すっかり忘れかけている2週間前の旅の話。
かなり前にブログにも書いたんですけどね、3連休を取得して四国の剣山と、関東圏の百名山のいずれかに登る予定だったんですよ。
ざっくりとした計画は次の通り。
- 土曜日:退勤後に新千歳空港→成田空港(ネカフェ泊)
- 日曜日:成田空港→高松空港→剣山と三嶺へ(車中泊)
- 月曜日:阿波竜王山→高松空港→成田空港→電車で神奈川県か埼玉県→レンタカーを借りてネカフェか車中泊
- 火曜日:天城山、雲取山、丹沢辺りに登って、成田空港から最終便で札幌へ
まあこんな感じだったんです。
ところが梅雨入りしてしまって、完全にアテが外れましたね。
そこで土曜日の出発前に、高松と西葛西のホテル予約と、岡山市在住の友人にアポだけ入れていおいて出社。あとはほぼノープランでの出発となりました。
いつものpeachで退勤後に成田空港へ
休暇0日目。「みなさん、お先に〜!良い週末を!」なんて明るく挨拶して帰っても無視されるようなテンション低めの職場なので、シレッと17時10分に職場を離脱。新千歳空港のてんやさんで天丼の夕食後、22時頃に成田空港着。道民の私でもかなり寒いと感じるが、半袖姿の地元民が多いのはなぜ?
休暇1日目の朝。常宿になりつつある成田市内のネカフェで5時間の浅い眠りを経て、JR成田駅前広場でローソン飯。旅モードになると路上でご飯を食べたりするだらしない一面が現れる、、、
久しぶりのジェットスター。7時台から多くを飛ばしているので、第3ターミナルはかなり混雑め。高松行きも7時40分出発。行きの機内はガーラガラ。
高松到着は定刻の9時10分。高松駅までおよそ16kmの道のり。リムジンバスに乗るかレンタカーを利用が一般的だけど、今回は最近日課になっているウォーキング。途中のことでん空港通り駅まで8kmの道のりを歩きます。リムジンバスに乗ると運賃は1,000円。歩き+電車なら360円。それでもふつうは歩かない。健康+割安+観光という名目で(ちなみに途中には何もない)。
ことでんに揺られて終点の高松築港駅へ。高松城址の脇を通り、少し歩けば高松駅。かなりローカルな電車でこれはこれで楽しい。
11時40分出発のマリンライナーに乗り、瀬戸大橋を渡って岡山県へ。ここで友人にLINEを入れる。なんだか画像がヒコーキや電車ばかりで乗り物ヲタみたいだけど、基本、乗り物にはあまり興味がないタイプ。
高松市もそこそこ大きな街だけど、岡山市はもっと大きい。新幹線だって停まるんだもの。高松市は40万都市、岡山市は60万都市。瀬戸内海で分断されているとは言え、電車で50分のくらいなんだからこの2都市間は同じ商圏みたいなもの。札幌は200万都市ではあるけれど、小樽市や千歳市、恵庭市と江別市、さらに苫小牧市まで合わせたって60万人くらいなんだから、これじゃあJR北海道は成り立たないよなぁ、なんてまともなことを考えるフリをしてみる。中央改札口を出ると、大学時代からの親友が奥さんと一緒に出迎えてくれました。彼、結婚してたんだよね。結婚式で支離滅裂なスピーチをした嫌な記憶も蘇る。そうそう、前回会ったのは奥さんと北海道へ旅行に来た2017年9月だったっけ。
駅近くにある瀬戸内料理のお店で豪華なランチをご馳走してもらい、積もる話に花が咲く。お酒は控えめ程度に交わし、せっかく来たということで雨の中、日本三大名園の後楽園を散歩。「次は来春、大山に登りに行こう、タイへ一緒に遊びに行こう」などと未経験者を私ワールドへ誘(いざな)い、すぐに香川へとんぼ返り。
うどん県。名物のうどんを食べるわけでもなく、雨の中観光するわけでもなく、セブンイレブンでビールとパンを購入してさっさとスーパーホテルにチェックイン。21時からおよそ10時間、爆睡。スーパーホテルは朝食が美味しいし、部屋の遮光が最強レベルなので、睡眠+翌日の活力を求めるにはベスト。
休暇2日目。8時にチェックアウトし、瓦町のバス停からリムジンバスで空港へ。今日も雨がしとしと。結局、高松へは何しに来たの?って感じだけど往復4,000円だし、気分転換にもなったから良しとしよう。
さて、東京。お昼前に成田空港に到着し、京成電車で押上へ。今日は完全にノープラン。しかも雨がザーザー降っている。お腹が空いたのでまずは食事から。休暇中とは言え、職業柄麺類を食べるのはお約束みたいなもの。押上駅至近のtomoruさんで汁あり担々麺をいただきます。美味しくて完食。胃腸が弱いクセに辛めのスープを飲み干してお腹が痛くなるパターンだなこりゃ。ラーメンより驚いたことは、私も含め、他のお客さん全員がPayPayで支払っていたことかな。PayPayのスキャン支払い、飲食店では便利だよね。
辛いモノを食べたら最後に甘いモノだよね。東京ソラマチで黒糖タピオカミルクティをいただきます。タピオカブームが去ったので、お店は閑古鳥。私はいつだって台湾旅行気分なので、ブームとは一切無縁。辛いラーメンスープもミルクもトイレ直行になるタイプのる私なのに、この2つの相性はかなり悪かったみたい。このあと1回、その後も地下鉄東西線のどこかの駅でトイレに駆け込むが、便座に座る1秒前にお漏らししてしまった。あちゃー。そして翌日以降もしばらく引きずることに。
東京ソラマチへ立ち寄ったいちばんの理由はここ。ミッフィスタイルさん。東京駅、吉祥寺、原宿などあちこちへ出没する私ですが、その中でもこちらの店舗は規模が大きめでテンションが上がる。しばらく距離を置いていたミッフィーちゃんだけど、ここと翌日のディズニーランドへ行ったのをきっかけに、再燃してしまうことに。詳しくは後日の週記で。
押上では東京メトロの24時間乗り放題きっぷをPASMOで購入。沖縄都市モノレールと一緒で、購入後24時間有効というルールが嬉しい。しかし、有楽町線の豊洲駅から東西線の門前仲町へ行くには都営大江戸線で繋いだほうが早いなど、ところどころで都営地下鉄も利用することを考えると、一長一短があるのも確か。
上野広小路まで移動して御徒町のモンベルストアへ。モンベルストアなんて全国一緒じゃんって感じだけど、普段はオンラインショップで購入するので店舗へはなかなか行かないんですよね。こういう機会に実店舗へ足を運ぶんです。フィッシング用のアングラーパック15という商品があることを知り、次回の購入を検討。愛用中のクロスランナーパック15に似ているけれど、胸のポケットがとっても大きくて便利そう。パスポートも入る大きさなので、山歩きにはこちらのほうが使い勝手が良いかもしれない。断捨離してもこうやってすぐに新しいモノを買おうとするんだよね。
東京駅でYシャツ屋さんを訪れたり、豊洲のららぽーとへ行ったりした後、西葛西にあるホテルにチェックイン。駅のガード下の餃子屋さんでテイクアウトして部屋飲み。これも職業柄のお約束。自分が先日開発した餃子のほうが美味いって悦に入る。
休暇3日目。朝起きると雨が上がっていたので、ディズニーランドで遊ぶことに決定。えっ?いま8,400円もするの?って驚き。休日はさらに1,000円高いみたい。でも25年前に初めて行ったときだって5,000円超えてたから、このくらい物価が上がらないほうがおかしいんだよね。安い遊びではないけれど、ここまで来たらポチっちゃえ!
西葛西駅至近のホテルを午前8時にチェックアウトし、徒歩でディズニーランドへ。およそ4kmの道のりだから近い。マラソンランナーは全体的に距離感が一桁おかしいって言われるけれど、私も例外ではないみたい。トイレは朝ホテルで済ませてきたのに、途中で猛烈な腹痛に見舞われ、クネクネしながら葛西臨海公園入口の公衆トイレへ駆け込む。今日はギリギリセーフ(汗)。
うぉーっ!ディズニーランドだ!と叫びたい気分だけど、おじさん一人だから心の中だけにとどめておくことに。
アジア圏の街歩きに比べて刺激は低めだけど、これはこれで楽しいんです。ほとんど下調べをしていないで来たので、25年前の記憶を頼りにビッグサンダーマウンテン、スプラッシュマウンテン、スペースマウンテンと定番のジェットコースター系アトラクションをはしご。子供の頃からジェットコースターが嫌いなのに、なぜ乗ったのか未だに謎。スペースマウンテンでは下りた時に目が回ってフラフラしてたくらい。
大好きなイッツアスモールワールドではめちゃめちゃ感動。最前列のオジサン(私のこと)はなぜか一人だし、しかも目に涙を浮かべてるし、同じボートに乗っている2組のカップルは後ろでキャッキャとはしゃいでいる。この異様な様子を想像してみてください。で、帰宅後一週間というものの、仕事中もずっとこのメロディが頭の中から離れませんでした。YouTube動画→小さな世界
そしてもう一度並ぶ。2回目は修学旅行中の女生徒4名のボートに同乗。またしてもばつが悪く、場違い感がハンパない。定番のアトラクションではありますが、上海ディズニーにはないみたい。次は香港ディズニーへ行こう。「世界のディズニーリゾートをソロで訪れてみた」っていうネタはどうだろう?
リピーターの方はクラブマウスビートのようなショーが目的なのかな。この後は時間の都合上、ドリーミング・アップ!のパレードを見て退場。滞在時間は正味5時間くらいだったけれど、ピーターパン空の旅、スターツアーズなど全部で9つのアトラクションを楽しめたので満足。ディズニーランドは一人でも楽しめるし、むしろ一人で行くべきだと思いました。
最後はちょっと寄り道して海浜幕張の三井アウトレットへ。モンベルアウトレットで掘り出し物を見つけたかったけれど、特になく終了。近くのかつやさんでいつもの豚汁定食をいただいて成田空港へ。空港のローソンで購入したタピオカミルクティーを飲みながらテラスで飛行機を眺めていたら、またも腹痛が(汗)。最終便で自宅へ帰ったのが23時半。中身は薄いのに、謎の充実感と疲労感が残る3連休となりました。