自分は自称ミニマリストなんだけど、ミニマリストの定義は
- できるだけ持ち物を減らす
- 必要最小限のモノだけで暮らす
- 自分にとって本当に必要なモノだけを持つ
まあ、だいたいこんな内容です。
あと私の場合、「『自分にとって』必要以外のコトはしない」という意識も強い。
で、この『必要最小限のモノ』なんですけどね、毎日使っているもののなかで、
- Aは必要だけど、Bは無くてもよくないだろうか?
- AとBを統合できないのだろうか?
って考えることがあって、最近実践している具体例を挙げると、
- 洗濯用洗剤と柔軟剤
- シャンプーとリンスとコンディショナーとトリートメント
- ボディーソープとハンドソープ
- 洗顔フォームと石鹸
で、私は考えて最適化した結果はこれ
- 洗濯用洗剤は必要だけど、柔軟剤は不要
- 髪も顔も手もカラダもすべて固形石鹸1つで済ませる
「えー?石鹸で頭も洗うの?」って思うかもしれないが、今のところ影響ない。泡立ちが悪いくらい。使っているのは牛乳石鹸の無添加せっけん。
ちなみにメーカーのFAQにはこう書いてある。下記に引用。
’’洗髪には、シャンプーのご使用をお勧め致します。石けんで洗髪すると、毛髪の表面に石けんカス(金属石けん)が残るため、すすぎ時に強くきしみ、毛髪を傷めることがあります。また、感触や光沢を損ない、くしの通りも悪くなります。’’
でも私はずっと坊主頭だし、年齢的に白髪も多い。だからむしろ頭皮に優しいほうを求めたほうがいいと思ったわけ。
あとは、さすがに石鹸で洗濯するのは大変だし、歯も磨けないし、食器も洗えない。
洗剤と柔軟剤は用途が違うし、シャンプーに対してリンス・コンディショナー・トリートメントも用途が違う。
ただ私が子供の頃には、シャンプーとリンスはあったけど、それ以外は無かった(と思われる)し、石鹸はあったけどボディソープやハンドソープ、洗顔フォームも無かったはず。
そもそも洗剤のクオリティーを上げるより、手洗いの頻度やカラダを洗う要領、入浴後のケアのほうが重要じゃないだろうか。
洗濯は昔は二層式の洗濯機で粉末の洗剤を使用していたし、液体の洗剤や柔軟剤は無かった。
だから、本来は『無くても良いかもしれないモノ』である疑いを持ってもいいと思う。
想像するに
- 私達の暮らしが豊かになり、清潔に関する意識が上がり、同時に便利なアイテムが増えた
- ドラッグストアという業態が勃興した
- 商品アイテムだけではなく、商品カテゴリを増やすことで、企業が売り上げを伸ばしていった
こんな時代の変化に、悪く言えば「消費者が乗せられた」だけなのかもしれない。
「専用」のものが増えると、家の中のモノが増える。
これには調理器具、調味料、衣類など多岐にわたる。
ここまで読んで、なんだかただのケチじゃない?って思われた方もいるかもしれないが、家計の見直しをするための節約ではなく、ミニマリストの視点で行う「ムダ取り」だということを最後に付け加えておきたい。