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固形石鹸で髪を洗うミニマリスト的な話

 

自分は自称ミニマリストなんだけど、ミニマリストの定義は

  1. できるだけ持ち物を減らす
  2. 必要最小限のモノだけで暮らす
  3. 自分にとって本当に必要なモノだけを持つ

まあ、だいたいこんな内容です。

 

あと私の場合、「『自分にとって』必要以外のコトはしない」という意識も強い。

 

で、この『必要最小限のモノ』なんですけどね、毎日使っているもののなかで、

  • Aは必要だけど、Bは無くてもよくないだろうか?
  • AとBを統合できないのだろうか?

って考えることがあって、最近実践している具体例を挙げると、

  1. 洗濯用洗剤と柔軟剤
  2. シャンプーとリンスとコンディショナーとトリートメント
  3. ボディーソープとハンドソープ
  4. 洗顔フォームと石鹸

で、私は考えて最適化した結果はこれ

  1. 洗濯用洗剤は必要だけど、柔軟剤は不要
  2. 髪も顔も手もカラダもすべて固形石鹸1つで済ませる

「えー?石鹸で頭も洗うの?」って思うかもしれないが、今のところ影響ない。泡立ちが悪いくらい。使っているのは牛乳石鹸の無添加せっけん

 

ちなみにメーカーのFAQにはこう書いてある。下記に引用。

 

’’洗髪には、シャンプーのご使用をお勧め致します。石けんで洗髪すると、毛髪の表面に石けんカス(金属石けん)が残るため、すすぎ時に強くきしみ、毛髪を傷めることがあります。また、感触や光沢を損ない、くしの通りも悪くなります。’’

 

でも私はずっと坊主頭だし、年齢的に白髪も多い。だからむしろ頭皮に優しいほうを求めたほうがいいと思ったわけ。

 

あとは、さすがに石鹸で洗濯するのは大変だし、歯も磨けないし、食器も洗えない。

 

洗剤と柔軟剤は用途が違うし、シャンプーに対してリンス・コンディショナー・トリートメントも用途が違う。

 

ただ私が子供の頃には、シャンプーとリンスはあったけど、それ以外は無かった(と思われる)し、石鹸はあったけどボディソープやハンドソープ、洗顔フォームも無かったはず。

 

そもそも洗剤のクオリティーを上げるより、手洗いの頻度やカラダを洗う要領、入浴後のケアのほうが重要じゃないだろうか。

 

洗濯は昔は二層式の洗濯機で粉末の洗剤を使用していたし、液体の洗剤や柔軟剤は無かった。

 

だから、本来は『無くても良いかもしれないモノ』である疑いを持ってもいいと思う。

 

想像するに

  1. 私達の暮らしが豊かになり、清潔に関する意識が上がり、同時に便利なアイテムが増えた
  2. ドラッグストアという業態が勃興した
  3. 商品アイテムだけではなく、商品カテゴリを増やすことで、企業が売り上げを伸ばしていった

こんな時代の変化に、悪く言えば「消費者が乗せられた」だけなのかもしれない。

 

「専用」のものが増えると、家の中のモノが増える。

 

これには調理器具、調味料、衣類など多岐にわたる。

 

ここまで読んで、なんだかただのケチじゃない?って思われた方もいるかもしれないが、家計の見直しをするための節約ではなく、ミニマリストの視点で行う「ムダ取り」だということを最後に付け加えておきたい。