ゴールデンウィークの最終日、札幌近郊で人気の塩谷丸山へ。
私にとって春の定番はアポイ岳か塩谷丸山。今回も期待を裏切らない癒しのハイキングとなりました。
高速道路開通で抜群のアクセス
高速道路(後志道)が余市まで開通したことによって、以前とはすっかり様変わりした登山口周辺。小樽塩谷ICから5分程度で到着するので、札幌市内からのアクセスは抜群に良くなりました。そして駐車スペースも増えたのかな?いっぽうJR塩谷駅から徒歩圏内ではあるけれど、JRの本数が圧倒的に少ないですからね。
お馴染みの登山道にはすでに雪はなく、森林浴が心地よいですね。夏になると雑草が増えたり虫が増えたりするので、ハイキングには春がおすすめ。今日は母の日ということもあり、メンバーはチームしんちゃんず。ゆっくり登山です。
春のお花、カタクリ。発芽から開花まで8年~9年かかるのだそう。この冬は一人でガツガツ登るスタイルが多かったけれど、春はこうしてお花を見て歩くペースが心地よいかも。
春はお花や山菜だけではなく、野草も芽吹く季節。緑のじゅうたんをゆっくりと眺めながら歩く、そんなゆとりを持ったハイキングも楽しいものです。
急な登りを詰めて森を飛び出すと、海岸線の景色が見えてくるんですよね。北から西にかけて海が広がっているので、午前の遅めの時間帯がちょうどよい時間帯なのかな。
出発から2時間くらいで山頂へ。今日は高齢者二人と一緒に登ったので、若い人なら1時間もかからず登れるのかな?雪山シーズンには「初めての登山」という方にはお目にかかれないものですが、夏山シーズンは「初体験」とか年に数回の登山という方もいらっしゃる。目を輝かせてとても楽しそうな表情をしているので、そういった方が混ざったグループとすれ違うと思わずホッコリしちゃいます。職場や地域コミュニティに山歩きに興味がありそうなお友達がいたら、ぜひ塩谷丸山に誘って登山仲間を増やしてほしいなって思います。