっとすると迷沢山西峰へ。
四ツ峰から2時間で迷沢山西峰に到着。ここ、札幌150峰番外編のピークなんですって。ちゃんと標識が取り付けれていて、ちょっと嬉しいですよね。
せっかくここまで来たので迷沢山のピークへも。人気の山だけどちょっと季節外れだし、すでに13時半を過ぎているので独り占め。今シーズンの大雪で、標識の位置がかなり低くなっていましたね。この後は「足痛いよ~」ってちょっと泣きが入りながら急いで下山し、15時8分のバスにしっかり間に合いました。次回は平和の滝から春香山への山旅を予定しています。
気象庁のウェブサイトより引用
今日はほぼ終日快晴でしたが、西からの風が強めでした。天気図はこのような感じです。