今年は完全にエゾ梅雨モードの6月。
どんよりとした曇り空、小雨、ちょっと晴れたと思いきや強風。少なくとも休日は毎回のようにこんな感じでした。
そうこうしているうちにまもなく7月。夏山が最も楽しい1か月がやってきます。
2016年8月の台風等によって山間部の林道がことごとくダメージを受けて以来、かれこれ6年が経過しました。
大雪山系の登山口までのアクセスが今どのような感じなのか、ちょっと気になったので少し調べてみました。
十勝連峰
まずは十勝連峰から。十勝岳や富良野岳は全く問題ないとして、オプタテシケ山ですよね。調べてみると、枯沢林道は6月1日より通行可能とのこと。例年通りゲートは閉じているようですが、施錠をしていないそうなので、通過したらゲートを閉めれば良いそうです。
2年前の夏にここからスタートして天人峡へ下り、チャリでここまで戻ってきたことがありましたが、林道の距離は短いのでゲートから徒歩でも登山口まで行けます。
表大雪
表大雪で懸念となるのは愛山溪から登る永山岳周辺、銀泉台から登る赤岳、大雪高原温泉でしょうか。6月は雪を繋いで忠別岳方面に行かれる方も多いみたいですね。
こちらもすで開通していて、愛山溪は5月10日から、銀泉台は6月16日から、大雪高原温泉は6月10日から開通しているとのこと。
それと沼の原登山口(クチャンベツ)ですが、こちらへ通じる層雲峡本流林道も6月18日から開通しているとのこと。これで天気さえよければ、まだ登山者が少ない静かな表大雪をゆっくりと楽しむことができますよね。
東大雪
東大雪は最も被害が大きかった地域ですが、ニペソツ山や石狩岳、ウペペサンケ山など人気の山も多いんですよね。
しかし行政からの公式な情報はしばらく発信されていないようす。復旧のめどが立っていないってことでしょうか。
ニペソツ山は幌加温泉からのコース、石狩岳シュナイダーコース(ユニ石狩岳も含む)は車両アクセスが可能だと思われますが、その他は途中から徒歩でのアクセスを強いられるものと思われます。
ここはSNSを通じて登山者から発信される最新情報を頼りにするしかなさそうですね。
私自身の記録(ヤマレコ)を参考までに。
- クチャンベツ登山口→石狩岳→ユニ石狩岳(2020年)
- ニペソツ山16の沢林道(2017年)
- ウペペサンケ山糠平コース(2018年)
北大雪
人気はやっぱり平山とニセイカウシュッペ山でしょうか。支湧別岳や武利岳への林道は開通見込みなしとのこと。武利岳へは武華岳からの縦走となりそうです。
その武華岳へは、石北峠付近から林道には入れるようですが、昨年秋時点での情報では途中で通行止めとのこと。登山口までおよそ2kmの道のりは徒歩になります。
ニセイカウシュッペ山の古川砂金越林道は6月18日から開放。施錠はされていないもののゲートは閉じているので、通行後はゲートを閉めるルール。
平山は6月26日に山開きが行われるようですね。すでに通行が可能です。
さあ、今週末もビミョーな空模様。みなさんはどうされますか?