日本人が台湾へ行って食事をすると、ちょっと味が薄いと感じません?
札幌で生まれ育った私としては、沖縄や西日本へ行ってもそのように感じる。
で、今年に入って何度も台湾へ行ってるのだけど、いつもコンビニでビールとプリングルスのサワークリーム&オニオンを買っている。緑の缶のやつね。
私はこれが好きで、バンコクでもホノルルでもビールを買う時にはこれも買う。
で、今まであまり気に留めなかったが、台湾で食べると毎回味が薄く感じるのだ。
先ほどアップした動画を観てもらうと分かるが、17時に新千歳空港でプリングルスを食べ、その7時間後にも桃園空港のセブンイレブンで購入したプリングルスを食べた。まあ、食べすぎ。。。
でも僅か7時間しか変わらないから、味の濃さの違いがはっきりと分かった気がする。
で、調べてみた。
日本で販売されている商品の栄養成分表示を見ると、
100g当たり、熱量532kcal、たんぱく質5.7g、脂質30.9g、炭水化物57.6g、食塩相当量1.0~2.2gとある。
他方、台湾で販売されている商品の栄養成分表示は、
熱量509大卡(kcal)、蛋白質5.6公克(g)、脂肪27.3公克、碳水化合物61.7公克、鈉888毫克(mg)とある。
鈉はナトリウム。日本の食品表示法では食塩相当量を記載することになっているから、888×2.54÷1000=2.3(g)となる。
文章だと分かりずらいので、表にして比較してみよう。
日本 | 台湾 | |
熱量 | 532 kcal | 506 kcal |
たんぱく質 | 5.7 g | 5.6 g |
脂質 | 30.9 g | 27.3 g |
炭水化物 | 57.6 g | 61.7 g |
食塩相当量 | 1.0~2.2 g | 2.3 g |
台湾の商品のほうが味が薄いと感じる私としては、日本の商品のほうが食塩相当量が僅かに少ないという予想外の結果にやや戸惑った。
と言うことは、食塩相当量には大きく影響しない何らかの味の要素があるのかもしれない。
なお、日本の商品は原産国はマレーシアになっていて、台湾の商品は香港でも販売されているので香港向けの原材料表示と栄養成分表示も併記されている。
まあ、結論としては、どうでもよいようなたわいもない話。
こういう生活者の視点や、自分の職業に結び付けて旅を楽しもうよ、ということを書きたかったんです。