コロナ禍になったことによって、定年後の楽しみにしていた日本百名山を前倒しで進めることにしました。
現役サラリーマンの私としては、
- 短期間で効率的に
- 観光やグルメは別の機会にして、登頂するという目的達成を最優先
ここに焦点を当て、合理性を追求してきました。
さて、札幌在住の私にとって最もやっかいだと感じる一つが鳥取の大山。周辺の空港までLCCが飛んでいないため、陸路の移動も長い。同じような思いを抱いているのは私だけではないはず。
ANAやJALを使って出雲空港や岡山空港入りすれば確かに楽だけど、やはりコスト的に割高。費用対効果が高くないんですよね。
そこで私が今まで考えていたのは、Peachで関西空港入りしてそこからレンタカーで移動する方法。あるいは高速バスまたは電車を使ってアプローチし、そこからレンタカーで移動というパターン。関西空港から神戸空港へ高速船で移動すればちょっとショートカットも可能。
そうそう、神戸空港と言えば、Peachより割高になるもののスカイマークで移動すれば比較的楽ですよね。
とは言え、それでも陸路で片道240kmもあるんですよ。北海道のそれとはわけが違うので、陸路の移動だけでも相当な時間がかかる見込み。
ところが、今回の旅を通じて新しいルートを思いついたんですよ。私もまだ登れていないので、次回の有力案として備忘録を残しておこうと思います。
新千歳→成田→高松→岡山ルート
これを書いているのは高松市内のホテルなんですけど、今回は四国の剣山に登る予定で来たんです。ところが天気が悪かったので断念。
でも、せっかくここまで来たんだから、岡山市内の旧友に会おうと思って、昨日岡山まで往復したんです。
そうしたら、高松から岡山ってめっちゃ近いことが分かったの。高松駅から岡山駅の間って快速電車が30分間隔で運行していて、僅か50分で移動できるんですよね。運賃は片道1,550円。札幌駅から快速エアポートで新千歳空港へ行くのと同じような感覚です。
今回、高松へは土曜日の退勤後にPeachで成田空港入りしてネカフェ泊。翌朝は7時40分発のフライトで出発。9時10分には高松空港に到着しました。空港から高松駅まではリムジンバスで直通。だから、順調に進めば13時に岡山駅でレンタカーを借りて出発できるんですよ。
ジェットスターの成田ー高松便は1日3往復設定(2022年夏ダイヤ)なので、成田発14時10分の便であれば、当日朝に札幌を出発しても大丈夫。高松に15時50分には到着するので、岡山駅には19時前には余裕で到着できるんです。
ビジネスホテルかネカフェに泊まって、または車中泊をすれば、深夜〜早朝から大山にサクッと登れるでしょ。下山後は岡山駅に12時くらいに着いていれば、高松でうどんを食べても、高松空港16時30分出発に余裕で間に合って成田空港に17時55分到着、19時以降のフライトで札幌に帰れば、1泊2日で大山に登れる算段。
今回の成田ー高松区間は往復で4,000円だったので、航空券は全部で13,000円くらいだったかな。
もし、さらに1日〜2日の余裕があれば、四国の剣山と三嶺、石鎚山にも登れるのでは?
どうでしょう?かなりリーズナブルに四国・中国の日本百名山巡りができちゃいますよね。