4月に台湾へ遊びに行く際、雪山:Xuěshān(標高3,886m)に登る計画です。
台湾の夏山シーズンが始まることもあり、山頂に近い三六九山荘の予約はやはり一杯。そこで七卡山荘の予約をすることに。
地図を見ると、武陵農場から志佳陽大山(標高3,345m)や翠池を含めて周回できそうだし、実際に百岳完登圓夢手冊(尖端出版)でも紹介されているルートなんですよね。
余裕を持った時間計画で三天(3日)、距離25kmで獲得標高1,827mだから、机上では日帰りでも大丈夫。だけど早朝発ならレンタカー必須になるし、バスで行く場合は七卡山荘で前泊して深夜出発になると思われます。しかも帰りのバスに間に合うかどうかも怪しい。
さて、私が次に台湾へ行くのは4月1日から6日までなんですけど、1日から5日まで清明節の5連休と重なっちゃって。つまり七卡山荘ですら1日~3日は予約でいっぱいってこと。
そこで連休後半の4日から5日にかけての申請をしました。
台湾で高山に登る際は、事前に当局へ予約をして受理されなければならなく、無許可で登ると罰金対象に。申請が受理されても、計画ルートを外れるのもダメ。登山の自由度が低いのが難点なんですよね。
雪山がある雪覇国家公園ももちろん手続きが必要で、今回も1か月前に申し込みました。
2019年に申請した際はすんなり受理されたのですが、今回は都合2回のやり直しとメールでのやり取りが必要でした。
先方が懸念されているところは次の2点。
- 単独であるため、台湾で通じる携帯電話番号を持っているか
- 台湾に緊急連絡先として登録できる知人がいるか
前者については、日本の携帯番号も海外ローミングサービスで通じるし、入境初日に中華電信の音声SIMを計画する旨で了承いただくことに。
後者については、台湾に知人がいないので、台北滞在のホテルを登録することでどうかと打診してみたけど、これは却下。それならば日本の家族を登録してくださいとのこと。
私の家族は老親なので、万一私に何かがあっても対応できないだろうから、念のため勤め先情報も提供。
これで無事通過できました。
ちなみにコロナに関しては日本と同じくらいの雰囲気なので、この点も懸念されているのかもしれません。