今年に入って4度目の台湾旅行、コロナ関連について気になる方に向けて、その辺の情報を共有しようと思う。
ゴールデンウィークに旅行される方の参考になれば幸い。
なお、最終渡航日は2023年4月1日~4月6日。
追記)4月22日に再訪
自主防疫期間について
7日間の自主防疫についてはルールは生きているようだが、実際は何かの制約を受けることはない。
これまでは、桃園空港入国時の検疫で抗原検査キットを渡されていたが、これも無くなったようだ。
22年12月31日入境時と、23年1月14日入境時は、それぞれ検査キットが4つ入ったものを渡されたが、23年2月25日入境時は1つだけ。そして、23年4月1日入境時はいよいよ渡されなくなった。さらに4月22日再訪したときも無かった。
以前のように、抗原検査キットを使用して2日に1度確認する必要がないと解釈しても良さそうだ。
マスクの着用
私の肌感では、台湾でのマスク着用率は日本とほぼ同じくらいだった。これ、2月下旬の話。
しかし2月20日以降、マスク着用義務が緩和されたことにより、これがかなり変わったように思う。
今でも公共交通では着用義務が維持されているようだが、それ以外では着用していない人の割合がかなり増えたと思う。
これには春になって、気温が上昇したことも理由の一つに挙げられるのだろう。
なので私自身は、バスや電車、それに隣接する地下街などを除き、ほぼマスクを着用しないで行動していた。
1人1室
旅行者にとって、このルールが実際にどのくらい生きているのか、気になるところだと思う。
結論を先に言うと、このルールは現場運用レベルでは生きていないと思う。少なくとも、私が今回宿泊した場所では、何の問題がなかった。
ある程度旅慣れしている人であれば、宿泊費を安く抑えるために、ドミトリーを選択肢に入れることも少なくない。
台北市内のドミトリーは、日本のカプセルホテルと同じクオリティの部屋も多い。宿泊費を半分に抑えることができれば、3日の滞在で1万円以上滞在費用が変わる。
私は1月に滞在した2回と、2月に滞在した1回は普通のホテルに宿泊したが、今回4月に滞在したのはドミトリーだ。正確に言うと部屋は個室で、それ以外のスペースはすべて共用タイプ。1泊3,000円だった。
アゴダでの予約、入境時、チェックイン時ともに何も指摘されることはない。完全スルー。
余談だが、今回は雪覇国家公園の雪山に登る際、七卡山荘という山小屋にも泊まったのだが、これも平常通りに予約できたし、普通に雑魚寝だ。予約数が少なかったためか、自然とソーシャルディスタンスは確保されていた。
Visit Japan Webとワクチン証明
4月6日に新千歳から入国(帰国)した際、過去最短で検疫、入国審査、税関を通過したと思う。
飛行機を降りてからバスに乗るまでの間で立ち止まったのは、顔認証ゲートと税関のみだったように思う。
Visit Japan Webのファストトラック画面を開いていたが、係員はノーチェックで検疫ゾーンを通過。他の到着便が無かったからなのかもしれないが、理由は定かではない。
ワクチン証明は台湾出国時の搭乗手続き時に確認される。と言うか、確認されると思っていたのでパスポートを提示する際に最初からスマホの画面も見せておいた。
4月25日出国時は、地上係員から提示を求められた。だからまだ1か月くらいはスマホに登録しておいたほうが良いように思う。
結論
入境や現地での行動に関しては、もうかなり平常に戻ったと考えていいと思う。
日本ではマスク緩和が進んでも、検温やアルコール消毒の設備が残っている施設が相当数あるが、台湾ではあまり見かけないように思う。むろん、昨年7月以降に渡航したタイ、ベトナム、マレーシア、シンガポール、オーストラリアシドニーもそうだ。
「行ってみたいけど現在の状況が気がかり」と言う方に向け、「心配無用」という結論で締め括ろうと思う。